香典返しの相場に合わせて贈るものを選ぶ7つのポイント

香典返しの相場に合わせて贈るものを選ぶ7つのポイント
香典返しとは、葬儀で頂いた香典に対して返すお礼です。一般的に香典返しをする時期は、無事に愛する故人が旅立った事を報告するという意味も込めて、四十九日の法要で納骨を済ませてからとなっています。

さて、香典返しってなかなか日常の中でやらないことですよね?50代くらいになれば、自らが喪主になる時もあるかもしれませんが20代~40代の方はなかなかピンとこないかもしれません。

でも、こればっかりはいつ何時必要になるか分かりませんよね・・・という事で、今回は香典返しについてちょっと勉強してみましょう。

テーマは、ズバリ!「香典返しの相場に合わせて贈るものを選ぶ7つのポイント」です。では、早速お話ししていきますね。

 

香典返しの相場に合わせて
贈るものを選ぶ7つのポイント

 

当日返しの場合のポイントは?

香典返しは、冒頭でもお伝えしたように四十九日の法要後にお渡しすることが一般的ですが、通夜や告別式後に参列者の方に手渡しでお渡しする方法になります。

理想は、金額によって3種類ほどにわけて頂けるとベストです。でも、参列者の目の前で金額を確かめるなんて失礼なことは絶対にしないでくださいね!こっそりと確認して、当日返しの品を選びましょう。

ですが、当日返しはただでさえ忙し中で準備するのが大変だと思います。そこで、後で香典返しするほうが一般的になっています。

 

相場に合った消耗品を

基本的に、香典返しの品々はずっと残るものではけないとされています。ですから、香典返しの相場に合わせて贈り物も選ぶ必要があるのです。

2000円以内の香典返しでしたら、お茶などが一般的です。けれど、最近はお茶よりもコーヒーや紅茶を貰う機会の方が多くなってきたような気がします。時代の流れですかね~。

そして、3000円~4000円ほどになると、高級海苔や日持ちするお菓子、タオルなどがおすすめです。これらの消耗品は飛び上るほど嬉しくはありませんが、貰って嫌な物でもありません。

 

では、NGな消耗品は?

ずっと残るものでなければ、何でもいいのか?という疑問も湧いてきますが、決して何でもオッケーなわけではありません。

特に頂いた香典の額が多いと、こちらからもそれ相応の香典返しをしなければいけないので中には高級肉やお酒を送りたいんだって方もいらっしゃいます。

確かに、一般的な贈り物に対してのお返しなら問題ありませんが、香典返しに関してはNGとなっています。特にお酒などの嗜好品は、めでたいものをなってしまうので差し控えましょう。

 

なるべく安っぽく見えないものを選びましょう

ギラギラした高級感あふれるパッケージの贈り物にしてくださいと言う意味ではありません。これは、私自身が頂いた香典返しですが「石鹸1つ」の時がありました。

確か、3000円は香典をお渡ししたのに石鹸一個なんだと違和感を感じていましたが、それが1個1800円程する高級石鹸だという事が分かりました。

でも、石鹸一個には変わりないので印象はかなり良くありませんでした。このように、ある程度大きさが合ったほうが良いと思いますし、金額の割に安っぽく見えるものには避けたほうがよろしいかと思います。

 

相場と贈り物の他に・・・家庭状況も考えましょう

本当なら、香典返しを送る方のご家庭の状況まで気をまわしてお送りしたいのが本音です。けれど、そこまでするのは本当に大変だと思います。

そこで、最近では「カタログギフト」での香典返しが増えています。これなら、ご自分の家庭環境にあったお好きなものを選んで頂けますし、こちらも手間がかかりませんし良いことばかりですよね!

実は、カタログギフトであれば高級肉なども選べるので、高額な香典返しの際はカタログギフトがおすすめです。

 

全員同じものにしない

香典返しは基本的に、全員同じものにしないほうが良いと思います。頂いた香典の金額をメモしておいて、それぞれの金額に応じた香典返しをしていきましょう。

基本的には、半分返しと言われています。それでもとても高額な香典を頂いた際には際には、香典返しとは

 

相場に合わせて贈るからこそ、金券や商品券は避けましょう

香典返しは、頂いた香典の相場に合わせて贈りものを選びます。ですから、商品券や金券でお返しするといかにも「あなたからは○○万円頂きましたので、香典返しは○○円にさせて頂きました」と言っているようですよね?

ちょっとお金でお返しするのは生々しいので、選ぶのが面倒でもきちんと品物でお返しすることをおすすめします。実際に、金券や商品券を貰っても気にしない方もいるのですが、あくまでもそれぞれの感覚は分かりませんので念のために気を付けておきましょう。

 

いかがでしたでしょうか。

以上、香典返しの相場に合わせて贈るものを選ぶ7つのポイントをご紹介しました。
香典返しって頂く時はそんなに気にしませんが、贈る側になると失礼はないかな?安っぽく見えないかな?相場はこのくらいかしら?と結構迷うものです。

香典返しには、相場がありますのできちんとそれに合わせて贈るものを選ぶことが大切です。ですが、昔と違って香典返しも時代の流れと共に選べる商品が変わってきていますので、葬儀屋さんなどにもご相談してみるのも良いと思います。

冠婚葬祭には、独特のマナーがあるのですべてを理解するのは、なかなか難しいと思います。でも、今回ご紹介したような知識が頭の片隅に入っているのといないのとでは、随分違うと思いますよ~。いつの日か、皆さんのお役にたてばと思います。

 

まとめ

香典返しの相場に合わせて贈るものを選ぶ7つのポイント

・当日返しの場合のポイントは?
・相場に合った消耗品を
・では、NGな消耗品は?
・なるべく安っぽく見えないものを選びましょう
・相場と贈り物の他に・・・家庭状況も考えましょう
・全員同じものにしない
・相場に合わせて贈るからこそ、金券や商品券は避けましょう


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