結婚式のご祝儀袋、どんなポイントで選んでいますか?かわいさ?ゴージャスさ?お店やネットで見ると、色々なデザインのご祝儀袋や、風呂敷や手ぬぐいがご祝儀袋になっているものあって、どれにしたらいいのか迷ってしまいますよね。
でも本当は、結婚式のご祝儀袋は外見だけで選んではいけないんです・・・知っていましたか?最低守らなければならない基本的なことさえも知らずに選んでいたら、結婚式当日に恥ずかしい思いをしてしまうかも。
ご祝儀が新郎新婦ではなく、ご両親の手に渡ればご両親からも「常識がないお友達ね」と言われかねません!基本的なポイントはおさえつつも、自分らしいご祝儀袋を選んで結婚式で渡したいですよね。
ではご祝儀袋を選ぶにはどんなポイントを抑えればいいのでしょう?その7つのポイント、お教えします。
結婚式のご祝儀袋を
上手に選ぶ7つのポイント
金額に見合った袋を選ぼう
ご祝儀袋の大きさやゴージャスさは、中に入っているご祝儀の金額によって変えるものなんです。横幅も大きく、立派な水引が付いているようなご祝儀袋の中には、10万円以上入ってないとご祝儀袋と合いません。
「大きいほうがいいかな」という安易な理由でご祝儀袋を選んでしまって、中は友人の相場の3万円・・・では、恥ずかしい思いをしてしまいます。
あなたが「いいお式だった~」と思う裏で「常識のない人だったね」なんて言われてしまわないためにも気をつけましょう。
結婚に合った水引を選ぼう
ご祝儀袋を選ぶ上で一番大事なことは、結婚に合わせた水引を選ぶということです。水引には色々なものがありますが、お祝いの水引には結び切りと蝶結びのものがあります。
同じおめでたいことでも結婚式は何度もあっては困るので、結び切りと言って解けない水引を使います。蝶結びは、出産等何度あってもいいお祝いに使う水引、結婚の結び切りとは大きく意味が違うんです。
ご祝儀袋だけでなく、結婚祝いのプレゼントなどに付ける熨斗にも水引が書いてあるのでしっかり注意しましょう。
新婦側ならデザインで選んでみよう
新婦側に招待された女性だったら、女性らしいデザインのものを選ぶといいでしょう。最近では、ピンクやブルー等の色の付いているものや、西洋風のデザインのものなど、女性ならではの可愛らしいデザインのものが沢山あります。
そんなご祝儀袋で渡すときっと新婦も喜んでくれますね。でも、結婚式は招待状の差出人の人の所にご祝儀が行くもの。差出人がご両親になっていたら、あまりデザイン性の高いものよりはスタンダード+αなご祝儀袋を選ぶほうが安心です。
年齢に合ったものを選ぼう
ご祝儀袋に色々なデザインがあるからといって、自分の年齢に合わないようなものを選ぶのはNGです。年齢が上がれば金額もそれなりに包むはずですから、金額とご祝儀袋が合わないようなデザインは選ばないように気をつけましょう。
ご祝儀袋に入れる金額の目安が心配だったら、お店の人に相談したり、ご祝儀袋が入っているビニール袋の裏を見ると目安の金額が載っているので参考にしましょう。
自分の年齢や、入れる金額に見合ったデザインのご祝儀袋を選ぶのがコツです。
新郎側ならシンプルなもの
新郎側の男性の招待客だったら、男らしいシンプルなものを選ぶようにしましょう。男性が使ってもおかしくないデザインのものを選べば問題ないのですが、男性なのに女性っぽすぎるデザインを選ぶのはNGです。
結婚式のご祝儀袋は、新郎新婦をお祝いするために用意するもの。それが男性なのに女性っぽすぎるデザインだと、「たまたま家にあったのかな?」なんて思われてしまいます。
新郎のために選んだご祝儀袋だとストレートに伝わるデザインのものを選ぶことが大切です。
後々まで使えるものを選んでみよう
ご祝儀袋は、大抵の新郎新婦が数年とっておいた後に捨てる、という風にしています。せっかく選んで渡したご祝儀袋を捨てられてしまうのではちょっと残念ですよね。
でも最近のご祝儀袋には紙製ではなく、てぬぐいや風呂敷で作られている面白いものもあるんです。これはご祝儀袋として使った後に、新郎新婦に更に実用的に使ってもらえる・・・というもの。
ご祝儀袋が捨てられずに、使ってもらえるのは嬉しい事、すぐに捨てられない紙以外の素材を選んでみるのもいいですね。
オリジナルを作ってみよう
最近の結婚式では、自分の使うペーパーアイテムを自分で作るという新郎新婦も多いんです。その時の素材や知識を活かして自作のご祝儀袋を作ってもステキですね。
カラフルな和紙や千代紙を使ってご祝儀袋を作って、そこに結び切りの水引を飾ります。ご祝儀袋は、難しい折り方もしないものなので、簡単に作りたいデザイン実現させることも出来ますし、水引もちょっと練習すれば上手に出来るようになります。
自分だけのオリジナルご祝儀袋なら、相手に気持ちもより伝わりますね。
いかがでしたでしょうか。
結婚式のご祝儀袋を選ぶために必要なコツ、わかりましたよね。結婚式で恥ずかしい思いをしないためにも、ご祝儀袋を選ぶところからしっかりポイントを抑えて選んでいくことが大切ですね。
基本的なことを抑えつつ、自分らしい個性あるご祝儀袋を選ぶことができたら、きっとその気持ちも新郎新婦にしっかり伝わるでしょう。
いい結婚式に出来るのも出来ないのも、まずはご祝儀袋の選び方次第。結婚式があたなにとってもステキな記念日になるように、ポイントを忘れずご祝儀袋を選んで下さいね。
まとめ
結婚式のご祝儀袋を上手に選ぶ7つのポイント
・中に入れる金額に合わせて
・水引は蝶結びでなく結び切り
・女性は女性らしいデザインを
・年齢に合わせて選ぶデザイン
・男性はシンプルストレートに
・残してもらえるご祝儀袋も
・完全オリジナルなご祝儀袋