結婚式の服装は?女性が最低限知っておくべき7つのマナー

結婚式の服装は?女性が最低限知っておくべき7つのマナー

結婚式の服装は女性の場合、案外間違えてしまう人々が多いようです。特に日本人はTPOをとても大切にします。「TPO」とは「time=時」、「place=場所」、「occasion=場合」のこと。時と場所に応じて服装を使い分けることは、大人なら必ず守るべきマナーなのです。

中でも結婚式の服装は女性のマナーでも、厳しさは格別です。冠婚葬祭の一つである、おめでたいお祝いの席である結婚式の服装で女性のマナー違反は、極力避けなければならないでしょう。

男性に比べ服装のアレンジの幅が広いため、良かれと思って身につけたものも要注意です。その結婚式の服装が女性としては、意外にもマナー違反だった、なんてうっかりミスもおこりがちなのです。

せっかくのお祝いの席でマナー違反をしてしまったら、新郎新婦に対して失礼だというだけでなく、あなた自身も傷ついてしまいかねません。そんなうっかりミスを避けるためにも、今回は結婚式の服装で女性が最低限知っておくべき、7つのマナーをお伝えします。

 

結婚式の服装は?
女性が最低限知っておくべき7つのマナー

 

白系のドレスは絶対NG

純白のウェディングドレスは新婦の特別な衣装です。ですので、結婚式に参列する女性は白系のドレスは避けなければなりません。結婚式の主役はあくまで新郎新婦ですので、そのことをきちんと理解し、白系は避けた服装を選ぶようにしましょう。

【結婚式の服装で女性が白系のドレスを選ぶ場合】

・ 基本的に白系のドレスはNGです。
・ クリーム色、アイボリー色のドレスも見え方で白に映ってしまいます。できれば避けると安心です。
・ クリーム色やアイボリー色など、白に近いドレスを選ぶ場合には、はおりものを黒にするなど、他の服やワンポイントで他の色を入れると良いでしょう。

 

過剰な露出は避ける

女性のパーティー用のドレスとなると、短い丈のものや、露出が多いドレスも多いです。ですが、結婚式はとてもフォーマルで厳かな場です。過剰な露出は避けるようにしましょう。他の参列者の方が目のやり場に困るような服装は、選ばないよう気を付けてください。

【結婚式の服装で女性の露出の注意事項】

・ 結婚式の服装は女性ならば、肩出しはタブーです。
・ 肩出しのドレスを選ぶならば、ボレロなどのはおりもので肩を隠します。
・ スカートの丈は膝小僧が隠れる程度を目安にします。
・ 靴も露出過多はタブーです。足先が見えるパンプスやミュールは避けましょう。

などなど、基本的には肩と膝が隠れるワンピースドレスであれば、安心です。カジュアルな会費制の手作りウエディングの場合には、ドレスコードも緩くなります。カメラマンを依頼されたりと、仕事があるケースも最近はあるようです。そのような場合には、黒のパンツスーツでも問題はないでしょう。

 

縁起が悪いとされる素材

動物系の素材は、殺生を思わせるという理由から、結婚式にはふさわしくないとされています。具体的にはファーのような毛皮の素材やクロコダイルなどの皮素材ですね。

【結婚式の服装、女性が選びやすいタブー素材】

・ 革のパンプスは、「革」が動物素材となり不向きです。
・ 同じく革のバッグも避けましょう。
・ 華やかなファー遣いですが、こちらも毛皮素材となりタブーです。
・ 動物を連想する、ヒョウ柄やゼブラ柄なども避けましょう。
・ 動物系の素材ではありませんが、あまり派手な柄は不向きです。

結婚式の服装で女性がその華やかさから、これらの素材を取り入れてしまうケースが見受けられます。ただし基本的にフォーマルな場である結婚式には、ふさわしくないことを念頭におきましょう。

 

無難な全身「黒」も結婚式ではタブー

肌の色が白く見える、スタイルが良く見える、といった理由から黒いドレスを選ぶ女性も多いです。けれども実は、結婚式において全身「黒」はNGです。なんだか喪服のように見えてしまうのが理由です。

【結婚式の服装で女性が黒を選ぶ場合】

・ 結婚式の服装で女性が黒いドレスを選ぶなら、小物や羽織物に色物を選ぶ。
・ 華やかな服装に仕上がるように、明るい色を指し色にする。
・ フォーマルな場ではアクセサリーはパールですが、3連のネックレスなどで華やかに。
・ 年齢的な理由などで、落ち着いた色合いが良いならば、濃紺もおススメです。
・ 濃紺のドレス×黒のボレロに、明るい色のコサージュなら、まとまりも。

