結婚式のご祝儀、相場は気になりませんか?身内、友人、会社の同僚、さまざまなお知り合いの晴れやかな結婚式。人生の中で何度か出席する機会がありますよね。このご祝儀、多すぎてもご自身に負担がかかりますし、少なすぎても新郎新婦に失礼になるかもしれません。
ましてや、他の出席者よりもご自身のご祝儀が少なかったらどうしようと、ちょっと不安になるかと存じます。みんな一体いくら包んでいるのか疑問に思いますよね。基本的に結婚式のご祝儀は、新郎新婦との関係やご自身の年齢によって包む金額が異なります。そのため、ご自身の立場をよく考えた上での金額を包むべきといえるでしょう。
本記事では、「結婚式のご祝儀はいくらが妥当?立場別7つのアドバイス」をご紹介します。近々結婚式に参加するけれど、ご祝儀をいくら包めば良いのか悩んでいる方は、ぜひ本記事を参考にしてくださいね。
兄弟の場合は話し合いも大切!3万円~10万円が一般的
兄弟や姉妹の場合、3万円~10万円が一般的です。大体の方が、ご自身の年齢により金額を考える方が多いようですね。例をあげると、新郎新婦の姉もしくは兄であり、すでに結婚していて夫婦で出席する方は、大体7万円~10万円を包むようです。しかし、単身であり引き出物もないという方は、3万円~5万円という方もいらっしゃいます。
新郎新婦と年齢が近く、ご自身も近々式を挙げるという方は、お互い話し合って、ご祝儀はなしという形をとっても良いでしょう。もしくは、新しい生活に必要なものをプレゼントするという形も良いですね。
お祝いの気持ちを包むなら。叔父(伯父)・叔母(伯母)の場合は5万円~10万円
ご自身の立場が叔父、叔母の場合であれば、年齢はおそらく40代以上の方が多いかと存じます。単身で出席するのであれば5万円、夫婦で出席するのであれば10万円が相場のようですね。しかし10万円というのは、少ない金額ではありません。
ご自身の生活状況によって、厳しい場合もあるでしょう。その場合は、7万円~8万円を包む方もいらっしゃるようです。甥や姪がたくさんいらっしゃる場合は、できれば皆に同じ金額を包んであげたいものです。今後のことも考えてご祝儀は決められた方がよろしいかもしれませんね。
悩みどころ!いとこの場合は3万円〜10万円
いとこの結婚式のご祝儀は、3万円〜10万円が一般的です。いとこという、ちょっと微妙な立場でもあり、ご祝儀は悩みどころですよね。また、いとことの関係によっても大きく左右されるかと存じます。一般的には、20代、30代単身であれば3万円、40代~であれば、5万円~10万円を包む方が多いようです。
しかし、親族のご祝儀は地方や家系によって異なる場合があります。相場とは関係なく、すでに金額が決まっていることもあるようですね。そのため、聞くことができる状況であれば、他のいとこや家族に相談してみるのも良いでしょう。
一番多い。友人の相場は2万円〜3万円が主流
一番多いかと考えられる友人の結婚式。最も多い相場は3万円ですが、2万円を包む方もいらっしゃるようです。2という数字は割り切れるため、縁起が悪いと昔から言われてきましたが、2という数字に「対(ペア)」という意味もあるため、最近では2万円を贈る方も増えているようですね。
ましてやご祝儀はご自身の生活の状況によって決めるものですので、無理をせず金額を決めてくださいね。しかし、後日ご祝儀の金額が少なすぎたかなと気になってしまった方は、新生活に必要な贈り物をすると良いですよ。
お祝いの気持ちを忘れずに。同僚へは平均的な2〜3万円
同じ会社の同僚へのご祝儀の相場は、2〜3万円です。仲の良い同僚の結婚式では3万円という数字が一般的のようですね。しかし、あまり話したことのない同僚の結婚式に招待されたという方は、2万円にするか、3万円にするか迷われる方が多いようです。「会社」、「社会人」という立場上、3万円を包むべきという意見が多数です。
新郎新婦も、お祝いをしてほしいという気持ちを込めて招待しています。今後長いお付き合いになる可能性があるということを踏まえて、ご自身で判断されると良いでしょう。
周りとの兼ね合いも考えて。会社の部下へは3〜5万円
会社の部下の結婚式に出席する場合、一般的に3〜5万円が主流です。更に、年齢や立場が上にいけばいくほど、その金額は上がっていくとされています。部下が多いという方は、ちょっと悩んでしまうかもしれません。しかし、部下の方へのご祝儀は周りの方との兼ね合いを考えた方が良いでしょう。
もし、部下の同僚の方が上司と同じ金額を包んでしまうと、上司の方に恥をかかせることとなってしまいます。また、同じ上司である立場の方よりご祝儀が少ないとご自身が恥をかいてしまうことも。周囲にちょっと事前に確認しておく方が良いでしょう。
年齢も考えたい!上司への場合は3万円
会社の上司へのご祝儀、相場は3万円です。これは、上司より更に上の立場にいる方が、新郎新婦へ5万円のご祝儀を包んだ場合、ご自身が同じ金額を包むと失礼に当たってしまうためです。そのため、3万円という金額がベストのようですね。
もし少なすぎたかなと後日思った場合は、新居におじゃまし少し豪華なお土産などを持って行くと良いでしょう。しかし会社関係のご祝儀は、年齢によっても異なります。ご自身の年齢と立場を踏まえた上で、金額を決められることをおすすめします。
以上7つが、「結婚式のご祝儀額はいくらが妥当?立場別7つのアドバイス」です。ご祝儀は、持参しなければ失礼に見られてしまいますが、やはり大切なのは、「気持ち」です。
新郎新婦の新しい生活の第一歩として行なわれるセレモニー、美味しいお食事、久しぶりに会う友人など、結婚式は招待される側としても楽しいものですよね。最近では会費制の結婚式も多く見られるようになりました。この場合にはお祝儀は包まず、会費のみを支払う方法が主流となり、ゲストの心配事がひとつ減りますね。
結婚式に招待されていていくら包むべきか迷われている方は、本記事をぜひ参考いただき、お祝いの気持ちを添えて新郎新婦を祝福してあげてください。
まとめ
結婚式のご祝儀はいくらが妥当?立場別7つのアドバイス
・兄弟の場合は話し合いも大切!3万円~10万円が一般的
・お祝いの気持ちを包むなら。叔父(伯父)・叔母(伯母)の場合は5万円~10万円
・悩みどころ!いとこの場合は3万円〜10万円
・一番多い。友人の相場は2万円〜3万円が主流
・お祝いの気持ちを忘れずに。同僚へは平均的な2〜3万円
・周りとの兼ね合いも考えて。会社の部下へは3〜5万円
・年齢も考えたい!上司への場合は3万円