待ちに待った結婚式。ただし、準備することが多すぎて、大変に思うこともありますね。
結婚式・披露宴には、用意するものが沢山あります。挙式や結婚式・披露宴の前日や当日は忙しいので、忘れ物がないように、事前に、ウェディングプランナーや式場関係者に相談して、必要なものを準備しておきたいものですね。
身だしなみの必需品から、あると便利なものなどを考えて、前々からチェックリストを作成しておくようにしましょう。また、挙式や披露宴で使うものは、ふたりのうちどちらが持っていくのか、役割分担もしっかりとしておくことが大切です。
今回は、新郎の衣装で当日に絶対忘れてはいけない7つの小物についてご紹介します。
新郎の衣装で
当日に絶対忘れてはいけない7つの小物
洋装小物(ポケットチーフ、タイ、カフス、手袋、靴など)
結婚式というと、女性の洋装や和装ばかりが注目されますが、男性にも、かっこよくキメてほしいですね。
新郎のフォーマルウェアや、ポケットチーフ、ウィングカラーシャツ、タイ、手袋、靴などは、式場やホテルから借りることもできますが、持ち込む場合は、忘れないようにしましょう。
新郎衣装はレンタルでも、「シャツ」は自前または購入、という方がいます。シャツだけでしたら、一式全部そろえるよりも値段は安く済みますので、購入しやすいようです。
ウィングカラーシャツであれば、結婚式や二次会だけでなく、お呼ばれした時も使えます。一枚持っていると便利です。カフスボタンも、値段が手ごろなので、購入される方も多いようです。
インナーのシャツ
インナーは、普段着ているはずのものだから忘れるわけはないと思っても、結婚式当日になってバタバタして忘れてしまうものです。
汗じみを防ぐためにも、Yシャツの下に1枚インナーを身につけましょう。目立たないように、白無地のVネックかUネックがよいです。
当日は照明が当たるので、汗をかきやすいです。さらに、2次会を行う場合は、着替え分も持っていくとよいでしょう。
実は、新郎の忘れ物の中で、一番多いものがインナーだと言われています。
結婚式は、新婦はもちろんですが、新郎も主役ですので、あまり無頓着にならないように気をつけるようにしたほうがよいでしょう。
和装小物(足袋、肌着、すててこ、タオルなど)
和装小物で必要なものは、足袋、肌着、すててこ、タオルなどです。足袋は、靴下の代わりになるもので、直に履きます。靴のサイズより0.5cmほど小さめを選ぶとちょうどよいでしょう。
肌着は、和装用の専用の肌着か、U首インナーシャツを用意します。すててこは、聞きなれない言葉かもしれませんが、ズボン下のことです。白で無地のものを用意しましょう。
タオルは、補整のために2〜3枚必要になります。そのほか、長襦袢や腰紐などが必要な場合もあります。着付けの際持ってきてくださいね、と指示があったものを用意しましょう。
新郎謝辞
新郎謝辞は、しっかり練習して暗記しているという場合でも、大勢の前で話すのですから、緊張するかもしれません。
原稿は見ないつもりでも、万が一に話の内容を忘れた時のお守りとして、タキシードの胸ポケットに入るサイズに折りたたんで、封筒に入れておきましょう。
もしも、原稿を見ないで謝辞を言いたい場合は、すっかりセリフを覚えてしまうぐらいのかなりの練習が必要です。
たとえば、丸暗記するのではなく、原稿の中で、特に言いたいことには赤丸をつけておいたり、または、原稿をそのまま持ち歩くのではなく、一目で話す内容のストーリーの流れがわかる「メモ書き」を用意しておくなど、自分なりに工夫してみるとよいでしょう。
白い靴下
意外と忘れやすいのが、靴下の用意をすることです。スーツを着用する新郎新婦の靴下は見えてしまうもの。足元までぬかりのない姿で挙式本番を迎えるためにも、白か黒、またはグレーの無地の靴下はきちんと準備しておきましょう。
座っているときにチラリとみえてもおかしくないように、靴の色とかけはなれないものを選びます。茶色の靴の場合は黒で大丈夫です。
またお色直しをする際に、靴の色も変わる場合があります。その際は、靴下も靴に合わせて2足用意したほうがよいでしょう。また、素材に関しては、絹などの薄手のものを選びます。
衣類売り場に、礼服用などと書いてあるものが薄手として売ってあります。スポーツ用などは厚手になっていますので、避けたほうがよいでしょう。
白いハンカチ
結婚式では、新婦の手紙の朗読など、新婦が涙を流すのシーンは多くあります。その際に、花嫁のために、そっと「ハンカチ」を差し出してあげると、新郎の好感度がアップするでしょう。
ハンカチなら忘れない、と思っていても、実際には、用意が後回しになってしまうアイテムの1つです。前日から、バッグに入れておくなどして、きちんと準備しましょう。
また一枚だけではなく、何枚も持っていくと良いかもしれません。新婦からの両親への手紙を筆頭に、友人スピーチや、余興など、結婚式では、感動する場面がたくさんあります。
また2次会に行く前に、着替えをした際に、取り出すのを忘れてしまった、ということもありますので、2次会に持っていく荷物の中にも、予備として、一枚入れておくと安心でしょう。
結婚式終了後のことも考えましょう
結婚式の事で頭が一杯で、二次会の衣装までは頭になかった。という方が多く見られます。二次会があるのであれば、着ていく洋服と靴などの準備が必要です。
ホテルに宿泊する場合も着替えなど用意しておきましょう。胃腸薬や風邪薬などの常備薬も持っておいたほうが安心でしょう。
挙式、披露宴のあと、そのままハネムーンへ出かけるカップルは、それぞれのパスポートやチケット、そのほかの旅行の準備も必要になります。たとえば、トラベラーズチェックとクレジットカードのいずれかは、必ず用意するようにしましょう。
いかがでしたでしょうか。
新郎新婦のお二人で用意する持ち物は、他にもあります。例えば、ウエルカムボードや、席札、プチギフト、デジタルカメラなど、あまりにもありすぎて、用意するだけで、疲れてきてしまうかもしれません。
ですが、事前に用意をすることで、忘れ物は減りますし、持ち物などで分からないことは、ウェディングプランナーに相談すれば、的確にアドバイスしてくれるので大丈夫です。素晴らしい結婚式になるといですね。
まとめ
新郎の衣装で当日に絶対忘れてはいけない7つの小物
・洋装小物(ポケットチーフ、タイ、カフス、手袋、靴など)
・インナーのシャツ
・和装小物(足袋、肌着、すててこ、タオルなど)
・新郎謝辞
・白い靴下
・白いハンカチ
・結婚式終了後のことも考えましょう