好感が持たれる志望の動機の書き方、7つの例文

好感が持たれる志望の動機の書き方、7つの例文
就職するにあたり、その会社を選ぶ目的は、その人それぞれでしょう。会社であっても、採用する人を選ぶ目的はそれぞれで、選考する時に重視するのも、学歴や職歴、人柄、テストなどそれぞれです。

でもその中でもどの会社も上位を占めているのが、「志望の動機」なのです。どうして自分の会社を選んでくれたのか?会社に入ってどんなことがやってみたいのか?

その志望の動機が、自分の会社のどこにどんな風に役立ってくれるのか?とイメージできるような志望の動機なら、きっとポイントも高くなりますよね。逆に、差し障りないように・・・と模範解答過ぎると「どの本を見て書いてるのかな」と疑われてしまうこともあるんです。

ではいったいどんな風に志望の動機を書いたらいいのでしょうか。この会社で働きたい!と思える会社に好感を持ってもらえる志望の動機の書き方の例文を7つお教えしましょう。

 

好感が持たれる志望の動機の書き方、
7つの例文

 

まず結論から書き始めるようにしよう

なぜこの会社に入りたいと思ったのか。

その志望の動機を書く時には、まず最初に結論から書いてみましょう。いろいろな説明があると、一番大切な志望の動機がぼやけて見えてしまうことがあります。

一番最初に一番大切なことを伝え、後から説明していくという手法です。

【例文】

私が御社を選んだ志望の動機は、自分の夢を実現できる会社だと思ったからです。

というのも、私は子供の頃から御社の製品に囲まれて育ち、いつかこれを自分で作りたいと願ってきました。

 

なぜこの業界を選んだのかを伝えよう

会社への志望の動機といっても、まずいきなり会社を決めるということは少ないでしょう。

最初はその業種や業界への志望の動機があり、その中からひとつの会社への志望の動機が生まれてくるものだと思います。

なぜその会社を選んだのかよりも先に、まずはなぜこの業界を選んだのかを書きましょう。

【例文】

私は子供の頃から計算機を触ることが大好きで、いつか毎日計算機を触れる仕事につきたいと本気で思ってきました。

そこで経理という仕事につきたいと思い、簿記の学校に進みました。

 

この会社を選んだ独自性をアピールしよう

志望の動機の中で大切なことは、「なぜこの会社を選んだのか」ということをしっかり書くということです。

なぜこの会社を選んだのかということは、他の会社に置き換えても問題ない内容では意味がありません。

どうしてこの会社を選んだのかという独自性をきちんと伝えることが大切です。

【例文】

私は以前から○○に興味があり、様々なイベントやセミナーに積極的に参加していました。

そこで、御社社長の公演をたまたま聞き衝撃を受け、この会社しかない!と思いました。

 

会社の求める人材を把握して強みを伝えよう

会社の求人情報には、実はいろいろと志望の動機のヒントとなることが隠されています。

どんな業種か、どんな目的で今回は求人を行っているのか・・・ということがヒントとなります。

例えば、「新規営業所立ち上げのため、営業募集。」という求人であれば、そうなったらどんな仕事が望まれるのかのイメージをふくらませてみましょう。

【例文】

私は営業職にずっとついてきていますが、パソコンでの作業も得意で、営業以外にも簡単な事務作業もすることが出来ます。

 

この会社に入ったら何が出来るかをアピール

志望の動機を伝える時には、どうしてこの会社を選んだのかだけでなく、この会社に入ったら自分には何が出来るのかということをしっかりアピールしましょう。

どんなことをしてもらえるかというイメージが湧きやすいと、面接官の印象もよくなります。

【例文】

今まで培ったパソコンのスキルを活かして、営業だけでなく、簡単なパソコンの保守やトラブルにも対応することが出来ます。都度、外部の業者にオーダーする必要がないので、経費削減のお手伝いも出来ると思います。

 

自分の将来のビジョンを強調しよう

志望の動機には、必ず自分が将来どんなことをしていきたいのかというビジョンも伝えるようにしましょう。

自分の将来のビジョンがある人は、それに向かって一生懸命仕事をするものです。その姿勢が伝われば、面接官も好印象を受けるでしょう。

【例文】

私は、小さくてもいいので自分の会社を持つことが夢です。

御社のような、小さな事業所が沢山あり、1人で多くの職種をこなすというスタイルは、私の夢につながる道筋になると感じてします。

 

この会社に入る決意を熱く伝えよう

志望の動機を書く時には、自分の決意も伝えるようにしましょう。

どこでもいいのか、働かなくてもいいのかと感じてしまうような志望の動機では、面接官に熱い思いは伝わるはずもありません。入社したら、こんなことをしていきたい!という熱い思いをしっかりと伝えましょう。

【例文】

私は、常にいろいろなことに挑戦して自分を成長させていきたいと思っています。御社に入社することが出来たら、今以上に自分を成長させられるよう、与えられた仕事をしっかりこなしていきたいと思っています!

 

このように志望の動機の書き方とは、聞かれたことに答えるだけでなく、自分の思いを相手に伝えることが重要です。

聞かれたことに簡潔に答えることも確かに大切なことですが、そこからイメージを膨らませて、自分をしっかりアピールすることも大切なことなのです。

志望の動機を読んだ面接官が、どれだけイメージを膨らませてあなたを採用したら自分の会社にどんないいことがあるのかということを現実として考えてもらえれば、好感を持ってもらえることでしょう。

きちんと具体的に自分をアピールすることが、志望の動機を書く時に一番大切なことなのです。しっかり自分をアピールしましょう。

まとめ

好感が持たれる志望の動機の書き方、7つの例文

・まず結論から書き始めるようにしよう
・なぜこの業界を選んだのかを伝えよう
・この会社を選んだ独自性をアピールしよう
・会社の求める人材を把握して強みを伝えよう
・この会社に入ったら何が出来るかをアピール
・自分の将来のビジョンを強調しよう
・この会社に入る決意を熱く伝えよう


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