お中元とお歳暮☆社会人が抑えたいご挨拶7つの礼儀

お中元とお歳暮☆社会人が抑えたいご挨拶7つの礼儀

あなたはお中元やお歳暮をきちんと贈っていますか?お中元やお歳暮は、日頃お世話になっている方へ感謝の気持ちを伝えるために、社会人としては必ず押さえておかなければならないポイントです。

社会人になってきちんとした挨拶が出来ないとお叱りを受けてしまうこともありますよね。お中元やお歳暮も大切な「挨拶」のうちの1つなのです。

お中元やお歳暮を贈るということは、社会人なら「出来て当たり前」のこと。ですが、きちんとお中元やお歳暮の意味を理解した上で、贈っている人は少ないのではないでしょうか。

そこで今回は社会人なら必ずおさえておきたい、お中元やお歳暮のマナーや贈り方について7つのポイントをお伝えします。是非参考にして、次回から必要な方々へお中元やお歳暮を贈ってみませんか?



 

お中元とお歳暮☆
社会人が抑えたいご挨拶7つの礼儀

 

お中元の基本的な意味合いを知ろう


★ お中元の起源は中国の道教

お中元の起源は、中国の道教で奉っていた神々から来ています。

・ 旧暦の1月15日には天神様を ⇒ 上元
・ 7月15日には慈悲神様を ⇒ 中元
・ 10月15日には水と火の災いから守ってくださる神様を ⇒ 下元

このうち7月15日の中元と仏教のお盆が結びつき、これがお中元の起源です。

もともとはご先祖様を奉るためにお供え物をそなえていたのですが、やがて普段お世話になっている近所の方や親族にも贈り物を贈るという習慣が生まれました。

★ 旧暦の7月15日は今の8月15日にあたります。

以前は、お中元を贈る時期について、東日本と西日本で大きく区別がありました。ご高齢の方の家庭ならば、贈る相手の住む地域によって、時期も配慮すると安心です。

【 昔ながらの東西のお中元を贈る時期の違い 】

・ 東日本の場合は7月初旬から15日まで。
・ 西日本では8月初旬から15日まで。

ただし、近年ではお中元は7月15日に贈るのが一般的な流れになっています。

 

年末に贈るお歳暮の意味合いを知ろう


★ お歳暮とは、年末に贈る贈り物のことを指します。

歳暮とは年末を意味する言葉。もともとはご先祖様を奉るためにお供えものを持ち寄っていました。

江戸時代に入ると、商人が取引先に挨拶の品物を贈るという風習が根付いていき、お世話になった方へ贈り物を贈るという風習へと変化していきました。お歳暮も、お中元と同じく、日頃お世話になっている方に贈ります。

【 お歳暮を贈る時期 】

お歳暮を贈る時期は年々早まる傾向にあります。

・ 12月20日までに贈るのが一般的な流れです。

 

お中元に使う、のしの基本マナーを知る


★ お中元に使う水引のデザインとは

お中元を贈る時には、紅白の蝶結びの水引を使います。そして、のしの上段には「御中元」と書くと良いでしょう。

一般的にお中元は7月15日までに贈るものとされています。ですので、もし7月15日以降に贈り物をする場合には、「暑中御見舞」としましょう。

ただし、目上の方に対して「見舞う」という表現を用いるのはマナー違反にあたりますので、上司や恩師など目上の方にお贈りする場合は必ず「暑中御伺」としてください。

【 お中元の、のしマナーまとめ 】

・ 水引は紅白の蝶結び
・ 7月15日までの、のし書きは「御中元」
・ 7月15日以降の、のし書きは「書中御見舞」
・ 目上の方にお贈りするのし書きは「暑中御伺」

 

お歳暮に使う、のしの基本マナーを知る


★ お歳暮に使う水引のデザインは

お歳暮を贈る時にも、お中元と同様に紅白の蝶結びの水引を使います。上段には「御歳暮」と書き、会社として取引先の方にお歳暮を贈る場合は、下段に社名と代表者の氏名を書きましょう。

基本的にお歳暮にはのしをつけますが、魚や肉などの生物など、のしが不向きな品物もありますので、その点はお店の方と相談しながら臨機応変に対応してください。

お歳暮を贈り方としては、風呂敷に品物を包んで相手方の元まで持参するのが正式なマナーですが、先方の都合が分からない場合も多いので、宅配便で贈る方法が主流となっています。

