結婚式の二次会ドレスは、披露宴と違って友人を中心にしたカジュアルな雰囲気のことが多いですね。披露宴にはドレスコードがあり、準礼服のアフタヌーンドレスやカクテルドレス、略礼服のツーピーススタイルやドレッシーなワンピースなどを着ることが多いです。
しかし、結婚式の二次会ドレスにはこれといったドレスコードがないので、どの程度の服装をすればよいか逆に迷ってしまったりします。二次会には披露宴からの流れでそのまま出席する人も多いですので、同じ服装で参加しても問題ありません。
もし二次会のみの参加であれば、華やかな色合いのドレスやアンサンブルを選んで、普段よりもドレスアップして参加すると安心です。二次会ドレスの基本は披露宴ほど堅苦しくないので、多少は肌を露出するデザインも許容されます。二次会ドレスでは、お祝いにふさわしいドレスや小物を身につけて、ムードを盛り上げたいものです。
今回は、二次会ドレスにぴったりの可愛いドレススタイルの例をご提案します。カジュアルなパーティーにふさわしい、華やかで素敵な二次会ドレスを選んで友人・知人の結婚式を楽しくお祝いしてください。
二次会ドレスの選び方☆
可愛く魅せるおすすめスタイル
披露宴に多いブラックドレスを可愛く魅せる
黒のドレスはシックで大人っぽい雰囲気で、フォーマルな場では定番のカラーです。女性の美しさを引き出す色とも言われ、結婚式の二次会ドレスとしても人気があります。
二次会ドレスを選ぶ時に気をつけたいのは、黒一色やブラックパールとの組み合わせ。お悔やみの場を連想させてしまうので避けなれければいけない点です。
【 黒の二次会ドレスを華やかに魅せるアイデア 】
★ おすすめなのは黒い二次会ドレスに、ベージュやピンクなど柔らかい色彩の羽織物や小物を合わせるコーディネイトです。
・ 上品なゴールドとの組合わせや、スパンコールやビジューをうまく使っても大人っぽく華やかな印象になり素敵です。
落ち着いた中にも愛らしさを感じさせ、お祝いの場にもぴったりな雰囲気になります。
ネイビーの二次会ドレスで上品に
ネイビーの二次会ドレスは、落ち着いた品のあるイメージになります。そのため、30代以上の女性にも人気の高いカラー。濃い色のドレスは肌を白く美しく魅せてくれる効果もあります。シフォン素材のドレスはふんわりと愛らしい雰囲気も出せるので、地味になりすぎずに着こなすことができます。
【 ネイビーの二次会ドレスの着こなし 】
★ 清楚なコーディネイトにするには、白いボレロやアクセサリーと組み合わせるのがおすすめです。
・ ゴールドのベルトやバッグ、コサージュを挿し色に使うと、大人っぽい華やかさも演出することができます。
ピンクの二次会ドレスでフェミニンに
女性に人気のあるカラーであるピンクは、二次会ドレスとしてもおすすめの色。ピンクは愛らしさを出してくれるだけでなく、お祝いの雰囲気にもぴったりの明るいイメージがあります。
普段ピンクを着ることに少し抵抗を感じる方でも、上品なベージュピンクのような色味なら落ち着いた印象で着こなすことができます。トーンを選べば、幅広い年代の方が身につけられることでしょう。
【 ピンクの二次会ドレスの着こなし 】
★ 愛らしくまとめるなら、ピンクと白の組み合わせは王道です。
★ 甘すぎないコーディネイトを目指すならば、黒い羽織物やバッグを使ってシックな雰囲気をプラスします。
ピンクとひと口に言っても、その色合いは様ざま。桜色やビタミンカラーに近い華やかなピンクなど、年代や雰囲気に合うピンクが選べる点も、ピンクの二次会ドレスの魅力です。
★ 和風な落ち着いたピンクなら、シャンパンゴールドの小物使いも綺麗です。
ベージュのドレスで落ち着いた二次会ドレス
結婚式では白は花嫁の色として、ゲストが着ることは避けますよね。二次会でも同様に、真っ白いドレスは避けるのがマナーです。でも柔らかい色のドレスを着たい時には、ベージュのドレスを選ぶとよいかもしれません。
ベージュにも様々なトーンがあります。そのトーンによって似合う色目の小物なども変わってきます。自分が演出したいイメージに合わせてコーディネートしてください。
【 ベージュの二次会ドレスの着こなし 】
★ 華やかなシャンパンベージュ
・ ゴールドと組み合わせると、品よくゴージャスに決めることができます。おしゃれ上級者というコーディネイトです。
