結婚式席札メッセージは、結婚式場で用意されるのが一般的。そのため、特別に新郎新婦から要望を出さなければ、出席者の名簿通りに席札が用意され、当日テーブルにセッティングされます。
しかし、せっかく自分たちの結婚式に足を運んでくれる人たちには、自分の言葉でメッセージを伝えたいですよね。
結婚式当日は、披露宴の規模にもよりますが、何十人という列席者が出席します。そのため、一人一人に声をかけるのは難しいものです。この問題を解決するために活用できるのが結婚式席札メッセージです。
出席者のテーブルに一つ一つおかれる席札だからこそ、その人だけに贈るメッセージを書くことができるのが魅力!
ならば結婚式席札メッセージには、全員に同じ定型文を書くのではなく、一人一人に気持ちのこもった言葉を送りたいですよね。そこで今回は、ゲストの心に響くメッセージアイデアを7つ、お伝えします。
結婚式席札メッセージにひと言☆
ゲストに響くアイデア集
最初の一文はお礼
結婚式席札メッセージを手書きで書くなら必ず最初に書くべきなのが結婚式に出席してくれたことへのお礼です。
お礼は当然書くと思っていても、何十枚も手書きで書いていると、他の人のメッセージと異なる内容にしなければと、ついお礼を忘れてしまうケースがあるのです。
【 結婚式席札メッセージの最初の一文 】
★ 一文目には、「今日は私たちの結婚式に来てくれてありがとう!」と必ず書くと決めておくのがベターです。
思い出話を入れる
結婚式席札メッセージでゲストの心に響きやすいのが、具体的な思い出の話題を織り交ぜた内容です。ディズニーランドに行ったことや、学生時代の体育祭や文化祭の話など、なるべくメッセージを書く相手と自分だけのオリジナルの話題がおすすめです。
【 結婚式席札メッセージで思い出を語る 】
★ 「高校時代はよく一緒に遊んだよね」という抽象的な表現よりも具体的にする事がポイントです。
・ 「高校3年の夏休みに行ったディズニーランド楽しかったよね」のような具体的な表現にすると、相手も思い出が蘇るのです。
仕事関係の人には特に丁寧に
結婚式に会社の先輩、取引先の人など仕事関係の人を招待している時には、日頃の感謝の気持ちもあわせて丁寧にお礼を言いたいところですが、結婚式の最中は中々声をかけるタイミングがありません。
そこで、結婚式席札メッセージに感謝の気持ちを書くのが、得策です。
【 仕事関係の人への、結婚式席札メッセージ 】
★ 「いつも大変お世話になっております」とメッセージの冒頭に書くだけで相手に与える印象は格段に良くなります。
所信表明は好感度アップ
結婚式に職場の上司を招待している場合には、結婚式席札メッセージに所信表明を入れておくと好感度が高くなります。
特に新郎の場合は「結婚をしてこれまでより一層気を引き締めて仕事にまい進してまいります!」という風に書くと、上司も応援したくなるものです。
【 結婚式席札メッセージで、所信表明 】
★ 新婦の場合も「これからは家庭も仕事も両立させて頑張ります!」など、仕事も頑張りますという言葉を入れると、好印象!
手伝ってくれる人には特別に
当日、結婚式の受付や余興、スピーチをお願いしている友人の結婚式席札メッセージには、本来ゲストである人にお手伝いをしてもらうのですから、特別感ある言葉を入れてはいかがでしょうか。
【 手伝ってくれた人へのメッセージ 】
★ 例えば
・ 「今日は受付を快く引き受けてくれてありがとう!
結婚式の受付は一番信頼できる○○にお願いしようと、前から決めていたんだ」
など、”適役はあなた以外にいない”という旨を伝えると相手の心に響きます。
ニックネームや内輪ネタを入れる
【 ニックネームでほっこり 】
★ 学生時代の友人にあてる結婚式席札メッセージで、笑いをとるなら、学生時代のニックネームや内輪ネタを入れると、楽しんでもらえます。
社会人になると、ニックネームで名前を呼ばれること自体がほとんどなりますから、久しぶりにニックネームで呼ばれると、懐かしさを感じて一気に当時の感覚に陥るのです!
【 内輪ネタの結婚式席札メッセージ 】
★ また、友人グループの中でしかわからないような内輪ネタを入れるのもおすすめです。
思わず笑ってしまい、同じテーブルの友人同士で席札を見せ合って盛り上がります。
動物や花のシールを貼る
結婚式席札メッセージは、式場が用意をしてくれる場合が多いですがオリジナリティを出してゲストを感動させたいという人におすすめのアイデアがシールを貼ることです。
【 シールデコで、結婚式席札メッセージ 】
★ 動物や花、スイーツなどがたくさんセットになっているシールを買ってきて、友人別にその友人のイメージに合わせてシールをチョイスします!
自分がどのシールが貼ってあったか、隣のゲスト同士で見せ合って「かわいい!」とか「俺がなんでゴリラなんだよ~!?」などその場の雰囲気が和みます。
いかがでしたでしょうか。結婚式席札メッセージは、ゲスト一人一人の手に渡る手紙のようなものです。席札は持ち帰ることがマナーですから、基本的にそのまま置いて帰る人はいませんし、記念にずっと保管しておくという人もいます。
そのため、結婚式席札メッセージは、結婚式当日にゲストが読んで喜んでもらえて、ゲストが何年か先に読み返したときにもまた心に響くような内容だと素敵ですよね。
今回お伝えした結婚式席札メッセージに書くおすすめのアイデア集は、相手によって使い分けることがポイントです。
誰に書いても当てはまるような汎用的なメッセージではなく、ゲスト一人一人の顔を思い浮かべながら、内容のネタ選びをすれば、自然とゲストの心に響くものです。
まとめ
結婚式席札メッセージのコツとは
・まずは結婚式に出席してくれたことへのお礼を忘れずに
・具体的な思い出の話題は相手に響きやすい
・仕事関係の人には日頃の感謝の気持ちを伝えよう
・職場の上司へは所信表明メッセージが好感度高し
・当日お手伝いしてくれる友人には「特別感」のある言葉を
・学生時代の友人へは当時の呼び名や内輪ネタがウケる
・ゲスト別に動物や花のシールを貼ると盛り上がる