接待マナーのおさらい!上司に聞く新人が間違えやすいミス

接待マナーのおさらい!上司に聞く新人が間違えやすいミス
接待のマナーは新人だからこそ、知っておきたい大切なこと!会社同士の接待の会食をする時は、接待する側の会社の若手社員がお店の手配や当日の仕切りをすることになりますから、新人だからよくわからなかったということは許されないのです。

しかし、接待のマナーは上司から丁寧に教わることは少ないですよね。そのくせ、相手に失礼があると「そんなことも知らないのか」とか「非常識だ」とか後でお説教をすることもあります。

接待のマナーは自分で学んでおくしかないのです。

接待はただの飲み会ではありませんから、自分が良かれと思っていることでも失礼にあたるふるまいがあります。そこで今回は、新人がよく間違えてしまいがちな接待でのマナーについて、7つのポイントをお伝えします。

 

接待マナーのおさらい!
上司に聞く新人が間違えやすいミス

 

相手の好みのお店選び

接待のマナーで最初に気を付けるべきポイントがお店選びです。接待というと、高級なお店を予約すればいいと思われるかもしれません。

【 接待マナー:お店選び 】

★ 確かに高級なお店を用意すれば相手は喜ぶかもしれませんが、相手の好みをリサーチしてお店を予約するのがマナーです。

相手の好みがまったくわからない場合には、相手の年齢や性別などを加味して少しでも相手が喜ぶお店をセッティングします。

 

個室があるかないか

新人が接待のお店を選ぶときに間違えやすいのがお店の選び方です。せっかく相手の好みでお店を選んでも、当日席についたときに周囲との境がまったくなく騒がしいお店ではいけません。

【 接待マナー:個室の確認 】

★ 接待の会食中には仕事の話もしますから個室や半個室などで、ゆっくりと会話ができる環境を確保すべきです。

絶対に間違えないためにはお店に下見をしに行くのがいいですが、高級店の場合は自腹で食事をしに行くのは厳しいですから、ネットなどで口コミを見るなどして事前にリサーチをしておくのが安心です。

 

手土産の準備

社会人になりたての新人が、知らないケースが多い接待のマナーが、手土産です。

【 接待マナー:手土産 】

★ 接待をする場合には、手土産を持参するのがマナーです。接待の手土産選びのポイントは相手の家族が喜ぶものです。

・ 相手に奥様や子供がいる場合には、女性や子供が喜ぶようなスイーツを持っていくと気が利いています。

また、手土産は事前に用意しておくことが重要です。当日、会食のお店の近辺で購入すると、近場で済まされたということが相手にわかってしまうためです。

 

お店への到着時間

友人や同僚との飲み会の集合時間は、時間に遅れても「携帯電話で連絡さえすればいいや。」という感覚の人が多いですが、接待ともなるとそうはいきません。時間ピッタリに現地に到着することさえも、接待のマナーとしては誤りです。

【 接待マナー:お店への到着時間 】

★ 接待をする側は、相手よりも早くお店に到着しておかなくてはいけませんので、少なくとも15分前には到着しておきます。

席やトイレの場所のチェックをしたり、席次を決めたりと抜かりがないように準備をするのです。

 

会食中の話題の準備

接待におけるマナーとして、「相手の話しを聞く側に徹していればいい。」と言う人は多いですが、それは相手の出方によって異なります。自分が話していて気持ちよさそうにする相手に対しては、聞く側に徹するのがいいかもしれませんが、無口な人もいます。

【 接待マナー:会話 】

★ もし、会食の場で会話が少なく沈黙がちになったら、自分が盛り上げる事も心遣いのひとつ。

・ 誰もが知っているような時事ネタや一般的な話題をいくつか持っていくのが安全です。

 

会食中の気配り

会社の飲み会などでは、会食中の新人の役割は盛り上げることかもしれませんが、接待においては異なります。話題を振ったり会話に適度に入ることも必要ですが、それ以上に注文に気を配るべきです。

【 接待マナー:会食中の気配り 】

★ 会食中の人の飲み物や取り皿の汚れ具合などに常に気を配ります。

・ 周囲に不自由さを感じさせないように、店員を呼んだり注文をするという動きが接待でのマナーです。

 

支払いの作法

お店選びや会食中のふるまいなど、接待のマナーを完璧にこなしていても、支払いの場面でマナーが守れないと、それまでの努力が水の泡になってしまいます。

接待においては、接待をする側が会計をするのが基本ですが、相手に恐縮させてはいけないので、会計は相手が気づかれないように済ませるのです。

【 接待マナー:支払いの作法 】

★ 相手がトイレに立った隙や、会話が盛り上がっている時を見計らって、さっと離席して会計を済ませるというのがスマートです。

 

いかがでしたでしょうか。接待マナーは社会人であれば知っておいて損はしませんから、なるべく早いうちに学んでおく方がいいものです。

しかし、新入社員研修や職場でのOJTではなかなか学ぶ機会がありません。とくに営業職の場合は、接待も大事な仕事のうちですが、仕事中に勉強するチャンスがないので自分で勉強しなくてはいけないのです。

接待のマナーには、勉強をしなければ知りえないものが多くあります。今回解説したとおり、手土産を用意することや個室があるお店を選ぶというのは、学生時代には考えもしないことですから、知らないとできないふるまいです。

接待は粗相をしたらどうしようと不安になる人もいるかもしれませんが、そつなくこなして相手に満足してもらえれば、大きな成功をつかむチャンスにもなりえます。

接待マナーをしっかり押さえて、社会人としてのスキルを高めましょう。

 

まとめ

接待マナーで気を付けるべきポイントとは

・お店選びは相手の好みや性別、年齢を加味する
・相手の声が聞こえるように個室や半個室があるお店を選ぶ
・相手の家族が喜ぶような手土産を事前に用意しておく
・予約時間より早めに現地に到着しておく
・一般的な会食中の話題をいくつか用意して臨む
・飲み物や食べ物の減り具合を常にチェックしておく
・支払いは相手に気づかれないように自ら済ませる


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