などなど、年齢的な理由や体系的な理由で、結婚式の服装で女性が濃い色を選びたいと言う意見は多いです。そのため、このような工夫で華やかさを少しアップすると、会場も華やぎます。

 

ヘアスタイルのドレスコード

結婚式は服装で女性の華やかさを演出しがちですが、実は髪型にもドレスコードがあります。結婚式に参列する場合には、なるべく華やかにフォーマルに装うのが女性のマナー。

【結婚式におススメのヘアスタイル】

・ 美容院でセットしたアップスタイルがおススメ。
・ 自分でセットするならば、クルクルと巻いた髪でサイドをアップ。
・ ショートヘアならばカチューシャなどで、華やかさをアップ

髪型の基本はきちんとセットしたアップスタイルです。ドレスに合わせた髪型のアレンジを楽しんでください。自宅でセットする場合でも、おしゃれなアップスタイルが簡単にできたり、クルクルカーラーができるアイテムが多く販売されています。

東京近況ではソニープラザなどで多く発見できるので、チェックしてみましょう。

 

バッグは小ぶりなものを

結婚式のようなフォーマルな場において、大きなバッグはふさわしくありません。背もたれにおいても邪魔になりにくいクラッチバッグのような小ぶりなものをチョイスしましょう。

【結婚式の服装で女性がおさえたい小物マナー】

・ 小物は光沢感のある素材で華やかさを。
・ おススメの素材はエナメル素材や、サテンなど。
・ 遠方から出向く場合には、会場に入る前に大きなバックをコインロッカーへ。
・ 結婚式ではクラッチバックが基本。
・ バックと靴の色や素材を合わせると良いでしょう。

【結婚式のアクセサリー基礎知識】

・ ホテルなどの会場で行うフォーマルな結婚式では、パールが基本
・ 指輪も結婚指輪や婚約指輪以外の着用は控えると安心です。
・ ネイルにも注意が必要。フレンチネイルくらいの品のあるアレンジまで。

結婚式の服装で女性が気をつけるポイントは、ドレスだけではありません。案外つま先から指先まで、ふとした拍子に目が行くものですので、細かな部分まで気を配りましょう。

 

足元の基本スタイルはパンプスで

結婚式に参列する場合、女性の足元の基本スタイルはパンプスです。ここでも結婚式の服装で女性には多くのおさえるべきマナーがあります。

【結婚式の服装で女性がおさえるべき足元マナー】

・ 足元においても過剰な露出は避けなければなりません。
・ ミュールのような靴は絶対にNGです。
・ 露出が少ないからといってブーツを選ぶのもNG。
・ ある程度ヒールの高さのあるパンプスを選ぶと素敵です。
・ 素足もNGです。肌色のストッキングを着用しましょう。

結婚式の服装で女性が濃紺などの濃い色のドレスを選んだ場合、クラッチバックやパンプスは明るめの色で華やかに演出しても良いでしょう。

結婚式用のパンプスには、かかと部分に大きなパール使いのリボンやコサージュをあしらった、可愛いタイプもあります。オシャレながらなかなか通常使いにははきにくいパンプスかもしれません。履き慣れた靴で会場まで出向き、近くでパンプスに履き替える方法も一案です。

 

いかがでしたでしょうか。今回は結婚式の服装で女性が気を付けるべき7つの服装のマナーをお伝えしました。服装だけでなく、髪型、バッグ、靴、など男性に比べて女性は配慮しなくてはならないポイントが多くて大変かもしれません。

いくら素敵にドレスアップをしても、それがマナー違反にあたる服装だと、せっかくの努力も台無しになります。きちんとマナーを守った服装で、新郎新婦にお祝いの気持ちを伝えられると嬉しいでしょう。

今回お伝えしたポイントはどれも基本的なことばかりですが、この7つのポイントを押さえておけば、結婚式にふさわしい服装をマスターすることが出来ます。きちんとマナーを守った上で、思う存分お洒落を楽しんでください。

基本的なフォーマルな服装のマナーをおさえれば、今人気が高いレストランウエディングや会費制ウエディングなどの、カジュアルな結婚式のパターンでも、柔軟にTPOに合わせた服装選びができるでしょう。

 

まとめ

フォーマルな結婚式での女性の服装マナー基礎知識

・白系のドレスは、アイボリーやクリームでも避けると安心
・肩出しや短いスカートなど、過剰な露出は避ける
・クロコダイル革やファーなどアニマル素材は、縁起が悪い
・全身「黒」は喪服をイメージさせるので、結婚式ではタブー
・華やかなアップのヘアスタイルでドレスコードをクリア
・結婚式のバッグは小ぶりなクラッチバックが一般的
・足元の基本スタイルは、ある程度かかとのあるパンプスで


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