結婚式でウェルカムスピーチをする時、人前で何を話してよいか悩むことってありますよね。緊張してガチガチになってしまう方もいらっしゃるでしょう。
緊張しないためには、結婚式のウェルカムスピーチの構成を簡単にまとめておくことをおすすめします。来ていただいて感謝のことば、挙式を終えての感想、最後は締めの挨拶というような感じです。結婚式のウェルカムスピーチは、挙式での新鮮な気持ちを言葉にすると、緊張しにくくなるでしょう。しかし、念のため、あらかじめ言葉を考えておいた方が安心す。では結婚式のウェルカムスピーチにはどのようなスピーチがあるのでしょうか。
そこで今回は、結婚式を和やかな雰囲気で始められるような、シチュエーション別の新郎のウェルカムスピーチの文例をお伝えします。
結婚式を和やかに☆
新郎のウェルカムスピーチ文例5選
オーソドックスなスピーチの文例
結婚式のウェルカムスピーチは、短めにするとよいでしょう。食事が運ばれていますから、長々とスピーチをすると、せっかくの食事になかなか手につけられません。1~2分が好ましいです。結婚式のウェルカムスピーチで、オーソドックスな文例はこうなります。
「本日は、私たちのために皆様にお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。無事、結婚式を挙げることができました。心より感謝いたしております。その感謝の意を込めまして、ささやかながら食事を用意させていただきました。皆様、どうぞ、ゆっくりとお楽しみください。」
結婚式が雨の日の場合にゲストへ贈るウェルカムスピーチの文例
結婚式が絶対晴れ!というわけではありません。雨の日だってあります。そんな、雨の日ではどんな結婚式ウェルカムスピーチは次の通りです。
「本日はお足元の悪い中、二人の結婚式にご参列していただき、誠に感謝しております。本日は、あいにくの雨でしたが、僕にとっては、今までの穢れを流してくれるように感じた雨でした。これから相合傘のようにずっと寄り添い、二人で歩んでいこうと改めて思います。本日は、祝福していただいたお礼の気持ちを込めまして、このような宴の場を用意させていただきました。どうぞ、最後までお楽しみください。」
神前式で執り行われた時の挨拶の文例
神前式で結婚式を挙げる方も多いですよね。神前式は粛々としていますので、神妙は面持ちになることでしょう。結婚式のウェルカムスピーチで、神前式ではどのようになるのか見ていきましょう。
「先ほど、神前にて、結婚式を無事に挙げることができました。神様の御前とありまして、新鮮な気持ちになりました。心も身も清められ、隣にいる○○さんとならどんなことも乗り越えていける勇気がわいてきました。この勇気をいつまで持ち続け、○○さんを守っていきます。本日は私たちの門出を祝っていただく感謝を込めまして、お食事を楽しんでいただけたらと思います。皆様、どうぞ楽しいひと時を楽しんでください。」
身内や親近者のみで結婚式を挙げたときの文例
親近者や身内のみで結婚式をした場合の、結婚式のウェルカムスピーチは、堅苦しくない、フランクにカジュアルなスピーチでもかまいません。
「本日は私たちのために足を運んでいただき、ありがとうございます。先ほど、二人で神に誓い、はれて夫婦となりました。今まで見守って頂いた皆様には、感謝の気持ちでいっぱいです。ご出席いただいた皆様に喜んでいただけるよう、二人でたくさん話し合い、時にはけんかをしながらも、一緒に準備をしてきました。おいしいものばかりをご用意しましたので、大いに楽しんでいってください。」
授かり婚をした時のウェルカムスピーチの文例
結婚式の前に妊娠が発覚する授かり婚ですが、今は珍しくありません。結婚式直前に発覚、なんてこともあります。結婚式で報告ができたら、一人ひとりに伝える手間が省けますし、嬉しい報告が二重に喜びになり、披露宴もより盛り上がることでしょう。授かり婚となるときの、結婚式のウェルカムスピーチはこうなります。
「本日はお忙しい中ご出席していただきありがとうございます。先ほど、チャペルにて、無事結婚式が執り行われたこと、心より嬉しく思います。この場を借りて皆様に、ご報告があります。この度、新しい家族が増えることを、ご報告させていただきます。家族三人になりますが、末永く温かく見守っていただけたら、幸いでございます。本日は皆様の心に残る素晴らしい日になりますよう、思いっきり楽しんでください」
いかがでしたでしょうか。結婚式のウェルカムスピーチは、挙式を終えたばかりの気持ちを素直に伝えましょう。新たな門出の出発に対しての意気込みや、今までの感謝を伝えることも、素敵な結婚式のウェルカムスピーチとしてバッチリです。結婚式の準備中の二人のエピソードや用意した料理の特徴なども盛り込むと、さらに和んだムードが会場を湧かしてくれるでしょう。「いっぱい飲んでいってくださいね」や「デザートもたくさん味見して選びましたので、楽しみにしてくださいね」なども、場が和みますのでおすすめします。
結婚式のウェルカムスピーチは、始まりの合図です。始まりがグダグダになってしまうと、会場の雰囲気も台無しになってしまい、印象も悪くなります。肩の力を抜いた和やかなスピーチで、二人の結婚式のスタートを飾りましょう。
まとめ
結婚式を和やかに始めための、新郎のウェルカムスピーチは
・オーソドックスなスピーチの文例は、そこに立った素直な気持ちを伝える
・結婚式が雨の日の場合は、雨でも出席していただいた感謝を伝える
・神前式で執り行われた時の挨拶の文例は、神聖な気持ちを伝える
・身内や親近者のみで結婚式を挙げたときの文例は、カジュアルなスピーチでもかまわない
・授かり婚をした時のの文例は、感謝を伝えてから、妊娠を報告する