ビジネスシーンで恥をかかない為の正しい言葉遣いとは

ビジネスシーンで恥をかかない為の正しい言葉遣いとは
社会人にとって、正しい言葉遣いをすることは当たり前のビジネスマナーと言えますよね。言葉遣いがぎこちないと、第一印象も悪くなってしまいます。社内ではもちろん、お客様や取引先に対しても、丁寧な言葉遣いを心がけて接していく事が大切です。

正しい敬語やビジネス会話を使いこなせるようになると、コミュニケーションがスムーズにとれるようになり、仕事の効率もアップすることでしょう。社会人として、それぞれのシチュエーションで言葉遣い、敬語などを自然に使い分けられるようになれば、上司との関係、取引先との関係、お客様との関係など、多方面で良い関係が築け、仕事がやりやすくなることは間違いありません。

しかし、敬語は、友達と会話をするように馴れ馴れしく、タメ口で話すようにはいかなもの。間違えた言葉遣いをしてしまうと、自分が恥をかくだけでなく、仕事上でも問題が出てきてしまうことにもなりかねません。

そこで今回は、社会人として身に付けておきたい正しい言葉遣いとはどんなものなのか、押さえておきたいポイントについてお伝えします。



 

ビジネスシーンで恥をかかない為の
正しい言葉遣いとは

 

上から目線や偉そうな言葉遣いに注意


よく、社内ですれ違った時などに、挨拶替わりのように「ご苦労様です」と声をかける人がいますが、先輩や上司が後輩や部下に対して「よく頑張ったな」と感謝の気持ちを表すために使うのであれば問題ありません。しかし、目上の人に対しては「ご苦労様」は使ってはいけない言葉になります。新入社員は上司に対して「お疲れ様です」を使いましょう。常に「お疲れ様です」を使うように心掛けておくと、いざという時に間違わずにすみます

また「了解しました」という言葉がありますが、この言葉はつい「わかりました」と言う意味で何気なく使ってしまいがちです。「了解」に「しました」をつけているので、お客様や目上の上司に対しても使ってしまうことがありますが、実は失礼に当たると言われています。お客様や上司に対しては、「わかりました」や「承知しました」を使用するようにしましょう。また、「はい、かしこまりました」と言えると、素直な感じが伝わり好感度も上がります。ぜひ「かしこまりました」を使いこなして、一目置かれるビジネスマンになりましょう

 

敬語の種類は3種類


敬語は尊敬語と謙譲語、丁寧語に分類されます。意味を理解して使用しないと、とんでもない間違いをおかしてしまいます。

尊敬語は、相手を立てたい時に使用する表現です。自分よりも目上の人などに対して相手に敬意を表し、相手を敬う言い方をします。「先輩がお立ちになる」や「社長がお座りになる」「お客様がお帰りになる」などがあります。

謙譲語は、自分を下げて、相手を立てる言い方です。これは自分だけではなく、社内の人を社外の人に話す場合もあてはまります。例としては「私どもの〇〇(社内の人)がそのようにおっしゃっておりました」ではなく「私どもの〇〇がそのように申しておりました」と使います。

相手が主語の場合、動詞は尊敬語になり、自分(自分の会社や家族など)が主語の場合、動詞は謙譲語になります。簡単な覚え方として、相手のする動作だったら「尊敬語」、自分がする動作だったら「謙譲語」を使う、違いはその動作をするのが、自分か相手かという事だけです。そこに気をつけることが出来れば難しい事はなく、その場にあった言葉を使えるようになります。

丁寧語は、状態や事柄の内容の話の語尾に「です」「ます」「ございます」などをつけて丁寧に表現する言葉です。また、文字の頭に「お~」「ご~」をつけたりもします。お菓子、お父さん、ご本人などがありますが、「お話」「お知らせ」など訓読みの単語には「お」、「ご意見」「ご報告」など音読みの単語には「ご」を付けます。この使い分けを混同しないようにしましょう。しかし、中には「お時間」のように例外もあるので注意が必要です。

自分の行動や行為に関する言葉には基本「お」や「ご」はつけませんが、自分の行為でも相手に対していう「お礼」「ご連絡」「ご報告」などは、「お」や「ご」をつけて話します。丁寧語は相手に関係なく、日常会話でよく使われます

 

二重敬語などつい使ってしまう言葉には要注意


相手を敬う言葉が敬語です。しかし、あまりに敬語に気を取られすぎて「二重敬語」を使ってしまうことがあります二重敬語とは、言葉通り、敬語を二重に重ねてしまう事ですが、これには注意しなければなりません。

例えば、つい「社長様」と言ってしまいがちが、社長と言う役職が敬語になっているので、「様」は本来不要です。また「お召し上がりください」という言葉がありますが、「召し上がる」は、「食べる」の尊敬語になりますので、「お」を付けると二重敬語になってしまいます。二重、三重に敬語をかさねると、かえって何を言っているのか、伝わりにくくなってしまうことがあり注意が必要です。

さらに「おっしゃる」や「お越しになる」と言う敬語に、「おっしゃられる」「お越しになられる」など、「~られる」と尊敬語を付け足して使っている人がいますが、相手に対して失礼には当たらなくとも、二重敬語になってしまい、まわりくどい印象を与えてしまいます。こうした丁寧すぎる言葉遣いにも十分気をつけたいものです。

また、二重敬語ではありませんが、よく「本当ですか」と聞き返す言い方を何度もする人もいます。こうしたつい使ってしまいがちな言葉遣いは、人によっては、不快に感じたり、耳障りに感じたりしてしまうので、なるべくなら使わないようにした方が良いでしょう。社会人は印象が大事です。

 

いかがでしたか。難しいと思う言葉遣いもポイントを押さえれば、自分のものに出来そうですよね。

しかし、実際の会話の途中で、この言葉遣いでよいのか、あっているのかを確認するのは難しいものです。ですから、正しい言葉遣いをしているのか、確認の意味でも、身近な上司や先輩の言葉遣い、電話応対などを注意深く聞く事は大事になってきますし、それが一番手っ取り早い勉強法と言えるでしょう。しかし、何年か先に入社した先輩でも、皆が正しい言葉遣いをしているとは限りません。おかしいなと違和感を感じたら、常に自分で確認をして、正しい敬語を身に付けるように努力しましょう

間違った敬語を覚えてしまうと後々直すのに苦労することになります。ここで使っても良い言葉か、相手に対して失礼な言葉遣いになっていないかなど、意識しないといけない場面で最初からスムーズに正しい言葉遣いをする事はなかなか難しいものです。慣れている人でさえ言葉遣いで失敗してしまう事もあります。ですから、初めのうちは声に出す前に、頭の中で繰り返し言ってみる事が大事です。正しい言葉遣いをマスターして、どのような場面でもスムーズに使いこなせるようにしましょう。

まとめ

言葉遣いで失敗しないようにするには

・上から目線や偉そうな言葉遣いに注意しましょう。
・敬語の種類を覚えて、相手に失礼にならないよう注意しましょう。
・二重敬語などつい使ってしまう言葉遣いに注意しましょう。