名刺交換は見られている!知っておきたい7つのマナー

名刺交換は見られている!知っておきたい7つのマナー

あなたは自分の名刺交換のマナーに自信がありますか?社会人になって初めて自分の名刺を持てた時は、とても緊張したのではないでしょうか。

ビジネスシーンにおいて名刺はまさにあなたの顔。そんな大切な名刺を交換する時のあなたの所作は、相手の方に見られていないようで、実はとっても注目されているものなのです。

初対面での名刺交換という場面において、取引先の方に失礼な印象を与えてしまうと、たとえあなたの人柄がどれほど優れていようとも、「失礼な人」「だらしのない人」というイメージを払拭するのはなかなか難しいという現実があります。

あなたについてしまった悪い印象は、その後の仕事の流れにも暗い影を落としかねませんし、会社の信用を損ねる恐れもあるので、十分注意しなければなりません。

そこで今回は、名刺交換の正しいマナー、知っておきたい注意点などを、7つの項目に分けてお伝えします。是非参考になさってください。

 

名刺交換は見られている!
知っておきたい7つのマナー

 

事前の準備は入念に!

名刺はビジネスシーンでは必須アイテムです。

☆ 名刺は常にストックを用意する。

商談の場に名刺を持って行くのを忘れたり、相手の会社に伺う時に名刺を忘れていく事は、相手によっては致命傷にもなるので注意が必要です。

社会人の基本中の基本を押さえていない!ということにもなり兼ねません。信頼されるとその後のビジネスがぐんと進みますので、ストックは確実に!

自分の会社のデスクはもちろんのこと、鞄やスーツのポケットには常に名刺を準備しておくと安心です。

☆ 名刺は常にキレイな状態で常備する

常にシワや折り目のない、綺麗携帯しておくことは、名刺交換のマナー以前に社会人として絶対に押さえておくべきポイントです。

 

名刺は相手の大切な「顔」

名刺はビジネスシーンにおいて、とても重要な役割を占めるアイテムです。仕事の場ではお互い良くも悪くも自分の「素顔」を隠すもの。

そんな中で、名刺はお互いの情報を得る大切なツールです。会社の名前、氏名、役職、連絡先など、仕事上の人間関係を築く中で必要な情報は全て名刺に書かれています。

☆ 名刺を無造作に扱うのはマナー違反。

自分の名刺はもちろんのこと、相手の方の名刺は相手の方の「顔」だと思い、丁寧に扱ってください。

・ 相手の方の名刺にメモを書き込む行為。
・ すぐに名刺入れにしまう行為。

最近では相手の特徴や話した内容を名刺の裏にメモする、名刺管理術があります。けれども、それを本人の前でする行為は、失礼にあたりますので、気を付けてください。

 

名刺は目下の立場から先に差しだします

名刺を交換する時の順番、意識して守っているでしょうか?

☆ 基本的に、まず目下の立場の者が先に

営業先や、相手が自分よりも役職が上の場合には、まず自分が名刺を差しだします。目上、目下とは、単に会社内における役職や年齢で判断するものではありません。

☆ 名刺交換のマナーでいう「目下」の立場

・ お金を受領する側仕事を頼む立場のことを言います。

例えばあなたが営業に行った先の会社で、先に相手の方から名刺を出して頂くのはマナーとしてはタブー。ですので、営業で相手方を訪問する時には、相手の役職や年齢にかかわらず、あなたが目下の立場ということになります。

 

テーブル越しの名刺交換はマナー違反

名刺交換を行う時には必ず起立して行います。着席して相手の方を待っていた場合も、相手の方の姿が確認出来たら、すぐに立ち上がることはもちろんです。そしてもうひとつ。

☆ 相手の方と名刺交換しやすい場所に移動します。

たとえ「軽い挨拶」のつもりでも、名刺交換はとても大切な行為です。テーブル越しに名刺を交換するのはマナー違反ですので、きちんと起立して相手の方に名刺を渡しやすい位置に移動した上で、自分の名刺を差しだしてください。

 

名刺を渡す時には、社名と名前を名乗ります

名刺を差しだす時には、軽くお辞儀をして自分の名刺を差しだします。

☆ 名刺を差し出す時、社名・名前を忘れずに

その時は、「○○と申します」と、自分の社名と名前を言いながら相手の方に手渡します。自分の名前を名乗ることで、より相手に自分のことを覚えていただけます。

また、相手の方に自分の社名や名前を口に出して伝えることで、「読み方は間違っていないかな…」という不安を相手の方に与えることがありません。その後の仕事の流れもよりスムーズになります。

 

名刺交換の場で喜ばれる心遣い

名刺交換しようと思っても、相手の方が名刺を取り出す準備が出来ていない時もあります。

☆ 相手の準備が出来てから、名刺交換を。

そんな時は、あなたも名刺を取り出さず、相手の方が名刺交換の準備が整うまで待つことが、一般的な心遣いです。

相手の方より名刺を早いタイミングで取り出してしまうと、相手の方を焦らせてしまいますし、プレッシャーを与えてしまいます。相手の方の立場を思いやるさりげない心遣いはあなたの印象をグッとアップさせてくれますよ。

 

複数の人数で名刺交換を行う場合に気を付けたいこと

【複数の相手と名刺を交換】

<注意点>

次から次へと行う名刺交換では、受け取った後の名刺の扱いがついつい雑になってしまいがち。

複数の相手と名刺交換する時は、受け取った後の名刺の扱いの所作で、名刺交換マナーが出来ているかどうかが分かります。

<受け取った名刺の取り扱いマナー>

・ 受け取った名刺は、名刺入れのフタに移動させます。

受け取った後の名刺を束にして重ねたりするのは、失礼な行為です。十分気を付けてくださいね。

 

いかがでしたでしょうか。今回は名刺を交換する上で、知っておきたい7つのマナーをお伝えしました。名刺交換を「なんとなく」済ませていませんか?

相手に与える第一印象はとっても大切。プライベートなお付き合いの場では、初対面の印象が悪かったとしても、そのあと挽回できるチャンスはあります。けれども「二回目」がないのがビジネス上でのお付き合いです。

その後の仕事をスムーズに進めるためにも、正しい名刺交換のマナーをおさえておきたいものです。礼儀正しい振る舞いは、周囲からの信頼にもつながります。

名刺はビジネスシーンにおける「顔」であると心得て、大切に扱ってください。またビジネスとして以前に、人との出会いは一期一会と考え、名刺を大切に扱い良い関係性を築いてください。

 

まとめ

ビジネスシーンにおける名刺交換のマナーとは

・常に新しい名刺のストックを準備しておきましょう
・名刺は「顔」だと思い丁寧に取り扱います
・名刺交換における「目上」「目下」とは?
・名刺交換はかならず立って行います
・名刺を渡しながら口頭で社名と氏名を名乗ります
・相手にプレッシャーを与えない心遣いとは
・受け取った名刺は重ねないように要注意


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