49日の香典金額にぴったりのお返しを選ぶ7つのポイント☆

49日の香典金額にぴったりのお返しを選ぶ7つのポイント☆
香典返し。一般的には、頂いた金額の半分(~3分の1)が一般的だと言われています。仏式は七七日(49日)や五七日(35日)を満中陰と言い、この日を持って忌明けとします。

仏教の考えで「この世とあの世の間」の事を「中陰」と呼び、死後49日かけてあの世へ辿り着いたことを「満中陰」と呼ぶのです。

49日の香典返しに使用する「志」(地方によっては、満中陰志)は、「お陰さまで無事満中陰を迎えました」と言う感謝の気持ちが込められた言葉。その言葉に合わせ、謝意と共に贈るのが「香典返し」と言う訳です。

お返しとしてよく選ばれる品物には、それぞれ「いわれ」があります。また品によって様々な価格帯がありますから、頂いた金額に相当するお返しを選んで下さい。

今日は、「いわれ」を混ぜつつ、49日の香典返しにぴったりの品物を7つ紹介します。



 

49日の香典金額にぴったりの
お返しを選ぶ7つのポイント☆

 

お茶【お返しの目安:1000円~1万円以上】


49日・忌明けの法要のお返しとしてよく使われるのがお茶です。「お茶を飲みながら、故人をしのぶ」と言う「いわれ」が、現在も習慣として残っています。

これが香典返しとして、お茶が選ばれる理由です。紅茶やコーヒー等も、お茶と同様にお返しに良い品物ですから、頂いた香典の金額に相応しいお返しを選んで下さい。

また、飲み物だけでは寂しいかなと思われる方は、相性の良い御菓子を選ぶと喜ばれるでしょう。お茶なら和菓子、コーヒーや紅茶なら洋菓子と、贈る相手の年齢や味覚に合う品を選ぶのがポイントです。

セット物も多数ありますから、ご予算やお好みに合わせて、また相手のご家族構成なども考慮して選ばれると良いお返しになるでしょう。

 

白砂糖【お返しの目安:~1000円+αの品物を】


消耗品は「先様へ不幸が及ぶ事を消滅させる」と言う「いわれ」を持つ為、香典返しとして好まれる1つの理由です。また、消耗品である白砂糖自体も「仏の世界へ白装束で旅立つ」という「いわれ」を持つ為、利用される方が多いのです。

白砂糖の量や持ち運びを考えると、1000円以内での購入が好ましいでしょう。それだけでは足りないと思われる方は、金物製品をプラスして贈る事をオススメします。

昔からステンレスや銀・銅などの金物は光りものとして、魔よけに用いられてきましたので、香典返しとして最適な品となります。白砂糖は口にするものですから、組み合わせする物を慎重に選んで下さいね。

カトラリーやタンブラー、その他食品・飲料等、持ち運びも便利で白砂糖との相性が良い物がオススメです。組み合わせする品の値段によって、ご香典の金額に応じたお返しが出来るでしょう。

 

石けん・洗剤【お返しの目安:1000円以内~1万円】


喜ばれるのは実用品ですね。石けんや洗剤には「不幸を洗い流す」と言う「いわれ」を持っています。貰って嬉しい実用品ですから、よく利用されるお返しの1つです。

幅広い値段の選択肢があるのも魅力ですが、お返しの金額が高くなればなるほど、重量が重くなります。

香典返しの金額が高い場合は、先方のご自宅に送る事を前提として下さい。その際は、ひと言添えると宜しいでしょう。

即返しとして、石けんや洗剤を利用される場合は、タオルやスポンジ等と組み合わされた品を選ぶのがオススメです。持ち帰る際に、少しでも軽量で荷物にならない物を選びましょう。

入浴セットや、お洗濯&キッチン洗剤セット、お掃除用洗剤セット等、セット物も充実しています。値段も様々ですから、金額に合うお返しを贈って下さい。

 

繊維製品【お返しの目安:1000円以内~1万円以上まで】


仏式では仏の世界への旅立ちに白装束が用いられます。この白装束に合わせ、「さらし」を香典返しに利用していました。

その名残がタオルやシーツ、毛布などの繊維製品を香典返しとして使用する「いわれ」です。哀しみを包み込む、包み覆うと言った意味でも用いられています。

よく使用するハンカチやフェイスタオル等は、軽量で荷物にもなりませんし、お手頃な価格です。オーガニックコットンを使用したタオルやバスタオルも大変喜ばれるお返しでしょう。

