出産祝いの袋の書き方、知らないと恥をかく7つの一般常識

出産祝いの袋の書き方、知らないと恥をかく7つの一般常識
親戚や会社の同僚、またご近所などにお子さんが誕生したという話を聞くとなんだか、とても嬉しくなりますね。生命の誕生の知らせは、なんとも神聖な気持ちに導いてくれるものです。

人生で子供の誕生に接することが出来るのは本当にありがたい事です。日ごろ、いただきものやお祝いをもらったりあげたりする仲であれば、是非心をこめて出産のお祝いをして差し上げましょう。

慶び事の極みである出産のお祝いは、一つ間違えると、こちらは全く意図していなかったことであるのに大変なお怒りを受けてしまうこともあるかもしれません。出産祝いを渡すにあたって、いったいどのような点に注意すればよいのでしょうか。

 

出産祝いの袋の書き方、
知らないと恥をかく7つの一般常識

 

のし袋の選び方から。

お祝いの額が、1万円未満であれば、カジュアルな、可愛らしいお祝儀袋にしてもよいでしょう。

送る時、華やかに見えますね。ただし金額が一万円以上の場合はそういった簡略化したものではなくきちんとした水引のついているものを選びましょう。一万円を包むのであれば水引が印刷されたお祝儀袋でよいでしょう。

他にもちゃんと水引が付いているものや、袋に金縁の飾りがついているものなどいろいろあります。金額に応じて程よいものを選びましょう。

 

水引に気をつけましょう

水引の結び方がちょうちょ結びの、お祝儀袋になっているものを使います。結び切りと言って、結婚祝いなどに使うような結びの水引は、同じお祝い事といえども好ましくありません。

結び切りのものは、何回も続いて欲しくない事柄の時に使用し、何度もほどいたり、結んだりすることのできる、ちょうちょ結びの水引は、何度も起きてよいようなお祝い事の時に利用します。

水引の色は紅白、赤金、赤銀の組み合わせの水引のものを使い金と銀の組み合わせの水引はつかいません。

 

のし袋のお祝いの表書き

水引の上には、「ご出産祝」や、筆で書くことが正式です。多少ぎこちなくても筆ペンなどを使って書くと、帰って返って心がこもるでしょう。

もし、筆書きは、ちょっと自信が無いと思われる方は、表書きのゴム印もありますのでそういったものを利用しても良いかもしれません。

祝いの上に御をつけて、「御出産御祝」とする場合、5文字となり文字数が多くなるので、2段にわけ、御祝をメインにかき、御祝の文字の右上に小さめに御出産と書きます。「御出産祝」と文字を避けたい人も5文字の「御出産御祝」を使用します。

 

のし袋の裏面の折り方

のし袋を使用し、裏面に折り返しがある場合、必ず下からの折り返しが、外側になるようにしなければなりません。反対の、上からの折り返しを外側にしてしまうと、気が下に向くようで不吉であり、不祝儀の場合の作法となります。

もし意図していなくとも間違えてしまうと縁起でもないと、怒られてしまいかねないので、この点は必ず、気をつけましょう。不祝儀の場合とお祝儀の場合の作法はこのように紙一重であることがほかにも多いので注意しましょう。

 

お札について

お子さんの誕生という、大変な喜び事であるので、お札は、是非新札を用意しましょう。

日頃から、新札を手にした時に より分けて取っておくとよいのですが、多少なりともよれたり折り目がついているお札しか無い場合は、ここはひと手間かけて銀行で新札に両替してもらってお祝儀袋に入れましょう。

包む金額は、死を連想させる「4」や、苦しむという言葉を連想させる「9」のつく金額は、避けましょう。この点はほかのお祝いごとと同じです。

 

御祝を渡す時期

本来ならば生後7日目の、お七夜に渡すのがしきたりでした。

通常、出産祝いのお返しである内祝は、生後1ヶ月の頃のお宮参りが終わってから、手配するので、それを考えると、出産祝を送るのは、少なくともそれ以前に渡さなければ、もらったほうとしては、お返しのために何度も手配することとなり、そうでなくても、赤ちゃんのお世話で大変なのですから、手を煩わせないように、できれば遅くとも生後2週間のうちには、出産祝いを渡すと、良いでしょう。

 

出産祝いを渡す方法

自宅にお祝いを渡しに出向くのは、迎える方としては、大変負担になります。体が本調子でない母親や、まだまだ新生児である赤ちゃんをかかえ、家の中も、来客に対応できる環境ではないでしょう。

赤ちゃんに風邪でもうつしてしまっても大変です。どうしても直接出産祝いを渡したいのであれば、退院する前の病院に出向くか、赤ちゃんの顔を見に行きたいのであれば、もう少し日にちが経ってからにすることにして、お祝いは、郵送するようにしましょう。

 

出産祝いをあげるということは、もちろん心がこもっていればそれだけでも良いとは思いますが、やはり、人生の一大事である、出産、生命の誕生というこの上ない喜び事なのですから、こちらの意図しなかったようなことで、相手に不快な思いをさせぬように 細部にまで気を配らなくてはなりませんね。

お祝いごとと不祝儀の作法はちょっとした違いであること多く、日ごろから、このような事柄があった時は意識して覚えておくようにしておくといざという時に間違えることもないでしょう。

まとめ

出産祝いの袋の書き方、知らないと恥をかく7つの一般常識

・のし袋の選び方から。
・水引に気をつけましょう
・のし袋のお祝いの表書き
・のし袋の裏面の折り方
・お札について
・御祝を渡す時期
・出産祝いを渡す方法


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