面接のお礼状を送るなら☆好印象になるポイントと注意点


面接後にお礼状を書くと、採用に有利なんて言われますよね。ホントなのか気になるところですが、純粋に時間を割いて検討してくれた事への感謝を伝えるなら、「後で後悔するよりは、出来る事はやっておきたい!」気持ちは当然!

もともと不採用と決定していたものが、面接のお礼状によって大逆転!なんて事は、あまりないかもしれませんが、面接官も人間。「ポテンシャル採用」などの名前まであるように、ベンチャー企業などでは「やる気重視」なんて会社も多いのです。

そう考えると、採用か不採用か採用担当者が悩んでいるときには、影響を与える可能性も大きいもの…。特に、担当者が候補者のどちらにしようかを悩んでいるときには、決め手になることも考えられます。

でも、自分がそういう状況にいるかどうかなんて分かりません。可能性の問題です。それでも、可能性があるなら是非精一杯やっておきたいですよね。そこで今回は、面接のお礼状を送るにあたって、好印象になるポイントと注意点をお伝えします。

 

面接のお礼状を送るなら☆
好印象になるポイントと注意点

 

いつ送るのか

面接のお礼状は、その日のうちに出してください。企業側は面接後の判断をそんなに悠長に待ってはくれません。早く出しておかなければ効果は期待できないのです。

【 面接のお礼状のコツ、タイミング 】

★ 郵送で送ると届くのに2~3日かかりますので、1日の遅れは命取り。遅くても翌日には出すようにしてください。メールなら即届きますので、便利。

・ 面接官の連絡先が分かっている場合は、直接その方宛に送れば問題ありません。面接のお礼状であることが分かりやすいように工夫してください。

メールなら件名にその旨を書けますし、郵送の場合は出だしの文で「面接のお時間をいただいた○○と申します」と書いて、分かりやすくするのもポイント。

面接のお礼状を送る連絡先が分からない場合は、企業の採用窓口宛てに送ってください。宛名は「○○会社人事採用ご担当者様」とします。

 

郵送するなら、手書きで

IT関連や外資系の企業はスピードを重視する傾向があるので、面接のお礼状をメールで送るのが効果的かもしれません。しかし、老舗の企業であれば、郵送で送る方が効果を期待できます。

【 面接のお礼状のコツ、手書きで 】

★ しかも、印刷ではなく手書きの方が気持ちが伝わるはず。慣れないので大変かもしれませんが縦書きで、いつも以上に、しっかり丁寧に書いてみてください。

・ 筆記具は万年筆かインクペンが好印象、色は黒か青で書いてください。

ちなみに、ボールペンは、カジュアルになりすぎるのでNG!もちろん、シャーペンや鉛筆もNGマナーですので、せっかく書くなら万年筆がインクペンで決めるのがおすすめです。

 

感謝の思いをしっかり伝える

面接のお礼状で最も伝えたいことは、面接に対応して頂いたことへの感謝。忙しい中、時間を割いてくださったことへの感謝をしっかり伝える、純粋な気持ちが大きなポイント!

【 面接のお礼状のコツ、内容 】

★ わざわざお礼状を書いて、それを伝えようという礼儀正しさが、担当者に訴えかけるものになるはず。

・ もし面接のお礼状で自己アピールをしてしまうと、かえって悪い印象になってしまう事になり兼ねませんので、出来れば避けるのがベターです。

 

簡潔に書く

採用の担当者は多くの仕事を抱えています。長々と文章を連ねてしまうと、大きくマイナスイメージがついてしまうかもしれません。簡潔に感謝の思いを伝えることに徹するのがマナー。

【 面接のお礼状のコツ、簡潔に 】

★ 面接のお礼状の内容は、面接の時間を割いてくれたことへのお礼を伝え、それから面接の感想を書くと言う流れ。

・ そして、面接によって志望度がさらに上がった事を伝えます。もしかすると、担当者の目に留まるかもしれません。

しかし注意したいことですが、面接のお礼状で熱くなり過ぎないようにしてください。簡潔にすることを忘れないで、スッキリとまとめた方が好印象です。

 

返信不要であることを伝える

メールで面接のお礼状を送る場合には、返信不要であることを伝える心遣いは嬉しいもの。「ご返信は不要です。」などの一文を末尾に入れるだけで、その配慮が伺えます。

【 面接のお礼状のコツ、返信不要 】

★ ビジネスの社会ではメールに返信するのがマナー。この一文をいれることで相手の手間が随分減ります

・ 担当者はたくさんの仕事を抱えていますので、この気遣いで好感度アップ!になるかもしれません。

 

いかがでしたでしょうか、ちょっとしたひと手間ですが面接のお礼状を送ることで、好印象を与えることができる事、そのコツが分かったのではないでしょうか。この現代だからこそ、すぐにお礼を伝えてくるというのは、担当者の心に響くものになるはず。

でも、面接の結果に影響があるかもしれないという下心は封印!不思議なことに下心のある文章は、相手を不快にさせるもの…。純粋に感謝の気持ちを伝えれるかどうかが、大きなポイント!

そのためには、自分を採用担当者の立場に置き換えて、相手の気持ちを考える文章を…。何が書いてあると嬉しいか、どんな言葉遣いだと、さわやかにされるかなどよく考えて書くとベター。そして、つたなくても自分の言葉で思いを丁寧に書いてください。

面接のお礼状を送ることによって、採用の合否が逆転するとは限りません。ただ感謝を伝えるという、ビジネスマンとして重要なスキルが、自然に身に着くのもメリット。

たとえ、その企業に就職は叶わなかったとしても、自分の財産となることは間違いありません。自分の純粋な感謝の気持ちを面接のお礼状で伝え、今後の社会人としてのスキルのひとつとしてしまいましょう!

まとめ

好印象を与える面接のお礼状

・面接後、その日のうちに送る
・万年筆かインクペンで手書きにする
・時間を割いてくださったことへの感謝
・時間を取らせないよう簡潔なものにする
・返信不要であることを明記しておく


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