★ ソフトなベージュ
・ オーガンジーなど透け感のあるの黒い羽織物を合わせれば、大人っぽく上品にまとめることができます。
体型にあったデザインの二次会ドレス
二次会ドレスは華やかなものを選びたいけれど、自分の体形が気になってしまう方も、案外多いです。引き締め効果を狙って濃い色を選ぶ場合もありますが、せっかくの華やかな場ですので、好きな色のドレスを選び形を工夫することでカバーすることをおすすめします。
【 体型カバーの二次会ドレス着こなし 】
★ ドレープやプリーツの入ったドレス
・ 体型をカバーするのに適したデザインです。女性らしいラインを活かして愛らしく見せてくれます。
★ ベルトやリボンを使って高い位置でウエストマーク
・ 腰を高い位置でマークするため、脚長効果を期待することもできます。
二次会ドレスにバイカラーのドレス
格調高い結婚式ではNGとされることもあるバイカラーのドレスですが、カジュアルな二次会にはぴったりです。バイカラーのドレスはデザインも様ざまあり、お好みに合わせておしゃれなものを選ぶことができます。
【 二次会ドレスに選ぶバイカラー 】
★ 紺、黒、ミントグリーンがメインの色なら…。
・ 部分的に白いレースをあしらったデザインは、タブーとされている白も上手に取り入れることができて可愛らしい印象に。
★ 黒とビビッドな赤、ピンク、ブルーなどを挿し色に。
カジュアルなレストランなど、会場によっては上下異素材を組み合わせた個性的なデザインのドレスで、遊び心を表現しても素敵です。バイカラーのストンとしたIラインのワンピースなら、体型カバーにもなり便利です。大ぶりのポイントが利いた、長いチェーンのネックレスなどを付けても、アクセントになり華やぎます。
パンツドレスでクールに決めよう
最近のトレンドとして、フォーマルな場にもふさわしい二次会ドレスとして、パンツドレスの人気が高まっています。二次会ドレスとして、フェミニンなドレスを身につけるゲストが多い中、ハンサムなパンツドレスはおしゃれ上級者といった印象を与えることができます。
★ パンツドレスは、小物使いで華やかさをプラスするのがポイントとなります。
パンツスタイルのドレスにも、様ざまなデザインのものがあります。レースやシースルーを取り入れたものや、部分的にフリルをあしらってクールな中にも女性らしさを感じさせるものも多くあります。
【 パンツドレスの着こなし 】
★ ネックレスやバングル、バッグ、パンプスなどの色や素材感を工夫して、おしゃれ度をアップしてくださいね。
二次会ドレスのおすすめスタイルはいかがでしたでしょうか。挙式や披露宴とは違い、少しくだけた場になることの多い二次会。あくまでもお祝いの席であることを念頭に置いた二次会ドレス選びでなければなりません。
二次会ドレスに合わせるアクセサリーで、フォーマル過ぎない遊び心をプラスして、華やかなコーディネイトにすることがポイントです。二次会は平服でよいとされていますが、平服とは普段の服装のことではありません。場の雰囲気にあった、セミフォーマルなドレスを選んでください。
二次会が行われる会場は、どの程度の二次会ドレスを選ぶかの目安になります。結婚式場でそのまま行われる場合と、カフェやレストランを貸し切って行われる場合では、フォーマルの度合いが違ってきます。
居酒屋やカラオケのパーティースペースを貸し切って行われる場合には、よりカジュアルなパーティーと考えてよいです。
いずれの場合にも「おめでとう」の気持ちを込めて、普段よりもドレスアップした華やかな二次会ドレスで望みたいものです。気分を盛り上げてくれる素敵な二次会ドレスで、楽しいお祝いの席にしましょう。
まとめ
フォーマルになりすぎない、二次会ドレス選びとコーディネート
・ブラックのドレスには、ベージュやピンクの柔らかい小物を
・30代以上にも人気!ネイビーのドレスは白い小物で上品に
・多用なニュアンスがあるピンクで、フェミニンにもシックにも
・華やかシャンパンベージュにはゴールド、淡いベージュには黒
・ドレープやプリーツで体型カバー。ハイウエストで足長効果!
・ミントグリーンや紺・黒ならタブーの白の挿し色もOK!
・おしゃれ上級者のパンツドレスなら、小物使いで華やかに