神社での参拝作法☆鳥居から帰るまでの7つマナー

神社での参拝作法☆鳥居から帰るまでの7つマナー
神社での参拝作法は、今ではどの地域にもある神社だけに、あまりにも身近な存在だったせいか、思えばあまり意識していない…、と言う方が多いですよね。実は、明治時代に統廃合されているとは言え、8万8000社以上あると言われています。

日本人は神様はどこにもいるという信仰がされていて、山や石、木などの自然に神様がいるとして、社を建てて祀っている事も少なくありません。

神社にいる神様は分社もあれば、土地神様としてオリジナル神様も。有名な神様として「伊勢神宮」の「アマテラスオオミカミ」や、「出雲大社」の「オオクニヌシオオカミ」などなど…。

ただ、伊勢神宮や出雲大社の様な大きな社にお祀りしている神様も、地域にある小さな社の神様も、基本的には同じ神社での参拝作法。せっかくお参りするのなら、正しい神社での参拝作法で、外国人にも恥ずかしくないよう、美しくお参りしたいですよね。

そこで今回は、基本的な神社の参拝方法を、7つのポイントに分けてお伝えします。



 

神社での参拝作法☆
鳥居から帰るまでの7つマナー

 

鳥居の前で一礼


鳥居とは人間界と神の領域を分けるために立っているもの、いわば神様の玄関。大小様々な神様が祀られていますが、大体鳥居は立っているところがほとんどでは無いでしょうか。

【 神社での参拝作法、鳥居で一礼 】

★ 神社への参拝方法として、鳥居の前では一礼するのが基本。今から神様の領域にお邪魔します、という敬意を払うための行為です。

・ ただ、沢山鳥居がある社の場合はどうすればいいか悩むもの…。その場合は手水舎(ちょうずや、てみずや)に一番近い鳥居をくぐる際に、一礼するのが正解です。

 

鳥居をくぐり方


鳥居からあちらは神の領域。帽子などを取り鳥居をくぐるのが神社での参拝作法。鳥居の真ん中は神様の通り道であるため、真ん中を外してくぐるようにすることも重要。

【 神社での参拝作法、鳥居をくぐる 】

★ 諸説あるのですが、左足から鳥居をくぐると言われている説は、真ん中(正中)より左側から鳥居をくぐる場合。つまり、鳥居の中央からみて遠い方の足から踏み入れる、と言う訳です。

・ そのため、正中より右側から鳥居をくぐる際は、右足からくぐる説が最も多い神社での参拝作法。

これは、神様にお尻を向けないということが大事で、正中に近い足から鳥居をくぐれば神様にお尻を向けなくて済む、と言う見解が元にあります。神社の参拝方法では、神様に対してどうあるべきなのか、が大事です。

 

参道の歩き方


鳥居には女性の股という説もあり、参道が産道、お宮が子宮と言うように、リンクする箇所が多々あります。

【 神社での参拝作法、参道 】

★ 境内を黄泉の国として考え、参拝することで生を貰い鳥居をくぐって、現世に生き返るというような説…。「魂の出産」と考えると分かりやすいのではないでしょうか。

・ その説の中でもやはり産道の真ん中は大事な道なので、通らないことに。神社の参拝方法での参道も、神様の通り道の正中は通らずに、社へ向うとされています。

参道を歩く際は神妙にならなくても、お喋りしながらでも良いと言う方も多いです。

 

手水舎の使い方


神社の参拝方法で大事なのは、神様に失礼の無いこと。手水舎は現世の穢れを清めるためのものです。

【 神社での参拝作法、手水舎 】

★ 手水舎は手と口を清めるところ。手水舎の水を使う際は柄杓1杯だけのお水で、両手と口を清め最後に柄杓を清めて元に戻します。

・ 順番は左手、右手、左手で口に水を入れ、左手、柄杓の順番で清めていくのが、神社での参拝作法。柄杓を口につけないことと、水は静かに吐き出すことが重要。

また手水舎の水が衛生的でない場合は、神社での参拝作法にはそぐわなくても、衛生上やめておいて問題ありません。

 

