49日法要の香典準備、直前で慌てないための7つのマナー

49日法要の香典準備、直前で慌てないための7つのマナー
49日法要、七七日忌(しちしちにちき・なななぬか)とも呼ばれる法要です。仏教では7日ごとに裁きが行われるとされている為、7日×7=49日の法要となりました。その為、七七日忌や四十九日と呼ばれたりするのです。

忌明けとなる、この四十九日法要は、遺族や親族、親しい友人や知人等が集まって盛大に行われます。案内のハガキが届いたら、参加するのがマナーです。出来る限り都合を付けて、故人またご遺族の為にも参列されて下さいね。

今日は、参列する際に必要な「香典のマナー」です。直前になり慌てて調べたり、準備されたりする方もいらっしゃるでしょうから、順を追って説明します。

知っていて損のない情報ですから、一度目を通して読んで下さい。



49日法要の香典準備、
直前で慌てないための7つのマナー

 

仏式、宗派をチェックしよう。


香典袋を用意する前に、故人の宗派をチェックしておきましょう。四十九日法要を行いますから、仏式である事に間違いはありませんが、浄土真宗の場合は注意が必要です。浄土真宗には「霊」と言う概念が存在しません。

香典袋、不祝儀袋に記載する表書きが異なってきますから、事前に調べておくと良いでしょう。

ご遺族に直接確認しても宜しいですし、周りの方に確認しても良いです。故人が信仰していた宗派ですから、失礼に当たらないよう、必ずチェックして下さい。

 

入れる金額、相場を知っておこう。


香典の金額は、食事の有無によっても相場が異なります。

忌明けとなる日の法要ですから、食事会が行われる場合が殆どではありますが、分からない場合は、ご遺族の方に確認しておくと良いでしょう。香典は、お斎(法要後の食事会の事を指します)の金額を考慮しながら、お包みして下さい。

故人の宗派や地域によっても多少の差がありますが、大体の相場は5千円~1万円×人数分になっています。ご家族全員で参列される場合は、人数も計算しながらお包みしましょう。

 

香典袋、不祝儀袋を用意しよう。


では大切な香典袋、不祝儀袋の準備です。

四十九日法要では、黒白の結び切りの水引を用意します。お包みする金額が一万円以下でしたら、水引が印刷された袋で構いません。1万円以上の香典をお包みする場合は、実際の水引が使用された袋を選んで下さい。

たまに見かける、蓮の絵が印刷された袋もありますね。仏式ですから描かれた袋でも、何もない袋でも、どちらでもOKです。

包む金額により用意する袋が異なるとだけ、しっかり覚えておきましょう。

 

表書き、使用する筆記具を知ろう。


「御仏前」又は「御佛前」と記載する場合は、黒墨の毛筆、筆ペンで構いません。

「御霊前」と記載する場合は、薄墨の方が正しいマナーですが、印刷された“のし”を使用する場合は、印字の色に合わせて選ぶと良いでしょう。浄土真宗の場合「御仏前」又は「御佛前」と記載します。それ以外の宗派の場合は、注意が必要です。

故人が亡くなってから49日前、49日目で記載する表書きが変わってきます。地域によって「御霊前」と記載したり、又は「御仏前」と記載したりと、ルールが異なりますから、周りの方に確認してから記載すると良いでしょう。

 

表書き下段、中包みの書き方を知ろう。


では、表書き下段、名前の書き方に移ります。

一人で参列される場合は、ご自身の苗字と名前を記載すれば宜しいです。御夫婦で、故人と縁が深かった場合は、連名で記載します。会社やご友人一同で香典を包む場合は、3名以上ならば○○一同とし、3名までなら全員分の名前を記載しましょう。

次に、中包みの書き方に移ります。中包み(内袋)の裏面に、金額・住所・名前を記載するのが一般的です。右側に「金○萬円」と記載し、左側に住所や名前を記載して下さい。

3名以上で包む香典の場合、中包み裏面に住所は記載せず、「名前 ○○円」と順番に記載すると良いでしょう。

 

使用するお札、入れ方に注意しよう。


ではお包みするお札、お金の入れ方です。

使用するお札に決まりはありませんが、四十九日の法要は、あらかじめ日程が分かっている法事ですから、念のため新札を用意しておきましょう。そのまま入れても大丈夫ですが、気になる場合は、一旦折り目をつけてお包みします。お札が2枚以上になる場合は、同じ向きにするという事だけ覚えておいて下さい。

お札の入れる向きに関しては、諸説ありますから、それ程気にされなくても宜しいですし、それほど失礼にも当たりません。どうしても気になる場合は、周りの方に確認してから入れると良いでしょう。

 

渡し方のポイントを抑えよう。


では、四十九日法要時でのマナーです。準備した香典を袱紗に包んで持って行きます。使用する袱紗は、濃紺・グレー・深緑・紫など弔事に相応しい色の物を選んで下さい。

ない場合は、同色合いのハンカチ等でも構いません。施主に、「御焼香させていただきます」等と一言伝え、本堂やご遺影前に向かいます。故人のご自宅で行われる場合は、仏壇前に向かいましょう。

祭壇に仮仏壇や仏壇がありますから、そちらに香典を置きます。お線香をあげられる場合は、ご焼香し、出来ない場合は、軽く手を合わせてお参りして下さい。

 

いかがでしたか。

香典袋、不祝儀袋のマナーが、いかに大変か分かりましたね。法事法要の中でも四十九日法要は、一番困惑するマナーです。地域や宗派など、考慮すべき点が沢山ありますから、直前で慌てない為にも前もって確認しておくと良いでしょう。

故人が極楽浄土へ向かう日、またご遺族にとっては忌明けの日となりますから、出来る限りマナーに沿った方法や身だしなみで参列して下さいね。まだまだ傷が癒えない段階ですから、ご遺族への配慮、心遣いを忘れずに参加しましょう。

 

まとめ

49日法要の香典準備、直前で慌てないための7つのマナー

・香典袋、不祝儀袋を用意しよう。
・仏式、神社神道、宗教をチェックしておこう。
・名目、のしの書き方を知っておこう。
・お斎、食事会の有無を確認しておこう。
・相場をチェックしよう。
・お金の入れ方に注意しよう。
・渡し方のポイントを抑えよう。
・参列出来ない時のマナーを知っておこう。