就活の電話マナー☆面接官が明かす好感度のポイントとは

就活の電話マナー☆面接官が明かす好感度のポイントとは
就活では電話のマナーもおざなりにはできませんよね。履歴書やエントリーシートは事前に書いて用意するもの。作成にいくらでも時間をかけることができますし、事前準備も十分にできます。

また、面接は日時が決まっているため心の準備をすることができます。しかし、就活で電話がかかってくるタイミングは、決まった日時とは限りません

スマホに登録していない、知らない電話番号から不意にかかってくるため、とっさに対応をしなくてはいけないという点で、履歴書や面接とは異なる難しさがあります。

就活で電話のマナーまで人事担当者が採用の基準にしているかは、企業や担当者によりますが、好感度を上げる要素に充分成る得ることは、想像できますよね。そこで今回は、実践すべき就活の電話マナーを、6つのポイントでお伝えします。

 

就活の電話マナー☆
面接官が明かす好感度のポイントとは

 

就活電話のとり方

就活では電話の取り方から注意が必要。スマホに電話がかかってきた場合、基本的には相手が自分の番号を知っていてかけてきていることが前提のため、普段は「もしもし」と言いながら電話を取るもの…。

【 就活の電話マナー:とり方 】

★ しかし、就活では「はい、〇〇です」と言って電話を取らなくてはいけません。

・ ビジネスマナーとして、自分の名前を名乗って電話を取るのは常識ですから、いつもの癖で「もしもし」と言わないように意識する必要があります。

 

「お世話になっております」

人事担当社から就活の電話がかかってくる機会は、次の面接の日時や持参すべき持ち物についてなどの案内や、選考結果の知らせなど事務的なものばかり。

しかし、ただの事務的な連絡だと思って気を抜いてはいけません。実際には人事部の採用担当者や役職者が電話をかけてきている場合もあるからです。

【 就活の電話マナー:お世話になっております 】

★ 先方は「〇〇会社の△△です」と名乗ったらまず「お世話になっております」と言うと好感度アップ!

・ この言い回しは社会人になってから多用するもので、学生は中々言えない人が多いため、他の就活生と差をつけることができるのです。

 

話し方の工夫

就活では電話での話し方にも気を配るべき。面接のときの受け答えは、緊張して早口にならないように、ハキハキとした口調でと教わるかもしれませんが、これは電話においても同じです。

【 就活の電話マナー:話し方 】

★ 特に電話は相手の顔の表情が見えませんから、声色から相手の表情をイメージしてください。

・ 明るく元気にハキハキとした口調を意識すると、相手に与える印象も良くなるのです。

 

こちらからかける時のコツ

就活ではこちらから電話を掛ける機会もあるもの。例えば、面接についての質問や面接の日程の変更の相談など…。しかし、こちらから人事担当者に電話を掛ける時は、十分な配慮をするのが基本のビジネスマナー。

【 就活の電話マナー:こちらからかける時 】

★ 先方はたくさんの就活生の対応をしていますから、個別の対応をする余裕はありません。電話をかけたらまず自分の名を名乗って、要件を先に簡潔に伝えてください。

・ 「〇〇大学の△△です。面接の日程についてご相談したいのですが、3分ほどお時間よろしいでしょうか。」と、最初に電話にかかる所要時間を伝えるとより先方の印象は良くなります。

 

聞き取れなかった時の聞き返し方

就活の電話を取った時、交通量が多い屋外にいたり、人ごみの中にいると、相手の声が聞き取りづらいことも多いのではないでしょうか。そんな時は、聞こえてないのに聞こえたふりをしてしまいがちですが、それは後々危険なことに…。

重要なことを聞き漏らさないよう、相手が話したことは一言一句しっかりと聞き取って、取り返しの付かない事態はさけたいもの。

【 就活の電話マナー:聞き返し方 】

★ もし、聞き取れなかった場合には「え?」とか「はい?」と聞き返すのはNGの就活電話。

・ 「電話が遠いようで、恐れ入りますが、もう一度よろしいでしょうか。」と丁寧に尋ねると、相手が不快に感じることはありません。

 

就活電話の切り方

就活の電話では、先方と要件を話し終えても油断してはいけません。まずは「ありがとうございました。失礼いたします。」と丁寧に挨拶をして、電話を切るのですが、自分からぶちっと切ってはいけません。

【 就活の電話マナー:切り方 】

★ 相手が電話を切るのを待ってから、自分も通話終了ボタンを押すのがより丁寧。

・ 「ぶちっ」という切れる音がすると、早く切りたかったような印象を相手に与えてしまうので良くないのです。

 

いかがでしたでしょうか、就活では電話も選考の要素だと考えても過言ではありません。

明確に採用基準に入っているとは限りませんが、人事の採用担当者も人間ですから「しっかりした人だな」と感心したり、「好感が持てるな」と思えば、面接の時にプラスの印象からスタートすることができます。

中途採用の選考では、現場責任者の意見が重要視されることもありますが、新卒採用においては、ポテンシャル採用ですので、人事担当者の意見が反映しやすいもの。

そのため、就活の電話などで、いかに他の学生と差を付けるかが明暗を分けることも十分あり得ます。

学生のうちは電話に出ると言ったら友達か家族からの電話がほとんど。ビジネスマナーを完璧にマスターすることは難しいことかもしれませんが、就活の電話なら、日頃の電話の出方とは一線をひいて、マナーある対応で一歩先を行きましょう!

まとめ

好感度を上げる就活の電話マナーとは

・電話のとり方は「もしもし」ではなく「はい、〇〇です」
・人事担当者が名乗ったらまず「お世話になっております」
・話し方は明るく元気にハキハキとした口調を意識
・こちらからかける時は要件を先に簡潔に言う
・聞き返すときは「もう一度よろしいでしょうか」
・最後に「失礼いたします」と言い相手が切るまで待つ


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