結婚祝いの言葉、友人スピーチで選ぶ場合には、少しユーモアを交えて会場を盛り上げながらも、真心が伝わるものにしたいですよね。真面目でかしこまった結婚祝いの言葉なら、例文をアレンジするだけでもある程度形にはなります。
けれども「ユーモアを交えた」結婚祝いの言葉は諸刃でもあり、ちょっとした行き過ぎで、マナーとしてはNGになってしまうこともあります。友人スピーチならエピソードトークは欠かせないものですが、新郎新婦に必ず確認しなければなりません。
これが「暴露トーク」になるのか「ユニークなエピソードトーク」になるのか…、その判断は難しいのです。できればゲストの誰もが嫌な気持ちになることなく、ウィットに飛んだ結婚祝いの言葉を選びたいですよね。
そこで今回は、友人がスピーチで伝えたい結婚祝いの言葉、いくつかのアイデアとポイントを、お伝えします。
結婚祝いの言葉なら☆
友人スピーチで役立つ7つの例文
少し嫉妬?の結婚祝いの言葉
友人がスピーチで話す結婚祝いの言葉であれば、来賓の挨拶の後など、少し気持ちを緩めることができるものを期待することが多いです。そのため、ちょっとユーモアを交えて、ゲストをくすっと笑わせられる…、そんな結婚祝いの言葉が最適!
【 少し嫉妬して、ユーモアを 】
★ 「私の○子を独占か!…とちょっと嫉妬しましたが。」
・ 「嫉妬しちゃいました!」の結婚祝いの言葉は、女性同士の親友にピッタリです。
少しおどけて、「付き合い始めの頃には、少し寂しく想い…、結婚話を進めた時には…」などとスピーチを進めて行くと、「私の○子を独占か!」のひと言のユーモアが利きます!
新郎新婦を褒めまくる!結婚祝いの言葉
やはりお祝いの場ですから、結婚祝いの言葉ではここぞ!とばかりに、大げさに思えても新郎新婦の良いところを、思い切り褒めまくりたいところです。
【 褒めまくり!結婚祝いの言葉 】
★ 「天使のような笑顔で…」
・ 出会いのエピソードにひと言添えると、ちょっとユーモアもあり、また親しみやすいキャラクターをイメージしやすい表現です。
いくら心では「笑顔の素敵な子…」、と思っていても普段はさすがに「天使のような笑顔」とは言えませんよね。この機会に思い切り褒めてみてはいかがでしょうか。
「手紙」形式での結婚祝いの言葉
スピーチに慣れていない場合の結婚祝いの言葉なら、手紙形式のスピーチだと、より心が落ち着きやすいです。朗読をする感覚で進められるので、緊張してゲストへのアイコンタクトが苦手な方々でも、大丈夫!
【 手紙形式の結婚祝いの言葉 】
★ 「今日は○○へ手紙を書いてきましたので、ここで読ませていただきます。」
・ この出だしで手紙を取り出し、読み進めてしまえば、緊張していても確実にスピーチを終えることができます。
また、緊張している場合には冒頭で言ってしまう…、という方法も、案外緊張がほぐれたりしますので、試してみてください。
ゲストを巻き込む、結婚祝いの言葉
友人の結婚祝いの言葉で難しいのは、やはりユーモアが求められること。主賓のスピーチなどとは違いかしこまらず、それでいて両親や新郎新婦のスピーチのように、感動的でもない、「ユーモア担当」が友人とも言えるのではないでしょうか。
【 ゲストと盛り上がる、結婚祝いの言葉 】
★ 「拍手をお願いします!」
・ ここは名MCになりきって、このひと言でムリヤリにでも結婚式を盛り上げる方法はいかがでしょうか。
「いやぁ~、皆さん新郎新婦に注目してください!相変わらずの美男美女カップルですよね。ここで改めて、皆さま祝福の拍手をお願いします!」などの流れもOK!そのまま三三七拍子…、などと一体感を出すのもアイデアです。
「私の妻です」ゲーム
面白い結婚祝いの言葉で、会場を盛り上げたい!と考えるならば「私の妻です。」のスピーチはいかがでしょうか。
【 面白さ必死!の結婚祝いの言葉 】
★ 「○○君、今からどんな質問でも『私の妻です。』と答えてください。」
・ この後、新郎にとことんのろけてもらうスピーチなのです!
例えば「この世界中で最も愛する人は?」「あなたが一生愛し続ける人は?」…などなどの照れてしまうような質問を連発する!と言うアイデアです!
「ほのめかす」結婚祝いの言葉
結婚祝いの言葉を述べる時、いくら面白くしようと思っても、下ネタなどは厳禁です。その他にも、暴露話はあまり良くありません。でもちょっと、ユニークに仕上げたいなら、新郎新婦に振ってしまう…、と言うアイデアがあります。
【 本人に振ってしまう?結婚祝いの言葉 】
★ 「後ほど本人に、直接聞いてください。」
・ 「この席では控えさせていただきますが、皆さんが聞くと驚くようなネタばかりです…。」と言うようなフレーズでほのめかせて、本人に振ってしまうのです。
新郎と親友の関係の友人スピーチなどで、面白いアイデアです。
友人の相手に、友人を託す
確かに友人スピーチの結婚祝いの言葉であれば、少し場が和らぐようなウィットに飛んだものが好ましいもの。けれども、最後にはビシッと、感動で包むことができれば完璧です!
【 恥ずかしいけど…。熱い!セリフ 】
★ 「○○君。○子は少しおっちょこちょいなところもあるけれど、純粋で一途な、人を癒す私の親友です。末永く、どうぞ、よろしくお願いします。」
・ 男性であれば…
「○子さん、○○は普段は飄々としているけれど、いざとなると頼りがいのある奴です。安心してついていってください。」
などなどで締めくくると、ぐっときます。
いかがでしたでしょうか、結婚祝いの言葉、友人のスピーチであれば、あまりかしこまり過ぎると、式全体が緊張感溢れるものに変わってしまいます。友人スピーチは結婚式を和やかなものにする、大きなポイントでもあるので、ここはその役割を全うしたいもの。
その他にも、自分が多くを語るのではなく、司会者のように会場を回って、周囲のゲストにお祝いの言葉を言ってもらうアイデアなどもあります。ただし、この場合には、突然マイクを向けられて固まってしまうゲストも多いため、事前に「マイク向けるね!」とひと言伝えると安心して進行できます。
「でも、私のキャラクター的に、ユニークなスピーチはできない!」と言う場合には、真心を込めた、愛情溢れるスピーチで感動の渦を作ってしまうのも、一案です。本記事を参考にしながら、あなたらしい、友人へのスピーチを披露してください。
まとめ
場が盛り上がる友人スピーチアイデアとは
・お相手に少し嫉妬して、ユニークに仕上げる
・歯が浮くくらい、褒めまくるスピーチ
・緊張しやすいなら、手紙形式がおすすめ
・「拍手をお願いします!」
・「私の妻です。」ゲームで面白いスピーチ
・「後ほど本人に聞いてください。」とほのめかす
・熱い気持ちでお相手に親友を託すスピーチ