入学式にふさわしいバッグを選ぶ5つのポイント


お子さんの入学式に出席するにあたり、お母さん方が気になるのは「どのような服装をしていったらいいの?」ということです。

しかし、意外に忘れがちなのが一緒に持っていくバッグについて。入学式スーツで出費がかさむからバッグは手持ちのもので済ませよう、なんて思っているあなた、入学式の日に持っていくバッグについても暗黙のマナーがあるのをご存知ですか?

入学式は、お子さんが門出を迎えるハレの日ですから、お母さんも華やかに装いつつ、マナーをきっちり守りたいものですね。

また、お子さんだけではなく、お母さんにとっても入学式は出会いの場所です。初めて出会う父兄の方々にも良い印象を与えられれば、今後の学校生活にとっても大きくプラスになるはずです。

本記事では、そんなフォーマルコーディネートをビシッと引き締めてくれる入学式バッグの選び方について、5つのポイントをご紹介します!

 

入学式にふさわしいバッグを選ぶ
5つのポイント

 

その1.フォーマルバッグ

入学式といった場には“フォーマルバッグ”を選ぶのが基本です。たとえ高級なブランドバッグでも、カジュアルな普段使いのものでは場違いです。

大切なのは、入学式という日のTPOに合わせた装いをすることです。ノーブランドでも、型崩れしていない綺麗なフォーマルバッグを持って行くようにしましょう。

フォーマルバッグは、肩掛けではなく腕にかけて持つ小さ目のものが主流です。まさに、皇族の女性方がご公務の際にお持ちになっているようなバッグです。

フォーマルバッグは本来床に置くのが正式なマナーで、自立するようになっています。しかし、入学式ではお隣に着席している父兄との間隔が狭いので、式典中は膝の上に置いておくことを考えて形やサイズを選んでみましょう。

 

その2:無地・シンプルなデザイン

デザインは、無地でシンプルなものを選ぶことが重要です。これは、さまざまな場所に使い回しがきくようにするためです。

あまり個性的な刺繍や飾りがついたものだと、自分が飽きてしまうだけではなく周りのお母さんにも覚えられてしまいやすいもの。「あのお母さん、いつも同じバッグね」と思われるのは避けたいですよね。

目立たず、お子さんの卒業式にも持って行けるものをおススメします。入学式では華やかな雰囲気、卒業式では落ち着いた雰囲気の装いが適当と言われていますが、バッグは買い替えなくてもOK。

卒業式で着用したスーツ・バッグ・靴を入学式でも使いまわす方は多く、華やかなコサージュやインナーを取り入れて明るい雰囲気のコーディネートにしているようです。

 

その3:靴の色に合わせて入

バッグの色は、靴の色に合わせると全身のコーディネートに統一感が出て引き締まった印象になります。ベージュの靴を履くのであればベージュのバッグを、黒の靴を履くのであれば黒のバッグを選ぶといいでしょう。

明るい色の服装にはベージュのバッグ・靴を、紺色など暗い色の服装には黒のバッグ・靴を合わせるのが基本の組み合わせですが、それぞれの小物の色合いによっては反対の組み合わせが映える場合もあります。

これは、入学式当日の服装とバッグ・靴を鏡の前で実際に合わせてみるのが一番の方法です。買った時には合うと思った組み合わせでも、実際に当日揃えて持ってみるとしっくりこない…なんて事態は避けたいものです。

満足いくコーディネートを作るために、気を抜かずに選びましょう。

 

その4:光沢は抑え目に

フォーマルといっても、昼と夜でドレスコードは変わってきます。お昼のフォーマルのドレスコードに準じて装う必要がある入学式は、過度のラメ・テカテカに光沢のある素材は避けましょう。

ラメが入っていたりエナメル素材でできたバッグは完全にNGという訳ではありませんが、避けておいた方が無難です。

バッグを選ぶお店では光沢が気にならなくても、入学式当日に屋外に出たら日光が反射してピッカピカ…というのはよくありがちな失敗です。

というわけで、布か皮素材を選ぶと安心です。フォーマルでは鞄と靴は布張りが本来正式なのですが、入学式ではそこまできっちりしなくても大丈夫です。お手入れや撥水性などのことも考えて、最近は革製の小物を選ぶ方が多いようです。

 

その5:荷物はサブバッグに入れて

前述の通りフォーマルバッグは概してサイズが小さいため、スリッパなどの荷物を入れることはできません。また、当日は書類などの配布物があり、帰りは荷物が増えると考えて間違いありません。

というわけで、折りたためるサブバッグを持参することをおススメします。今はフォーマルバッグと一緒に使える布地のサブバッグが市販されているので、それが適当です。

デザイン・布地ともにシックで綺麗なデザインなので、コーディネートの雰囲気を壊さずに持つことができます。できれば、紙袋は避けた方がいいでしょう。

フォーマルさに欠ける上に、荷物の重みで破れてしまっては目も当てられませんね。これを機会にサブバッグを持っておくと、結婚式などの様々な場で重宝しますよ。

 

いかがでしたか。

昼のフォーマルのマナーが分かってくると、入学式に持って行くバッグも自ずと絞られてきますね。

本記事でご紹介した5つのポイントを参考にすれば、選ぶのはとても簡単だと思います。しかし驚くなかれ、父兄の服装について独自のルールがある学校もありますので、万全を期すのなら先輩のご父兄に事前に確認しておくことをおススメします。

マナーをしっかり守った素敵な装いで、お子さんのハレの日を目一杯見届けてあげてくださいね!

 

まとめ

入学式にふさわしいバッグを選ぶ5つのポイント

その1:フォーマルバッグ
その2:無地・シンプルなデザイン
その3:靴の色に合わせて
その4:光沢は抑え目に
その5:荷物はサブバッグに入れて


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