飲み会の後、お礼メールを送るだけで上司や受け取った相手に、好印象を与えられます。社会人になると上司や先輩、取引先の方など学生時代とは違ったお付き合いが始まるため「飲み会の機会が増えた!」と言う方は多いですよね。
飲み会の席で、時間を共有できたことへの感謝であったり、もしも、ごちそうしていただけたのであれば、そのことへの感謝であったりは当然その場でしているはず。
そこでそれに加えたいのが、飲み会のお礼メールを送ることです。もしも、飲み会のお礼メールを送っていないのであれば、もったいない!ぜひ、飲み会のお礼メールも送るようにしてください。
自分だったら、その場でお礼を言われて、さらに時間差で飲み会のお礼メールが送られてくると、とても嬉しいものですよね。人であれば皆、同じ気持ちになるものです。
そこで今回は、「ありがとうございました。」だけではなく、人と差がつく好印象を与える飲み会のお礼メールの礼儀を、7つ解説します。ぜひ参考にして、より良い関係を築いてください!
飲み会のお礼メールは送ってる?
好印象を与える7つの礼儀
飲み会後のお礼メールを送るタイミング
相手の携帯メールを知っていれば、離れてからすぐお礼メールを送ります。パソコンメールでのやりとりの場合は、いつもより少し早めに出社して、就業時間前に飲み会のお礼メールを送るようにします。
【 飲み会のお礼メールの時間帯 】
★ 早めの出社が難しければお昼休みなどを利用し、勤務時間内にメールをするのは控えてください。
・ 就業中の私用での会社PCの利用は、ビジネスマナーとしてNGです。
自身のスマートフォンでパソコンメールへ送る場合は、「スマートフォンからなので、短文になりますが、取り急ぎお礼とごあいさつをお伝えしたくて」などの一文を添えると好印象になります。
感謝の気持ちを込める
【 飲み会のお礼メールで伝える、感謝の気持ち 】
・ 「飲み会に誘っていただきありがとうございました。」
・ 「御馳走していただきありがとうございます。」
始めにこのような言葉など、具体的に嬉しかったことや感謝を書くようにします。
誘った相手は、飲み会のお礼メールが送られてくるのを待っているわけではありませんが、メールがコミュニケーションツールとして確立しているので、送られてくるとやはり嬉しく思うものです。
盛り込むと喜ばれる話題とは
飲み会に参加して、「ありがとうございました。」だけの文面だと、社交辞令にしか受け取られないこともあります。
【 飲み会のお礼メールで、盛り込みたい話題 】
① 飲み会が楽しいものだったと、相手に伝わりやすい話題
・ 「○○さんの新しい一面を発見できとても、楽しく参加させていただきました。」
・ 「○○さんのおっしゃっていた△△、私も試しにやってみます。」
② 相手が選んだお店であれば、そのお店の感想などを盛り込む。
・ 「○○さんお勧めの△△料理、美味しくて私も好きになりました。」
選んだお店を喜んでもらえると、相手にとっても、「このお店に決めて良かったな」と、大変嬉しく思われます。必ず飲み会のお礼メールに盛り込むようにしてください。
仕事でのこれからの活躍
上司や先輩に飲み会に誘っていただいたのであれば、これからの活躍の意気込みなど、飲み会のお礼メールにも盛り込むと仕事でも一目置かれる存在になります。
【 意気込みを伝える 】
・ 「○○部長とお話しできたことで、さらに頑張っていきたいと思いました。」
・ 「○○先輩についていきます。」
など。
取引先との飲み会の場合も、これからも長く取引を行う上で意欲のある人と仕事をしていきたいと思うものです。取引につながるような活躍を盛り込むと、印象に残してもらえます。
また、次回も誘ってもらえることも多くなり、人脈もどんどん広がっていくので、飲み会のお礼メールにはぜひ盛り込んでください。
日頃お世話になっている人へ
飲み会のお礼メールは、日頃、面と向かって言葉で感謝を伝えるのがなかなかできていなかったとしても、お礼メールを通じて文字で日頃の感謝を伝えることができる良い機会でもあります。
【 日頃お世話になっている場合 】
★ できるだけ具体的に、どんなところが日々助かっているのか、また、仕事を教えていただいていることへの感謝を盛り込むと相手にとっては嬉しいものです。
これからの、お付き合いの為にも、日頃から感謝していることも合わせて伝えるようにしてみてはいかがでしょうか。
かしこまったメールよりも…
ビジネス文書のようにかしこまった文面では、気持ちが伝わりにくく固い感じがしてしまいます。
【 気持ちがしっかり伝わる文面を 】
★ せっかく社外での飲み会で、いつも以上により良い人間関係を築き、親しくできたので、かしこまった文面よりもお礼の気持ちがしっかり伝わる文面にする方が自然ですし喜ばれます。
自分のお礼の気持ちを、しっかり飲み会のお礼メールに盛り込むようにしてください!
内容はをダラダラ書かない!
あまりにも長すぎる文章は、逆に煩わしく感じてしまいます。
★ 感謝の気持ちを簡潔に伝えられるようにすると、好印象になることまちがいありません。
ダラダラ書かずに、要点を簡潔に読みやすく書けると好印象です。
いかがでしたでしょうか。飲み会のお礼メール一つにしても、日頃から感謝の気持ちを伝えることがいかに大切かわかりますよね。直接話す以外に電話やメール、手紙など様々なコミュニケーションツールがあり、ビジネスシーンではなくてはならない存在となったメール。
飲み会だけではなく、今は、いろいろな形でお礼メールをすることが相手への礼儀になっています。さらに心からの感謝を伝えることができるツールでもあり、好印象にもつながります。
基本的にメールは相手が理解して始めて「気持ちが伝わる」ものになります。書き言葉は意味が増幅するものですので、ネガティブな表現だけは絶対に入れないようにしてください。
これからの、より良いお付き合いの為にもぜひ、飲み会のお礼メールを活用しましょう!
まとめ
飲み会のお礼メールで7つのポイント
・飲み会後のお礼メールは、すぐ送るか翌日までに送る。
・飲み会に誘っていただいた感謝の気持ちを含んだ文面にする。
・飲み会での話の内容、お店や料理についてなどを盛り込む。
・仕事でのこれからの活躍、意欲についても盛り込む。
・日頃お世話になっていることへの感謝の気持ちを盛り込む。
・かしこまったメールよりも気持ちの伝わるメールにする。
・内容はダラダラ書かずに簡潔に書く。