就活スーツで印象付ける☆面接官から聞くポイントとは

就活スーツで印象付ける☆面接官から聞くポイントとは
就活スーツってどんなものですか?」と尋ねた場合、多くの方は男女とも、上下黒のスーツに白いシャツ、を思い浮かべますよね。同じような就活スーツの集団の中では、「もしかしたら、自分の個性を面接官に伝えるのは難しいかも…。」と考える方もいるかもしれません。

しかし、その同じようなスーツだからこそ、身だしなみにどれほど気を配っているのかを伝えることができるのです。例えば同じスーツでも、パリッと着こなしている方と、よれよれのまま着ている方では、印象がまるで違いますよね。

そこで今回は、就活スーツでいかに面接官に印象付けることができるか、そのポイントをお伝えします。細かいポイントが多々あるものの、決して難しくはありませんので、早速実践してみてください!

 

就活スーツで印象付ける☆
面接官から聞くポイントとは

 

男性の就活スーツのポイント

就活スーツは上下とも同生地で同色、オールシーズン着用OKのものを選ぶのが基本。黒または濃紺のシングルボタン(ボタン穴3つ)が最もベーシックで、スッキリとした印象を与えてくれるのが特徴です。

【 就活スーツ:ジャケット 】

・ 大きすぎず、きつすぎないものを選ぶ(ゆとりがありすぎると野暮ったい印象になります)

背面は中央に切れ目が入っているセンターベントでも、左右に切れ目が入っているサイドベンツでもOK!ジャケットの袖丈は、シャツの袖口が1~1.5cm出る程度が正解です。

【 就活スーツ:パンツ 】

・ 折り目がしっかりついているもの、が面接官が重視してみる部分。清潔感のバロメーターなのです。

パンツの丈の目安は、靴の甲にかかる程度で、短すぎても長すぎても、だらしない印象になるので、ここは慎重にチェックしたいところです。さらにベルトにも注意して、ビジネス用のプレーンなものにすると安心!

【 就活スーツ:シャツとネクタイ 】

○ シャツ

・ 白を基本とし、柄物は避ける。ボタンダウンもカジュアルな印象を与えるため、避けたほうが無難です。

ちなみにシャツは上までボタンを留めて着るもの。あまりサイズと合わないと違和感があるだけではなく、面接にも集中できません。きつすぎずゆるすぎないサイズのものを選んでください。

○ ネクタイ

・ 無地・ドット・ストライプなど、スーツとシャツに合うものを選ぶ。わかりやすいブランド物や派手な色柄物は避けて!

清潔な印象は青系ですが、濃紺では顔が暗く見えることがあるので、注意して鏡でチェックしながら選択してください。ネクタイの結び方は、断然プレーンノットがおすすめ!ディンプル(くぼみ)をつけるときれいに収まります。

【 就活スーツ:靴と靴下 】

○ 靴

・ 黒のベーシックなビジネスシューズとする。

・ かかとがすり減っていないかよくチェックし、きれいに磨くこと。

○ 靴下

・ 黒や紺など、ふくらはぎ辺りまで丈があるもの。

・ 白い靴下と「くるぶし丈」など短い丈の靴下は、ちぐはぐな印象を与えるため避けること。

 

女性の就活スーツのポイント

女性の就活スーツも上下とも同生地で同色、オールシーズン着用OKの就活スーツが基本。色は黒が最も安心です。なお、パンツスーツよりもスカートタイプを選んでおいた方が、どのような業界でも好印象を与えます。なるべく動きやすいものを!

【 就活スーツ:ジャケット 】

★ ボタンをすべて留めた時、体形にぴったりマッチしたものを選んでください。

・ サイズが小さいと全体的に「つれじわ」ができて見苦しくなりますし、大きすぎると野暮ったい印象になってしまいます!

