一周忌のお供え物マナー。おすすめの品々と心遣いの基本

一周忌のお供え物マナー。おすすめの品々と心遣いの基本
一周忌にはお供え物を持参するのが、基本的なマナーです。一周忌のお供え物には食べ物やお花などを持参しますが、具体的に何を持参すればいいか迷うこともありますよね。金額の相場でも、一周忌におすすめのお供え物選びも、慣れることはあまりありません。

一周忌は、故人が亡くなってちょうど1年(同月同日)に当たる日。一周忌には僧侶に読経をあげてもらったり、その後会食をとったりします。

初めての一周忌ではお供え物を選ぶのも、初めてという人も多いはずです。余計に迷ってしまいますよね。

一周忌にお供え物を持参することは、昔からある風習ですが、近年では一周忌のお供え物について、受け継がれていく機会も少ないのが現状ですから、当然です。

そこで今回は、一周忌のお供え物として何がいいのか、選ぶ際の参考になる情報をお伝えします。



 

一周忌のお供え物マナー。
おすすめの品々と心遣いの基本

 

一周忌のお供え物の選び方


【 一周忌のお供え物としておすすめ! 】

■ クッキーやマドレーヌなどの焼き菓子です。

・ 一周忌法要のあと、お供え物をしばらく置いておくところもあるでしょうから、日持ちするものの方が喜ばれます。

その他、小さいお子さんがいる場合には、ゼリーやジュースの詰め合わせなんかも好まれます。さらに小分けになっているものを選べば、後で分け合うときにも便利です。

法要のあとすぐに皆さんでいただくのであれば生菓子でも問題ないですが、どちらにするかは状況によって判断してください。

【 一周忌のお供え物に果物を持参する場合 】

■ 丸いものがいいとされています。

・ メロン、モモ、ミカン、リンゴなど、その季節の果物を選びます。

バスケットに入ったセットもありますから、お店の人に「一周忌のお供え物で」と一声かけて用意してもらうのも一案です。

【 その他の一周忌のお供え物を選ぶポイント 】

■ 常温で置いておけるものがおすすめです。

・ 缶詰や海苔、おもちなど、賞味期限が長いものはやはり喜ばれます。

逆に、一周忌のお供え物として不向きなものは、生肉や生魚などの殺生につながるもの、にんにくや香辛料の効いた香りの強いものです。

 

金額の相場


【 一周忌のお供え物に使用する、金額の相場 】

■ 5千円~1万円が一般的です。

・ 選び出すとついついたくさん購入したくなりがちですが、あまり高額になりすぎると逆に相手に気を遣わせてしまいます。

もし「高額なものを」を考えるのであれば、別に「香典」として用意するのも一つの方法です。

 

熨斗紙は必要か?


一周忌のお供え物を持参するときに迷うことの一つとして、「熨斗紙はどうするの?」という疑問があるのではないでしょうか。実際には、熨斗紙は“必要”が正式なマナーです。

【 一周忌のお供え物の熨斗紙 】

■ 熨斗紙の表書きは「お供え」や「粗供養」などとします。

・ もしわからなくても、熨斗紙を書いてもらう際に一周忌のお供え物であることを伝えれば大丈夫です。

熨斗紙がないと、一周忌のお供え物ではなく、手土産と受け取られてしまう可能性がありますので、必ずつけるようにします。

 

食べ物以外のお供え物


一周忌のお供え物として持参するものは、食べ物でなければいけないということはありません。では、食べ物以外のお供え物にはどのようなものがあるのでしょうか。

【 食べ物以外の、一周忌のお供え物 】

■ 食べ物以外のお供え物としては、お線香、ろうそく、お茶などがあります。

・ もちろんお花でもいいですし、その他にも故人の好きだったものがあれば持参すると喜ばれます。

 

一周忌のお供え物の渡し方


実は、一周忌のお供え物は、勝手にお供えしてはいけません。また、何も言わずに手渡しするのもNGです。

【 一周忌のお供え物の渡し方 】

■ 一周忌のお供え物として持参したものは、施主に「心ばかりですが、御仏前にお供えください。」と一言添えるのがマナーですし、遺族へ心遣いです。

・ このマナーができていなければ、大切な一周忌に大変失礼をしたことになります。

このように、一周忌のお供え物の渡し方は、一番守らなければならないマナーかもしれません。

【 一周忌のお供え物を渡すタイミング 】

■ 一周忌の法要がお寺で行われる場合

⇒ 法要前に施主へ挨拶に伺ったとき。

■ 施主の自宅で行われる場合

⇒ 訪問して挨拶を済ませた後に渡し、その後お参りなどを済ませる。

…このような流れが、スムーズです。

また、お供えする場合には箱を開け、中身を出してお供えするのがマナーです。

 

いかがでしたでしょうか。一周忌のお供えについてイメージできたのではないでしょうか。お供え物に選ぶ品も、最後にみんなで分け合うこともありますので、持ち帰りができるように、小分けになっているものの方が扱いやすいです。

その他、故人が好きだった品を持参することでも喜ばれますので、一周忌のお供え物として不向きなものでなければ問題ありません。一周忌は「喪が明ける」こともあり、最も大切な法事とされています。

一周忌のお供え物に関するマナー、知っているのと知っていないのでは、遺族に伝わる心遣いも変わりますので、一周忌に行く前にお供え物のマナーもしっかり身に着けていくと、より真心が伝わります。

一周忌のお供え物について、引き継がれる機会が少なくなった時代だからこそ、マナーを守って、ぜひあなたが次に伝えていってください。

 

まとめ

一周忌のお供え物を選ぶときの基本とは

・お菓子は日持ちするものや小分けになっているものが便利
・果物は丸いもの(メロン、モモ、ミカンなど)を選ぶ
・お肉や魚など殺生を意味する品、匂いのきつい品は避ける
・金額の相場は5千円~1万円の範囲が一般的
・熨斗は「お供え」や「粗供養」とする
・持参する選択肢に、食べ物以外のお供え物もある
・お供え物は勝手にお供えせず、施主に一度渡す