納骨式って何するの?かかる費用から進め方まで6つの基本

納骨式って何するの?かかる費用から進め方まで6つの基本
納骨する際にかかる費用や納骨の進め方などは突然の出来事なこともあり、よくわからないという人が多いですよね。納骨を行う時に、僧侶などの方に同席してもらい、ご遺骨をお墓に収めるセレモニーをを納骨式と言います。納骨式の費用は、僧侶の方へのお布施なども含めると数万円~10数万円ほど必要となる場合が多いものです。そして納骨式で必要なものについては、石材店やお寺などに確認したうえで準備しておくのが安全でしょう。

基本的には「いつまでに」という納骨の時期の決まりはありません。ですが、通常お墓が既にあるのであれば四十九日の法要当日に合わせて納骨する場合がほとんどです。四十九日の忌明けの法要で親族が集まり、僧侶に読経を依頼し、その後、納骨式もしてしまうという流れがスムーズです。ただ、火葬を終えた当日に納骨する場合もあったりと、色々なパターンがあるのでしっかりと把握しておくべきでしょう。

そこで今回は納骨式の費用や進行の仕方についてご説明します。

 

納骨式って何するの?
かかる費用から進め方まで6つの基本

 

納骨式を行う時期

最初にご説明した通り、納骨式を行う時期は決まっていません。ご遺族の気持ちの整理がつかなかったり、又はお墓が決まらない等の色々な理由で数年間自宅に置いておく方もいらっしゃいます。納骨の時期は様々で結構ですから、ご遺族が納得するタイミングで納骨されるのが良いでしょう。新しくお墓を建てる場合、通常2~3ヶ月かかる為、四十九日は法要だけ行い、一周忌やお彼岸、初盆といった節目に間に合うように納骨時期を考える方も多くいらっしゃいます

 

納骨での費用

納骨式には数万円~10数万円の費用がかかると言われていますが、内訳も知りたいことでしょう。

内訳は「納骨での作業費」「お墓に彫刻する際の料金」「お坊さんなどへのお布施」「法要をするためのお部屋代(自宅の場合は不要」「手桶や小物類」「塔婆」「お供え物」「会食代」「参列者への手土産」大体このようになっています。

 

納骨での費用~お墓を建てる時

納骨式の際のお墓に関する費用をご説明しますと、石材店が墓石の開け閉めを行ったり、祭壇を準備したりする費用で約15,000~30,000円です。詳細は石材店に確認しておく方が安心でしょう。そして墓誌に追加で没年・戒名などを彫る場合は約30,000円~50,000円です。事前に石材店に依頼して刻名してもらいましょう。

 

納骨での費用~あ墓がある場合

お墓に塔婆をたてる場合の費用は1本あたり約2,000円~5,000円が相場ですので、お寺に確認しておきましょう。手桶などの準備がまだの場合は準備しておく事をおススメしますが、霊園によっては設置している場合もあります。お供え物やお参り花についても、故人が生前好きだったお花やお菓子、飲み物などのお供えも必要に応じて準備しましょう。

 

納骨式ので費用

まず、法要部屋の使用料のことも考えましょう。自宅の場合は不要ですが、霊園などの法要室を利用した場合約10,000円~30,000円です。お寺の本堂や法要室で行う場合は、無料の場合と費用がかかる場合があり、お寺によって費用が異なりますので、事前に確認が必要となります。

お坊さんなど宗教者をお呼びした場合に必要となるお布施は、約30,000円~50,000円ですが、開眼法要や回忌法要もされるのであれば、その分も含めてお包みするのが通常となります。

 

納骨後の会食での費用

通常、納骨を終えると会食する事が多いので、その場合は食事代が必要となります。参列者全員で故人の供養のために会食を行う事となるので、事前に人数の確認を行い、場所を予約しておきましょう。法要室やご自宅であれば、仕出し料理を準備することができます。ホテルやお食事処の場合は事前に場所と料理を予約しましょう。

尚、出席してくださる方は「ご仏前」を包んできてくれるはずですので、参列して下さった方へ3,000円~5,000円程度で手土産を用意し、帰りにお渡しして下さい。できたら故人が好きだった菓子折りやお茶・海苔などが良いでしょう。

 

いかがでしたか。これで納骨式の費用についての不安はなくなったはずです。実は納骨には2つの意味があり、1つは遺体を火葬したあと骨壷に入れる事。もう一つは骨壷に入れていた遺骨をお墓や納骨堂に納める事なのです。今はほとんどの場合、後者の「遺骨をお墓に納める」儀式という意味で使われますので、納骨式と言ったらそちらについて考えれば良いでしょう。

納骨の際の費用だけでなく服装についても把握しておきたいものです。納骨の時期によって異なるのですが、四十九日までの法要の服装は喪服を着用するのが一般的とされています。四十九日の法要後に納骨する場合は、略式喪服で構いません

遺族としては突然の出来事で慌ててしまうかもしれませんが、そんな時でも心を落ち着かせて故人を悼むことを1番に考えられるように納骨の知識は持っておきたいものです。

まとめ

納骨式でかかる費用や進め方は

・ご遺族のタイミングで取り行いましょう
・納骨式では数万円~10数万円かかります
・お墓の作業代、彫刻代で15,000~50,000円
・塔婆は2,000円~5,000円
・お布施は約30,000円~50,000円
・手土産は3,000円~5,000円程度

タイトルとURLをコピーしました