ジャケットの着丈は、ヒップの一番高い部分が隠れる程度、のものが最もスッキリときれいに見えますので、意識して選びたいところ。袖丈は腕を下げた時に、手首が隠れる程度を目安にチェックしてください。

【 就活スーツ:スカート 】

・ 台形のスカートや、タイトスカート・セミタイトスカートが基本の形。ひざが半分隠れる程度の丈が最も一般的ですし、安心できるスカート丈。ただし深いスリットはNG!

ちなみに、Aラインスカートやフレアースカートは、カジュアルな印象になるため避けてください。

【 就活スーツ:シャツ 】

・ 男性と同様に白を基本として、柄物やボタンダウンなど、カジュアルな印象を与えるものは避けた方が無難です。

面接では上までボタンを留めて、清潔な印象で挑んでください!

【 就活スーツ:靴とストッキング 】

○ 靴

・ヒールが5センチ程度の、黒のプレーンなパンプスとする。

男性同様、かかとがすり減っていないかよく確認することが、アピールポイントに!また全体的によく手入れしておくことで、周囲と丁寧さの違いが目立つはずです。

○ ストッキング

・ 肌の色に合った、ナチュラルな肌色のものを選ぶのが基本の形です。ただ、この時の裏ワザとして、やや肌の色より暗い色にするとスッキリした印象になります。

面接では伝線に備えて、必ず予備のストッキングを持参すると、不測の事態にも冷静な対応ができて、慌てたまま会場に着かずに済みます。

 

男女共通の持ち物のポイント!

意外に注目されないバッグですが、バッグはビジネスシーンでは常に持ち歩く、いわばパートナー。ここを美しく扱うことも、アピールになります。

黒やグレーで、A4サイズの書類が折らずに入る大きさがベスト。かつ自立できるものを(面接など、椅子の脇にバッグを置く時に倒れないものとします)選べばバッチリ!

さらに男性なら、就活スーツのパンツに用いるベルトをバッグと同色にしておくと、よりスッキリした印象を与えます。

【 就活スーツ:メガネ 】

★ ファッション性の高い縁のメガネは避けて、縁なしや細い縁のメガネとする。コンタクトレンズを装着するのもひとつの方法。

【 その他・好印象を与えるためにチェックしたいこと 】

・ 服に汚れやしわ、ほころびがないか良くチェックする。

・ ボタンがとれかかっていたら、取り外して付け直しておく。

・ 買ったばかりのスーツであれば、しつけ糸がそのままになっていないか、確認する。

・ スーツのポケットに入れるのは、薄いハンカチ程度にとどめ、膨らませないようにすること。

・ 靴下に穴は開いていないか、ストッキングが伝線していないかを確認する。

・ 靴やバッグに汚れや傷がないか、よく確認する。

・ メガネに汚れがないよう手入れしておく。

 

いかがでしたでしょうか、このようなことにきちんと気を配っていれば、必ず清潔な着こなしとなりますが、ポイントがもうひとつあります。

それは、髪型をきちんと整えているか、ということ。男性も女性も就活スーツに合わせた、清潔感にあふれた髪型を心がけないと、せっかく頑張って整えた服の印象が台無しになってしまいます。

また、女性の場合は顔を明るく見せる程度のナチュラルメイクをする、ということも大切!つまり、身体に合った就活スーツを着るようにして、小物に至るまで清潔感を出すように気を配れば、面接官に与える印象はそれだけでアップするのです。

そもそも、就活スーツは個性を出すためのスーツではありません。相手がどう感じるか、会って気持ちの良い服装に重点を置いたスーツ、ということ。そのことを踏まえて、戦略的に就活スーツを選んで、周囲と差をつけましょう!

まとめ

就活スーツの身だしなみポイントとは

・大きすぎず、きつすぎないスーツを選ぶ
・スーツのパンツは折り目をキッチリと付ける
・女性の就活スーツは体形に合わせる
・ストッキングは濃い目のナチュラルベージュ
・バッグはA4サイズが折らずに入るものを選ぶ
・ファッション性の強いメガネは控える
・だらしなく見えないよう最終的なチェックをする


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