賽銭の入れ方


昔の人達は、神様のお供えには海の幸や山の幸をお供えしました。中でも、白米を白い紙に包んだ「おひねり」と呼ばれるものが多かったとか…。自然の恵みに感謝し、貴重な白米をお供えしたということなのかもしれません。

【 神社での参拝作法、賽銭 】

★ 賽銭の風習は、時代が変わって昔のお供えが現金に変わっているだけ。賽銭も立派なお供えです。神様にお供えするものは丁寧に扱い、投げないのが神社での参拝作法。

・ 賽銭の金額はいくらでも構いません。極端な話1円でも立派な賽銭。ご自身が神様に差し上げたい金額入れれば、大丈夫です。

神社の参拝方法で気をつけなければいけないのは金額ではなく、自分が神様に相手にされないような行いをしていないか、見直すことではないでしょうか。

 

拝礼は二礼二拍手一礼


賽銭の後は鈴を鳴らしますが、この鈴の音は邪気を払うため。乱暴に鈴を鳴らすのは論外ですが、大きな音で鈴を鳴らして問題ありません。

【 神社での参拝作法、拝礼 】

★ 鈴を鳴らした後姿勢を正し、神様に向かって腰を90度に曲げる礼を二回行い、その後拍手を二回鳴らします。

・ 神様に自らの誓いを立てに行く、というのが本来の神社での参拝作法。自身の努力もせず神頼みと言うのは、神様に失礼。

誓いを立てたあとは、また90度に腰を曲げた礼をして、立ち去ります。神社での参拝方法は、鈴を鳴らし二礼二拍手、神様に誓いを立てて、一礼して立ち去るのが正式です。

 

帰りの鳥居をくぐってから一礼


最後は拝殿から参道を通り、もと来た鳥居に帰って行きます。鳥居をくぐっったあとは本殿の方に向き直り、神様に一礼して一連のお参りも終了です。

【 神社での参拝作法、帰りの挨拶 】

★ その時の心持ちは「失礼しました」という気持ちで一礼してください。神の領域にお邪魔して失礼しました、という謙虚な気持ちが大事です。

・ 本来の神社での参拝作法では、「寄り道をしないほうがいい。」と言われていますが、特別な制約はありません。

しかし、神社への参拝方法としては、何かのついでではなく、神様に会いに行くということが目的になったほうが、神様のお力を貸してもらえることに繋がるのかもしれません。

 

いかがでしたでしょうか、今回は昔から伝わる神社での参拝作法の基本を、7つのポイントでお伝えしました。乱暴に扱っていたり、横柄な態度は誰の目から見ても、とても気分がいいものとは言えません。神様も同じ様に感じているはず。

神様は大きな力を持っていますが、同時に感情を持っていると言われていて、人間と同じような感性がある存在。無礼な人をみれば嫌な気分にもなり、礼儀正しい人をみれば力を貸してあげたい…と思うのは、神様も同じ至極当然のこと。

常に努力し、心を磨き、正しい行いをしている人かを見ているのが神様。神様はそのような人に、少しのチャンスを与えることによって、願いが成就するのです。

願いを成就させるためにはまず、自分を見つめ直し、努力を怠らず神様に敬意を払うことが唯一の近道なのかもしれません。

まとめ

基本的な神社での参拝作法

・参拝に訪れた時鳥居の前で一礼
・鳥居は真ん中を避ける
・本殿にお尻を向けないようにくぐる
・参道とは神様の産道。真ん中は歩かない
・手水舎では左、右、左で口、左、柄杓の順
・手水舎で使う水は柄杓1杯でおさめる
・賽銭は投げずにお供えする
・鈴を鳴らし拝礼は二礼二拍手一礼
・帰りは鳥居をくぐっってから一礼


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