社会人一年目はとてつもなく緊張する反面、学ぶべきことが多いですよね。頭がパンクしそうだと感じて落ち込む人もいますし、ストレスで疲れ果てる人もいます。
でももちろん、全員がそうであるわけではありません。すんなりと馴染んでいく人もいることを思うと、何が違うのか考えさせられるもの…。
何でもそうですが、一年目はやはり大変!社会人一年目も例外ではありません。それだけに、社会人一年目を乗り越えた時、その先はとても楽になるはず。
それで、社会人一年目を乗り切るために、できることは何でもする気持ちで取り組む方が後々ベターです。
社会人一年目でつまずいて諦めてしまったら、もう一度同じことを繰り返す他ありません。でも、乗り切れば希望が見えることは確実です!
そこで今回は、社会人一年目を乗り切るために、今学んでおくべきポイントをお伝えします。
社会人一年目は必見!
今学んでおくべき7つのポイント
会社の常識を学ぶ
社会人一年目は、希望に燃えて始まりました。でも、だんだん「自分が思い描いてきたものとは違う…。」という現実が見えてきます。それは、実は良いこと!
【 社会人一年目☆違う常識を知る 】
★ つまり、今まで自分の常識というものがあって、自分という狭い社会の中に浸かっていました。
・ 今や社会人となって、その世界が広がったのです。と同時に、自分の常識が常識ではない世界に足を踏み入れた、…という事でもあります。
会社それぞれに、そこでの常識が存在します。今までに考えてもみなかったことが、もしかすると嫌だと思っていたことが、そこでの常識になってしまっている場合さえあるのです。
そこにぶつかった時に、「信じられない」と、最初に思うのは仕方ないこと。ただ、そこにはそこの常識がある、という事を認めるようにしてください。
何のために仕事をするのかを学ぶ
基本的なところではありますが、見失いがちなところでもあります。社会人一年目は、期待に胸を膨らませていますので、やりがいのある仕事ができるような気になっています。
【 社会人一年目☆やりがいのある仕事 】
★ しかし、実際に「仕事にやりがいがある!」と、社会人一年目から感じれる人は稀。大抵はやりたい仕事ができず、気持ちが萎えてきます。
・ ですから、「最初からやりたい仕事はできない」という現実を知ってください。
でもそれは、生活を支えるため…。お金を得るためには、辛くても仕事を続けることが必要。
そう認めて、辛抱してその仕事に取組み、その仕事ができるようになってくると、不思議と楽しめるようになってくるものです。
スキルを磨く
仕事を楽しめるようになるために欠かせないのが、このスキルを磨くこと。社会人一年目は、何事もそううまくできるわけではありません。それは当然!
社会人一年目の人が完璧に仕事をこなしてしまったら、長年勤めている人の立つ瀬がありません。
【 社会人一年目☆仕事のスキル 】
★ つまり、社会人一年目では、他の社員より劣っているのは当たり前なのでそれは気にせず、先輩たちの仕事ぶりを見て学んでください。
・ スキルアップが目的ですから、特に仕事ができる先輩を観察するのがポイント。
仕事のできる先輩はハードルが高いので後回しにして、「それほどスキルの高くない人を観察し、まずそこに追いつこう。」と言う考え方は失敗の元。遠回りするだけ!
最初からレベルの高い人を手本にしてください。
周りを観察することを学ぶ
社会人一年目で周りを観察するというのは、実はなかなかできない事柄。会社は個人プレーでは成り立ちません。周りとの協力が必要!
当然、最初は自分の仕事をするだけで、いっぱいいっぱいですが、少し落ち着いて見回すと、自分がいかに先輩たちに助けられているかが良く分かるもの。
それが見えるようになれば、自分がどこまでの事をすれば良いのかが分かってくるはず。
【 社会人一年目☆周囲を観察 】
★ しばらくは先輩方のサポートのパーセンテージが高いのですが、徐々に減らしていくことを目標にするとベター。
・ そして、先輩たちがどれだけの事を、自分に期待しているかも見えてきます。
そして大切なのは、その期待通りの事で満足するのではなく、次の段階では、その期待をほんの少し上回るレベルを目指すこと!それは、お互いの信頼関係へと発展してゆくことになります。
プライベートを充実させる
社会人一年目は仕事に集中する、との決意を貫くのは良いことですが、仕事人間になってはなりません。仕事を一生懸命することと、仕事人間になるという事は別物。
【 社会人一年目☆ストレス対策 】
★ プライベートを楽しんでいないと、ストレスが溜まってしまい、かえって仕事の質が悪くなることに…。
・ そのため、仕事に集中するためにもプライベートを楽しんで、リフレッシュする方法を身に着けると、後々まで安心!
もちろんこれは、休みを取って遊びに出かけるという事を勧めているのではありません。
社会人一年目から、休みをバンバン取るようでは、やる気を疑われてしまいます。決められている休みの日数に応じて、プライベートを楽しんでください。
周りの人を大切にすることを学ぶ
社会人一年目は、自分の事で精一杯!それはある程度、いたし方のないこと…。しかし、いつまでもそうであってはなりません。
仕事ができるのは、周りの人のおかげです。家から送り出してくれる家族の存在とか、同じように頑張っている友人たちの存在、支えてくれる同僚や上司の存在を忘れないようにしてください。
【 社会人一年目☆周囲への配慮 】
★ そして、そういう人たちの事を大切にするからこそ、仕事に励もうという気持ちになるはず。
・ 社会人一年目は、その思いを強める時期となります。
失敗を恐れないことを学ぶ
人は誰でも怒られたくありません。社会人一年目は、まだ免疫ができていませんので、特に嫌なもの!自分を全否定されているようにも感じてしまいます。
【 社会人一年目☆怒られることへの耐性 】
★ しかし、仕事においては失敗はつきもの。何年仕事をしていても失敗はあります。そんなもんだと思えるように、考えを調整してください。
・ そして、失敗したことよりも、その後の方が大切であることを学んでください。
そのフォローによって失敗がさらに積み重なる事にもなれば、失敗が帳消しになるどころか、プラスになることさえあるのです。
いかがでしたでしょうか、社会人一年目を乗り切るのは口で言うほど簡単ではありません。でも、乗り切れたら、仕事はどんどん楽しくなっていくだけ!
そして、今はバリバリ仕事をしている周りの人たちもみんな、かつては社会人一年目を過ごしたはず。今のあなたの気持ちを、多くの人々が理解してくれるのではないでしょうか。
そして当たり前のことですが、社会人一年目は一年間しかありません。長い人生のうちのたった一年。是非、楽しかったと振り返れるようにしたいもの…。
社会人一年目は、特別な時間!自分の将来のためにこの時期にどんな投資ができるのか、一度考えられたら、より良いビジネスマンとしての人生が歩めるはず。
この社会人一年目によく学んで、人生経験を積むというのは何物にも代え難い投資。一度しかない社会人一年目、多くの事を貪欲に学んで、楽しかったと振り返る社会人一年目にしてください。
まとめ
社会人一年目に学んでおくべきこと
・その会社の常識を学んで合わせる
・嫌な仕事でも一生懸命に果たす
・仕事のできる人を観察し、スキルを磨く
・先輩たちのサポートに感謝する
・プライベートを楽しんで仕事に打ち込む
・家族や友人を大切にする
・失敗した後のフォローの仕方を学ぶ