面接でのカバンの扱い方☆実は企業が見ているチェック事項

面接でのカバンの扱い方☆実は企業が見ているチェック事項
面接ではカバンの扱い方なども、実は本人が見落としがちながら、面接官が見ているポイントです。面接は企業側にとって、これから会社の顔になる人材を見極める大切な場面ですよね。

面接官の前でだけ、いい顔をしていても、日頃の習慣がチラチラ見え隠れしてしまうもの。緊張のせいもあるので特に自分では気づかない事が多いからです。

一般的な常識があるのか、自己管理は出来ているのか、会社のルールに合う人材なのか、発想力はあるのか、協調性はあるのかなど、様々な要素が見られます。

面接で質問されて答えたことだけを評価するのではなく、しぐさなども評価しているポイントなのです。そこで今回は、面接でのカバンの扱い方など、実は面接官に見られている、見落としがちな社会人としての基本マナーの、チェック事項を解説します。

何をみられているのかを理解したうえで、面接当日はスマートにできるよう、日頃の習慣を見直す機会にしてください。

 

面接でのカバンの扱い方☆
実は企業が見ているチェック事項

 

面接のカバンの選び方

面接の時、業種にもよりますが一般的にはスーツが無難です。それでは、合わせるカバンはどのようなものを選べばよいのでしょう?

【 面接カバンの選び方 】

★ 必要書類はクリアケースに入れ、マチのあるしっかりとした、面接カバンを選ぶのが正解です。

・ 男性の場合は手に持つタイプ

・ 女性の場合は肩から掛けるタイプ手に持つタイプのどちらでも構いません。

・ カバンにファスナーがあるものの方が便利です。

ちなみに、社会人の方でプラスチック製の書類ケースや、ブランドバックを使用している場合がありますが、面接の時は避けた方が良いです。

 

家を出た時から面接は始まっている?

★ 時間に余裕をもって家を出ることは必須!

・ 駅や会社周辺などでは面接を受ける予定の会社関係の方がどこにいるかわかりません。

時間ぎりぎりで走っている姿は恥ずかしいものです。余裕のある態度で面接に挑んでください。

 

受付での応対は?

会社の中に入ったらキョロキョロせずに、真っすぐ受付へ向かってください。受付の方にまず、元気よくあいさつをし、ハキハキと自分の名前、面接で来たことを告げます。

【 受付での所作 】

★ この時、カバンを受付台に置かないように手に持ったまま、もしくは、足元に置くようにします。

・ 面接する部屋や待合室に案内されたら、必ずお礼を伝えてください。

 

待ち時間の過ごし方

【 待ち時間のNG行為 】

① 携帯電話やスマートフォンを出していじること。

② 髪型を直したり、メイクを直すのもNGです。

また、足を組んだりせず、足は揃えて、背筋を伸ばして座るように意識してください。

一緒に面接を受ける人がいれば会釈程度にあいさつをし、ペラペラ話かけないようにするのも大切です。どこで、みられているかわかりません。

 

面接でのカバンの持ち方は?

【 面接でのカバンの持ち方 】

★ 男性の場合は手で持ち女性の場合は肩掛けタイプの場合、脇にグッとカバンを挟んで固定し動かないように持ちます。

【 入室マナー 】

① 入室するときはノックを3回します。

② 「どうぞ」や「お入りください」などの声がしてからドアを開けます

③ ドアを開けたら笑顔で「失礼します。」とあいさつします。

④ 面接官にお尻を向けないよう、ドアをゆっくりと閉めます。

⑤ 前を向き、「今日はよろしくお願いします。」といってから丁寧にゆっくりと一礼します。

この時の面接でのカバンは、女性の場合、肩掛けタイプはわきをグッとしめたまま一礼するか、もしくは、両手に持って礼をします。男性はそのままの持ち方で大丈夫です。

 

面接時のカバンの位置は?

椅子の方へまっすぐ向かって歩き、椅子の横に立ちます。「お座りください」と言われてから「失礼します」といい着席します。

★ この時、利き手側の床に面接カバンを立てて置きます。

・ 膝の上に置いたり、肩にかけたままだったり、面接カバンを横にしたりしないようにしてください。

スマートにすることで印象もかなり違ってきます。

 

面接が終わってからはどうしますか?

面接官の「それではこれで面接を終わります。お疲れ様でした。」などの面接終了の合図が出たら、座ったまま「本日はありがとうございました。」とお礼を言って一礼します。

【 面接のカバン、帰り際の取扱い 】

① 椅子の脇にたって「よろしくお願いいたします。」と一礼し、きちんと顔をあげて最後にしっかりと、面接官に見てもらいます。

② そして、足元に置いていた面接のカバンを手に持ち、椅子の位置を正してドアまで進みます。

ドアの前で振り返り、面接官の目を見ながら「失礼します。」と一礼して退出します。待機するように言われていない限りは、速やかに面接会場を離れるようにします。

この時も、気を抜かず社内の人がいない場所へ、移動するようにしなければなりません。リラックスするのはそれからです。

 

いかがでしたでしょうか。面接時は緊張もあるので、知識を得たからといってすぐにできるものではありません。日頃から気を付けながら実践しておくことをお勧めします。

もし、面接で失敗したとしても、その時は気にせず、動揺せずに自分の力を十分にアピールできるように努めるのが得策です。所作をスマートにすることができれば、面接官への印象もかなり変わります。

面接時間の間で何人もの中から人選するので、清潔感や身のこなし、あいさつの時の声などあらゆるところを総合的にみられます。

また、入社してからも、取引先への訪問や、受付での対応など必要になる事がたくさんあります。今のうちにマスターしておけば気にすることなく、スマートにこなせるようになっているはず。

また、機転の利いた対応を要求されることもあるので、緊張は最小限にし、最大限に自分をアピールすることができるようにすると、安心です。

 

まとめ

面接で企業が見ているチェック事項

・カバンはマチのあるしっかりとした、ファスナー付きがおすすめ
・面接は時間厳守!トラブルも予想して余裕を持って家を出る
・受付台にはカバンなどを置かず、案内されたらお礼を伝える
・待ち時間はスマホをいじる、髪をいじるなどの行為はNG
・カバンはキチンと持ち、礼をする時でも動かないようにする
・面接後は席を立って一礼した後、カバンを取って椅子を整える


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