兄弟姉妹、友人など大切な人の結婚祝いのメッセージカードを贈るとき、結婚する二人の幸せをお祝いした素敵なメッセージを贈りたいですよね。けれど、メッセージカードを用意して、書こうとしたけれど文章が浮かんでこないということもあります。
また、せっかくお祝いの気持ちを込めてメッセージを書いたけれど、実は結婚祝いのメッセージにふさわしくないことを書いていたらどうしよう、など不安を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
結婚祝いのメッセージにもちゃんとマナーがあります。身近な人が結婚することは一回だけではないでしょうし、マナーを守り失礼のないメッセージを書きたいものです。
そこで、今回は結婚祝いのメッセージカードを書くときのマナーと文例を6つお伝えします。
気の利いた一言を!
結婚祝いのメッセージカード文例6選
結婚祝いのメッセージのマナー
結婚祝いのメッセージを書くときに最も気を付けなければならないのは、忌み言葉と重ね言葉です。忌み言葉は、別れる、壊れるなどのマイナスのイメージを抱かせる言葉のことをいいます。そして、重ね言葉は度々、次々など繰り返す言葉で、離婚して結婚を繰り返すというイメージを抱かせてしまうことから、結婚祝いのメッセージにはふさわしくありません。
次に気を付けることは、句読点を使わないということです。普段、文章を書いていると「、」や「。」は自然と使いますよね。けれど、結婚祝いのメッセージでは、文章を止めることから停滞を連想させ、お祝いには適さないという考えがあります。気にしない人もいますが、マナーとして句読点を使わないようにメッセージを書くようにしましょう。
そして、結婚という幸せな門出に贈るメッセージですから、可愛いピンク色などの華やかな色を使いたくなってしまうものですが、メッセージは黒か青のインクを使って書くようにしましょう。どうしてもカラフルにしたい、という方は、華やかなメッセージカードを選んでみるなどの工夫をしてみてはどうでしょうか。
兄弟姉妹に向けたメッセージ
兄弟姉妹の結婚は、家族にとっても非常に嬉しいものです。何より家族が増えます。そこで、幼いころの思い出を綴ってみたり、家族が増える喜びをメッセージで送ってみてはいかがでしょうか。
● お兄ちゃん 結婚おめでとう お兄ちゃんの晴れ姿を見ることができてとても嬉しいです ○○さんという素敵な家族を連れてきてくれてありがとう 幸せになってね
● ○○結婚おめでとう 俺の後をついて回っていた○○が結婚するほどに大きくなったんだな これからは□□君と二人でよい家庭を築いて幸せになれよ
友人に向けたメッセージ
友人が結婚に至るまでをよく知る方は、この知らせに安心しますよね。もしかすると、しばらく連絡をとっていなかった間に決まっていて、驚いたという方もいるかもしれません。けれど、やはり結婚するという知らせは嬉しいもの。そんな気持ちをたっぷりと込めたメッセージを友人に送ってはいかがでしょう。
● 結婚おめでとう! ずっと○○から話を聞いていたから結婚すると聞いてとても嬉しいよ これから□□君と一緒に幸せな生活をスタートさせて素敵な家庭を築いてね! ずっと応援しているよ
● 結婚おめでとう! 久しぶりの連絡が結婚のお知らせで驚いたけど よいお知らせを貰えて本当に嬉しい 二人の幸せを心から応援しているよ 二人の幸せを分けてもらって私も幸せになるぞ
会社関係者へ向けたメッセージ
会社の関係者へのメッセージを書くときは、兄弟姉妹や友達へ向けたメッセージと同じような文面で書いてはいけません。お祝いする気持ちを込め、しっかりとした文章で書くようにしましょう。上司や先輩には文章や言葉遣いのマナーに気を付けて、部下や同僚には応援しているという気持ちを伝えてはいかがでしょう。
● ご結婚おめでとうございます お二人の新たな出発点となるこの日を心よりお慶び申し上げます ○○さんと奥様で幸せなご家庭を築かれるようお祈りしております
● ○○君 結婚おめでとう ここからが○○君の家族という道のスタートになるから奥さんと仲良く素敵な家庭を築いてください 家庭も仕事も応援しています
いかがでしたか。結婚祝いのメッセージカードの書き方にも守るべきマナーがあります。マナーを守らないと、せっかくのお祝いメッセージも、相手の幸せを台無しにしてしまうかもしれないので注意しましょう。
マナーを気にすると、難しく考えてしまうかもしれませんが、大切なのは結婚をお祝いする気持ちです。お祝いの気持ちをしっかりと込めて書けば、例え短くても不格好でも、贈った相手に想いは伝わります。
結婚は人生において大きな節目の一つです。そんな幸せな日に心のこもったメッセージを贈り、相手が喜んでくれたらとても嬉しくて幸せな気持ちになりますよね。ぜひ、素敵な結婚祝いのメッセージを贈り、新郎新婦の素晴らしい門出の日を彩ってあげてください。
まとめ
結婚祝いのメッセージを書くときに気を付けることは
・忌み言葉と重ね言葉、句読点を使わずに黒か青のインクで書く
・兄弟姉妹には思い出や家族が増えるよろこびを伝えたメッセージを贈る
・友人には嬉しさや喜びを詰めたメッセージを贈る
・会社関係の人にはマナーを守り、丁寧なメッセージを贈る