季節によって贈る物を選べるのも繊維製品の良さです。夏ならば、汗をよく吸う敷パットやタオルケット、冬ならば温かい毛布生地の敷パット等お返しするのも良い案でしょう。

ご自身が使用して良かった繊維製品(靴下や枕カバー等)も心遣いが感じられる品です。頂いた金額にぴったりのお返しを贈って下さい。

 

陶磁器【お返しの目安:1000円~1万円】


昔、人が亡くなると土に埋葬されていた事から、「人は土に還る」と言う「いわれ」が込められた香典返しが陶磁器です。大体2000円~4000円前後の価格帯の物が多いのが陶磁器のセットになります。

相手の好みや持ち運びの面を考え、お返しとして選ぶ方が少なくなってきている陶磁器ではありますが、取り皿や小皿、ボウルセットなど、使い勝手の良いサイズ、シンプルなデザインのお皿は大変重宝しますから、候補に入れてみるのも良いでしょう。

どうしても持ち運びで躊躇する方は、陶磁器で出来た調味料入れのセットがオススメです。貰う機会のあまりない調味料入れですから、使って貰える機会も多く、喜ばれるお品でしょう。

陶磁器と聞くとお皿や茶器などがまず思い浮かびますが、陶磁器で出来た別な品も多々ありますから、頂いた金額に相応しい陶磁器製品を選んで下さい。

 

漆器【お返しの目安:1000円~10万円以上まで】


「不幸を塗りつぶす」と言う意味と「二度と不幸がないように色直しをする」という意味が込められた香典返しが漆器です。漆の伝統的な塗り方が「いわれ」になった理由です。

製造に大変手がかかるのが漆の品ですから、ほかのお返しと比べ少々お高めになりますが、十分な価値があります。漆独特の色や艶、深みや趣は、頂いた方から大変喜ばれる品となるでしょう。

また漆は、防腐力と抗菌力に優れ、割れにくい特性を持っていますから、長く使っていただけるお返しになります。お盆や茶托、お椀やお箸、小物入れやお皿など、選べる品も豊富です。

特に丸盆は、来客時にも使用でき、重宝される一品。末永く活躍してくれる品となるでしょう。自分ではなかなか買わない漆器ですから、実用的で相手に喜んで貰えるお返しを選びましょう。

 

カタログギフト【お返しの目安:2500円~5万円以上】


「いわれ」はありませんが、人気があるのがカタログギフトですね。贈った相手の好みやライフスタイルに合った品物をじっくり選んで貰えるのが特徴です。

来て頂いた方の年齢やニーズを把握するのが難しい即日返しの際に、特にオススメします。コンパクトで荷物がかさばることのない品ですし、お返しの品で悩む必要もありません。

色々な価格帯のカタログがあり、グルメや生活雑貨、体験チケットや温泉など幅広いジャンルから選んで貰えるのも魅力です。
ただ1つ注意していただきたいのが、年配の方が多い場合です。

文字を読むのが辛い方もいらっしゃいますし、選ぶのが面倒と言う方もいらっしゃいます。贈った相手に注文して頂かないといけないシステムですので、折角のお返しが相手の苦になってしまっては元も子もありません。

カタログギフトを利用する際は、香典を頂いた方の年齢なども考慮しながら選びましょう。

 

いかがでしたでしょうか。

49日の香典返し。「記念に残るものではないから」と、消耗品や実用品が多く用いられていますが、違ったお返しも良いものです。それぞれの「いわれ」を知った上で贈ると、より心のこもった返礼になるでしょう。

当日返しの場合は、香典の金額に関係なく一律の品物をお返しし、香典を多く頂いた方には、金額に応じた品物をお相手のご自宅に送る事で、気持ちの良いお付き合いを続ける事が出来ます。

故人の為に時間を割いて来て頂いた事を心に留め、感謝の気持ちをお返しに乗せて贈って下さい。

 

まとめ

49日の香典金額にぴったりのお返しを選ぶ7つのポイント☆

・お茶【お返しの目安:1000円~1万円以上】
・白砂糖【お返しの目安:~1000円+αの品物を】
・石けん・洗剤【お返しの目安:1000円以内~1万円】
・繊維製品【お返しの目安:1000円以内~1万円以上まで】
・陶磁器【お返しの目安:1000円~1万円】
・漆器【お返しの目安:1000円~10万円以上まで】
・カタログギフト【お返しの目安:2500円~5万円以上】