現金書留の書き方、知ってる?スムーズに送れる基本手順

現金書留の書き方、知ってる?スムーズに送れる基本手順
現金書留の書き方、改めて問われると、経験のない人は多いですよね。基本的に日本で現金を送りたいなら、現金書留で送らなければなりません。遠方に住む親戚へのお祝いや、参列できなかった結婚式のお祝儀などに、現金書留ば便利!

いざ試してみようと思った時に、「あれ?どうやって送れば良いのか…。」と、戸惑ってしまうことは良くあります。現金書留は、現金を書留扱いで郵送することが出来るサービスですが、現金を送るだけに、いくつかの手順とルールがあります。

現金は現金書留以外の方法で送ってしまうと、罰則はないものの郵便法違反となるのです。現金書留の書き方を知らなかったばかりに準備が足りず、家と郵便局を何度も往復してしまった!…なんて言う手間は避けたいですよね。

そこで今回は、正しい現金書留の書き方と手順をお伝えします。ぜひ本記事をしっかりと確認してから、準備をするとスムーズに送れます。

 

現金書留の書き方、知ってる?
スムーズに送れる基本手順

 

現金書留の書き方:料金を確認

現金書留の書き方を確認する前に、現金書留の料金について確認!高額なものではありませんが、料金の仕組みを理解しておくだけで、安心できますよね。

まず現金書留の専用封筒には、一般的な定型封筒と大きめの定形外の2種類の封筒があり、両方21円で郵便局の窓口で売られています。

【 現金書留の書き方:料金 】

★ 基本料金が設定されていますので、封筒内の料金に応じた書留料を足した金額を支払います。

・ ちなみに硬貨を送ることもできますが、封筒が重くなって料金が加算されてしまう!出来るだけお札で送ることをオススメします。

1万円以上を現金書留で送る時は5,000円が目安。5,000円増えるとプラス10円で計算されます。

現金書留封筒に書く、必要事項

次の現金書留の書き方は、封筒の必要事項記入欄。記入の手順について記しておきますので、ご確認ください。

【 現金書留の書き方:必要事項 】

① 最初に、相手の住所と郵便番号、名前、電話番号を記入します。

② 損害要償額とお届け先名を記入。

ちなみに、損害要償額は1万円となり、それよりも大きな金額を送る際には記入漏れがないように注意しなければなりません。

③ 自分の住所と氏名を記入してください。

④ 郵便切手は忘れないように貼り付け、1つの欄に収まりきらない場合は、縦に貼り続けるのが正解!

当然のことですが、記入内容に間違いがないようにしてください。

 

「差出票」に記入をする

2016年から封筒デザインが変わったことで、複写式ではなくなった現金書留。窓口で提出する際に「書留・特定記録郵便物等差出票」を書かなければいけなくなりました。

ちなみに、この用紙は郵便局の窓口に置かれているので、見当たらない場合は郵便局のスタッフに声を掛けてみてください。書き方は、ほぼ現金書留の書き方と同じ。

【 現金書留の書き方:差出票 】

★ 自分の住所・名前・送り相手の名前を書きますが、忘れてはいけないのが、申出損害要償額の記入欄!

・ この欄を書き忘れると保障額が1万円となってしまいます。

つまり前項で触れたように、1万円以上を現金書留にて郵送する際には、ここで忘れずに記入しないと、損をすることになるのです。

 

現金を入れて、割り印!

現金書留の専用封筒、書留・特定記録郵便物等差出票の記入が終わったら、現金を入れて封をします。そして忘れてはいけないのが、割り印です。

【 現金書留の書き方:割り印の押し方 】

★ 封筒の蓋をしっかりと閉じて、折り返し部分も3か所割り印を押してください。割り印を押す場所を間違えないように注意!

ちなみにこの割り印の押し方は、封筒にも記載されています。全てが完成したら、郵便局の窓口に出して送ればOKです!

 

現金書留の配達方法

現金書留の書き方手順を覚えたところで、送り相手に聞かれたときのために現金書留の配達方法も確認しておくと安心です。現金書留の受取りは、手渡しでの引き取りが基本!

【 現金書留の書き方:手渡しが基本! 】

★ 受領印かサインが必要となるので、送り相手にも念のため伝えておくと安心です。

・ 平日は仕事で自宅にいないという人も受け取ることが出来るよう、土曜・日曜・祝祭日も配達されます。

不在の場合は再配達してもらえるのでご心配なく。自宅への再配達、保管先の郵便局での受け取り、希望する郵便局での受け取りなどが選択できます。

 

コンビニで現金書留は送れない!

さて、とても便利な現金書留サービスですが、コンビニで送ることは出来るのでしょうか?答えは、残念ながら送ることは出来ません。

郵便局は平日の9:00~15:00、または17:00まで営業しているところがほとんど。中には平日は仕事で、なかなか郵便局に出向けないという人もいるはず!そこで、オススメするのが、ゆうゆう窓口

【 現金書留の書き方:ゆうゆう窓口 】

★ ゆうゆう窓口は比較的規模の大きな郵便局に併設されている窓口!

・ 夜中の0時まで空いていたり、24時間営業の窓口などもあり便利です。

 

日本郵便のホームページをチェック!

「この場合、現金書留と一般書留のどちらで送ればいいの?」「現金書留について、詳しく知っておきたい」という人は、事前に日本郵便の公式ホームページを確認しておくと便利です。

そして、分からないことが出てきた場合は郵便局のスタッフに問い合わせるのが一番!どのように記入すればよいのかは、郵便局のスタッフが、1つ1つ教えてくれるので心配しないで大丈夫です。

【 現金書留の書き方:メリット 】

★ 直接お祝いなどを渡しにいけない時などは、現金書留の専用封筒にもまるっとご祝儀袋が入ります!ぜひご利用になってみてください。

 

いかがでしたでしょうか、今回は現金書留の正しい送り方をお伝えしました。仕事上、現金書留を頻繁に利用しない限りは、なかなかスムーズな手続き方法が分からないのが普通です。

もちろん現金書留の書き方、送り方が分からない場合は、郵便局の人が教えてくれるでしょうが、自分で分かっていれば、もっとスムーズに送ることが出来ます。事前に自宅で準備をしてしまうことも出来れば、時短にもなるはず。

大切なお金を送る際には、手紙と同じようにただ封筒に入れて送るのではなく、きちんと現金書留専用の封筒に入れて、郵送で送るのが正解!

何よりも味気ない銀行振り込みでは気持ちが伝えきれない、お祝儀袋などに包みたいお祝い事などに便利なのです。本記事でお伝えした現金書留の書き方を理解して、ちょっとした時にさらっと贈ってみてください。

まとめ

現金書留をスムーズに送るには

・現金書留を送る基本料金が設定されている
・必要事項欄があるので、住所氏名などを記入する
・申出損害要償額を忘れずに記入する
・封筒には三箇所に割り印が必要
・現金書留は手渡しで送られる
・現金書留の受付は窓口のみ。ゆうゆう窓口が便利!
・現金書留はお祝いなどを贈る時に、便利


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