【 お歳暮の、のしマナーまとめ 】

・ 水引は紅白の蝶結び
・ 魚や肉などの生ものは、のしは不向き
・ 持参する場合は、風呂敷に包んで
(最近は宅配便で贈る方法が主流

 

お中元の送り状の書き方とは


お中元は日頃の感謝の気持ちを伝えるために贈ります。とはいうものの、お中元の品物を贈るだけでは味気ないです。

どんなに親しい関係の方に贈る場合でも、季節の挨拶や日頃の感謝の気持ち、お中元の品物についてなどを記した手紙を出すことにより、あなたの気持ちをより上手に伝えることができます。

【 お中元の送り状、文例 】

「日頃はお世話になりまことにありがとうございます。

ささやかな品ではございますが、御中元のしるしまでに○○を××便にてお送りいたしましたので、ご笑納くださいますようお願い申し上げます。」

などと、お中元の品物の内容や到着日時などを、事前に伝えておくとスムーズです。

 

お歳暮の送り状の書き方とは


お歳暮もお中元と同様に、送り状として手紙を出すと、より丁寧な挨拶となります。特に目上の方や仕事関係の方にお贈りする時には、出来るだけ送り状を出すように心がけてください。

【 お歳暮の送り状、文例 】

★ 仕事の関係者の方へ送り状を書く場合

「○○様のご支援ご助力のおかげで、この1年も無事に××を行うことが出来ました。心より感謝申し上げます。」

などと書くと良いでしょう。××の部分は、具体的なプロジェクトの名前を書いても良いですし、自営業の方は「事業を展開できた」としても良いです。

【 お歳暮の送り状、文例② 】

本来ならば直接ご挨拶に伺うべきところを、失礼ではございますがささやかな品をお送りさせていただきましたのでご受納下されば幸いです」

などとして、直接ご挨拶に伺えない非礼を詫び、お歳暮をお送りした旨を伝えると相手の方にもより、良い印象を与えることが出来ます。

 

お中元とお歳暮、どちらを贈るべき?


お中元やお歳暮は、日頃の感謝の気持ちを伝えるための大切なご挨拶です。

★ 一度贈った方には、翌年も贈るのが一般的です。

そのため、贈る相手をあまりに広げすぎるとかえってあなたの負担になってしまいます。その点は十分慎重に検討しましょう。

またお中元を贈った場合は、基本的にお歳暮も贈ります。ただし、お中元かお歳暮、どちらか片方のみ贈りたいという時にはお歳暮を贈ると良いでしょう。

★ 片方のみならば、お歳暮を贈ります。

お中元には、「お歳暮だけでは感謝の気持ちを伝えきれないほど、お世話になっている。」という気持ちも含まれている側面があります。

どちらかを選ぶなら、お歳暮のみを贈ることをおすすめします。

 

いかがでしたでしょうか。今回は社会人なら必ずおさえておきたいお中元とお歳暮のマナーについてお伝えしました。お中元やお歳暮という言葉は良く耳にしていても、いざ自分が贈る立場に立つとなると、色々悩んでしまうものです。

社会人として、節目節目における「ご挨拶」は出来て当たり前なのですが、意外と正しいマナーを知らないという方も多いはず。マナーを守った礼儀正しい挨拶は、あなたの印象を格段にアップさせてくれます。そしてきちんと挨拶できる事が社会的な信用へとつながります。

今回お伝えしたポイントは、どれも基本的なポイントばかりですが、必ずおさえておきたいことばかりです。社会人として、是非頭に入れておくと安心です。今回の記事をきっかけに、定期的に感謝の気持ちと挨拶をしたい相手がいましたら、ぜひお中元やお歳暮で、その心を伝えてください。

 

まとめ

お中元やお歳暮を贈る時に知っておきたい、基礎知識

・お中元は7月15日までに贈るのが一般的マナー
・お歳暮は12月20日までに贈りましょう
・7月15日までは「御中元」、それ以降は「暑中御伺」
・お歳暮ののしは紅白の蝶結びの水引を
・お中元に送り状を付けて、より丁寧な感謝を伝える
・お歳暮も送り状を送ることで、より丁寧な印象に
・どちらか片方だけを贈るなら、年末の挨拶にお歳暮を