転職面接に臨む前に改めてチェック!就活5つの服装ルール

転職面接に臨む前に改めてチェック!就活5つの服装ルール
転職のための面接の服装は、考えてみれば難しいものですよね。新卒ならばリクルートスーツでOKですが、社会に出て年月を経ればさすがにそれも難しくなるものです。さらに「転職の面接の服装はこれで決まり!」というようなサンプルも乏しいため、どうしても自分で考える部分も多くなってしまいます。

しかし、転職するということは一度は社会に出たのですから、やはりその点を上手にアピールしたいものです。それには言葉やしぐさで熱意や誠意を伝えると同時に、あなたを「一緒に働きたい」と先方に感じさせるような服装や身だしなみも不可欠となります。

そこで今回は、転職の面接にふさわしい服装のルールついてお伝えいたします。あなたの就活のお役に立ちますように!

おすすめは「リクルートスーツ」ではない「ベーシックなスーツ」

冒頭でも述べましたが、男女とも定番の黒のリクルートスーツはどうしても「学生の就活」の印象が強くなってしまうものです。特に学校の卒業から何年も経ってしまうと、転職の面接時の服装としては「きちんと感」よりも「年齢との噛み合わなさ」「頼りなさ」を醸し出してしまうかもしれません

そこで、グレーやネイビーのベーシックなスーツをおすすめします。このようなスーツが一着あれば入社後にも着用の場面があることは間違いありません。そしてもしも黒のベーシックなスーツを選ぶなら、素材や形がリクルートスーツに見えないものがおすすめです。

そしてジャケットのサイズやパンツ・スカート丈が自分に合っていないとマイナスの印象を与えますので、スーツはショップでしっかり試着して、スタッフにアドバイスを貰いながら選ぶとさらに安心です。

 

まだリクルートスーツに違和感がなければ、インナーで工夫を

もしも20代も半ばくらいの転職でしたら、まだリクルートスーツ姿に違和感がない場合があります。就職はしたけれどこの職場は合わない、他の業種にやはりトライしたい…という「就職して1年足らず」の転職希望ならなおさらです。

そんな時は、男性ならシャツを白以外にしてネクタイもそれに合うものに換え、女性ならインナーをカットソーや上品なデザインのブラウスに換えれば「学生っぽさ」が抑えられてスーツの印象も違ったものになります。ちょっとしたことですがあくまでも「転職の面接のための服装」ですので、工夫をしてみましょう。

 

「自由な服装でお越しください」と言われた時の服装は?

転職の面接の服装で一番困るのが、この「自由な服装でお越しください」と先方から知らせがあった時ではないでしょうか。これは職場側の気遣い(スーツを用意するのも大変だろうという理由)や、社員がカジュアルな服で出勤しているような職場などの時に伝えられることがあります。

そんな時でも、やはりベーシックなスーツが転職の面接の服装としては最も間違いはありませんが、あまりにパリッとしているのがどうかと思う場合は「ビジネスカジュアル」を狙ってみてはいかがでしょうか。

男性ならジャケットにパンツ(揃いの素材や色でなくても良い)、シャツに上品感のあるネクタイが良いでしょう。もしクールビズスタイルで、とも伝えられていたらノーネクタイでOKです。女性ならジャケット+スカートまたはパンツに、すっきりきれいに見せてくれるようなブラウスやシャツなどがふさわしいと言えるでしょう。

もしも職場がクリエイティブ系やアパレル系だったら、公式サイトや求人情報などを参考にして、社員がどのような服装で出勤しているかリサーチしてから服装を考えるのも有効です。しかしどのような「ビジネスカジュアル」であっても、清潔感が第一であることを覚えておいてくださいね。

 

服装だけでなく、バックや靴、ヘアスタイルにも気配りを

転職の面接の服装がバッチリ決まっていても、バッグや靴やアクセサリー、ヘアスタイルなどがそぐわなければもちろんNGです。そのあたりは新卒の就活時と同様、気配りを忘れないよう注意しましょう。以下に説明します。

《バッグ》

男女とも、A4サイズの書類が入る黒やこげ茶のビジネスバッグ。床に置いたときに自立するタイプのものを。

《靴》

男性→シンプルな黒の革靴。
女性→ヒールが5センチ程度で太めの、シンプルな黒のパンプス

《アクセサリー》

男女とも派手なものを避け、結婚指輪や腕時計くらいにとどめること。

《ヘアスタイル》

・まとまりのないヘアスタイル、目を隠す長さの前髪、派手なカラーリングは避けること。
・女性はスッキリ感のあるまとめ髪にすると良い。

 

これだけは避けたい「転職の面接時の服装」

最後に、転職の面接時の服装としてはNGのものをざっとお伝えします。

《服装》

・デニム素材の服装(Gパン、Gジャンなど)
・Tシャツやポップ柄のシャツ、ロゴの大きく入った服などカジュアル性の高い服装
・キャミソール・タンクトップ、ミニスカートなど露出度の高いデザインの服装

《靴》

・スニーカーやサンダル、ブーツなどのカジュアル性の高い靴
・大きな飾りがついていたり、派手なデザインの靴

《バッグ》

・派手だったり大きなロゴの入ったバッグ
・いかにもブランド物のバッグ
・リュックやトートバッグなど、カジュアルなバッグ

 

以上、転職の面接の服装についてお伝えしました。新卒の就活ではさまざまな服装や身だしなみのマナーのマニュアルがありますが、転職のための就活においても、基本的にマナーはそれに準じるものだと言えます。しかしアピールすべきはもちろん「学生らしさ」ではありませんから、社会に出た経験がある者としての「常識」や「誠実さ」が前面に出る服装が大切と言えます。

とは言え難しく考える必要はありません。手持ちの服で生かせそうな服があればそれを利用しても良いのですし、この機会にこれからも長く使えそうなスーツやバッグ、靴などをできる範囲で揃えてみるのもよいかもしれません。ともかく第一印象でどんな時にも大切なのは「清潔感」なのですから!

まとめ

転職の面接の服装は

・おすすめは「リクルートスーツ」ではない「ベーシックなスーツ」
・リクルートスーツに違和感がなければインナーで工夫をしてみよう
・「自由な服装でお越しください」と言われたらスーツまたはビジネスカジュアルで
・服装だけでなく、バックや靴、ヘアスタイルにも気配りをしよう
・カジュアルなもの、派手なものなど「面接にそぐわない服装」は避けよう


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