結婚式のお呼ばれ靴のマナー☆男性編


結婚式に履いていく靴で悩んでしまうことってありますよね。大切な方から結婚式へのお呼ばれがあり、ウキウキ気分で特別な日のファッションを選び、バッチリ決まった!と思ったら、アレ、アレ?何か靴だけが合わない・・。そもそも、結婚式のお呼ばれファッションについては何となくわかっていても、結婚式に履いていく靴についてのマナーはよくわかっていなかった…なんていうこともありますよね。

結婚式の靴選び、ポイントとしては招待客として恥ずかしくないファッション、招待者に不快な思いをさせないファッション、周囲の人達の雰囲気の中で浮いてしまわないファッション…などに注意することが大事です。

冠婚葬祭のマナーを知らないと、いざお出掛けした先で恥ずかしい思いをしてしまうこともあります。ご本人が個性を大事にしたいから別に周りの評価なんて気にしない!なんて言っても、それはご本人のみの問題ではないのが冠婚葬祭、特に晴れやかなシーンですから大切なことです。普段楽しむファッションとは違うのです。

そこで今回は、そんな結婚式のお呼ばれ靴選びのマナー(男性)についてお伝えします。

 

結婚式のお呼ばれ靴のマナー☆
男性編

 

フォーマル靴は黒・紐靴・革またはエナメル・ストレートチップが基本

結婚式の様なフォーマルな席での『靴』の選び方にも、実は『マナー』があります。オシャレは足元から…という言葉もあるように足元まで気遣える男性は素敵ですよね。結婚式に履く靴、フォーマルシューズをかっこよく履きこなし、ベストゲストになりましょう。

フォーマルファッションと言えば、スーツやネクタイには気を遣いますが、靴にまではなかなか気が回らず、無頓着になりがちです。しかも、履き慣れている靴やオシャレな靴なら良いというわけではなく、冠婚葬祭の際の、特に結婚式の靴選びのマナーというものがあるのです。

まずは基本をおさえた知識として、『結婚式のお呼ばれ靴』といえばカラーは『黒』です。そもそもフォーマルウェアに合わせるのであれば、どうしたって似合うのは『黒』ですよね。

ただ、『結婚式』に履いていく靴は絶対『黒』!というわけでもありません。勿論、黒の靴が正式なカラーとはされていますが、絶対に黒でなければいけないというわけでもないのです。

例えば、スピーチを頼まれている、親族の結婚式である、などの場合には、マナーとして『黒』の靴を選ぶのが無難ですが、現代では堅くなり過ぎないオシャレを楽しむ男性も増えてきました。事前に平服のパーティーです!と伝えられていれば、ブラウン(茶色)系の上品な革靴でも問題はありません

次に、デザインですが、『結婚式のお呼ばれ靴』といえば『紐靴のストレートチップ』です。いわゆる一般的な紐靴の中でも、足の甲のつま先部分、革の切り替えがストレートで一文字飾りになったデザインのストレートチップが基本中の基本、フォーマル靴です。

その次にくるのが『プレーン・トゥ』です。つま先に飾りがないプレーンでシンプルなデザインがお好きという方は『プレーン・トゥ』でも可ですが、ただ、「メダリオン」と呼ばれるデザイン穴が開いていない物を選ぶことが大事です。「メダリオン」がないものであれば結婚式のお呼ばれ靴としてはフォーマル度も高まります。W型にステッチの入ったデザインの『ウィングチップ』は略礼装に入ります。

最後に、気になる素材ですが、『フォーマルな靴』といえば『プレーンな黒革靴かエナメル素材』です。

 

カジュアル感はNG

そう考えると結婚式のお呼ばれ靴はどうしても選ぶ範囲が狭まってしまい、男性の場合は皆同じファッションになってしまうのではないか、という思いが湧いてきてしまいます。

むしろ、ここで大事なのは結婚式のお呼ばれ靴のマナー違反、つまりNGを知り、それを避けるという考え方ならハードルが低くなるのでは?ということです。

例えば素材のNGワードがあります。クロコダイルの型押しやスエードなど一見オシャレでカチッとしたものに感じる方もいらっしゃるかも知れませんが実はNGです。

これには根拠があり、結婚という晴れの日ですから動物の殺生をイメージするものは縁起が悪いということでマナーに反しているといわれるのです。

あまり選ぶ人はいないと思いますが、ゼブラやヒョウなどのアニマル柄も同様で爬虫類のヘビ皮やワニ皮は例えフェイクであってもNG。カジュアルなら良くても、結婚式の正装に合わせる靴という意味では望ましくありません。

その他、ローファーやスニーカー・ブーツ・ハイカットなど。また、履き潰した仕事用の革靴も同様です。結婚式の靴選びには、おめでたい特別の日であることを意識するのが大切です。

 

靴下のマナーは黒のふくらはぎ丈がBEST

結婚式のお呼ばれ靴も大事ですが、靴とセットで考えられるのが『靴下』です。当然の事ながら、靴より更に人目につかないアイテムですが、そこにもマナーは存在しますので『靴下』についてもお話しておきます。

結婚式で着用するダークスーツや靴に合わせるなら、黒の靴下が基本です。白い靴下はカッコが悪いですし、実際にマナー違反として認識されています。

また、カジュアルなパーティーに、オシャレで派手な柄靴下を取り入れるのはOKですが、フォーマル度の高い挙式や披露宴に出席するなら、絶対避けるべきです。

靴下の丈はふくらはぎあたりまでの長さが最適です。くるぶし・スニーカーソックスは素足に近いのでNG。素足に革靴というファッションもオシャレと表現する方もいますが、普段のファッションならOKでも、結婚式ではNGです。

 

 

いかがですか。以上が結婚式にお呼ばれした時の靴のマナー、男性編です。どのような場面でも言えることですが、マナーというものはハッキリしていそうで、意外にそうでもない…ここまでは許容範囲?のような難しいケースも多々あります。

当然一般的な決まりごとに当てはめて考えたら安心です。だからといって、いつも型にハマったものばかりでは堅苦しかったり、楽しめなかったりしますよね。

勿論、それは招待者がご自分とはどんな関係にある方の結婚式なのか…また、どんな形式の結婚式なのかも判断を大きく左右するものです。ちょっとしたセンスの良さをみせつつも、きちんとマナーを守ったスマートなファッションで、華やかなお祝いの席に参列したいものですね。

 

まとめ

結婚式のお呼ばれ靴のマナー(男性編)とは

○フォーマル靴は黒・紐靴・革またはエナメル・ストレートチップが基本です
○カジュアル感があるものはNGです
○靴の相棒、靴下は黒のふくらはぎ丈がBESTです


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