弔辞の例文をケース別にご紹介!故人を偲ぶお別れの言葉

弔辞の例文をケース別にご紹介!故人を偲ぶお別れの言葉

人の死を悼む気持ちを表すための、もっとも大切で一般的な言葉である弔辞。もしあなたが弔辞を依頼された時は、一体何を話せば良いのか、どのように話せば良いのかで悩むことも多いのではないでしょうか。

歳を重ね、経験を積んだ年長者の方であるならともかく、始めて弔辞を任されたような人である場合は、ルールもマナーもわからずに戸惑ってしまうこともよくあることでしょう。

この記事では、そんな方たちが直前になって慌てたりすることのないよう、弔辞とはどういうものなのかを、例文を交えて簡潔に説明していきたいと思います。是非この記事で弔辞についての基本的な知識を身につけ、成熟した大人の振る舞いを身につけてください!では見ていきましょう。



 

弔辞の例文をケース別にご紹介!
故人を偲ぶお別れの言葉

 

弔辞の概要


弔辞とは、霊前に向かって二人称で呼びかけるような形式が基本となる、故人への思いの丈をつづる文章です。この弔辞は誰でも読めるわけではなく、前もって遺族から依頼された3〜5人ほどの代表者が自分の普段通りの言葉で故人に読んでいく形式が一般的です

基本的なマナーとしては、原稿を「弔辞」と書いた奉仕書で左前に来るよう包む、略式の場合二重にはしない、忌み言葉(重ね言葉、「死」や「悲しみ」などのネガティブな言葉)を使わない、などがあります。

もしこのような内容の言葉を使う場合は、例えば「死」であれば「逝去・永眠」、「悲しみ」ならば「悲哀・悲痛」、「事故」の場合であれば「不慮の出来事・災禍」と言った具合に、その都度決められた適当な言葉に直していく必要があります。「これは大丈夫かな?」と不安になるような言葉は、少し調べてみるクセをつけておくといいでしょう。

語る内容は、基本的には故人との関わりやパーソナリティ、自分の今の悲しい心境、故人にまつわる思い出深いエピソードなどが多めです。こういった基礎的な部分を抑え、3分程度にまとめた文章を作るのです。

 

弔辞の例文・故人との関係性


それでは、具体的にどのような内容や言葉をつづっていけばいいのでしょうか。ここから、その代表的な内容を紹介していきます。まず、弔辞に必須とも言える、「自分と故人との関係性」です。これは故人に語りかけるというよりも周囲の人々に挨拶を兼ねた自己紹介をしていくという意味合いが強く、本当に簡潔なもので構いません。

「私は○○と申します。彼の友人代表のひとりとして、この場で謹んで告別の言葉を申し上げていきたいと思います〜……」と、いうような形が一般的です。基本的には最初に書くべき挨拶の言葉という位置づけです。

 

弔辞の例文・故人の人となり・エピソードの紹介


挨拶を終え、メッセージの本番となる部分がここです。具体的なエピソード、強く思い出に残っているエピソード、故人の人となりがよく表れているようなエピソードを抜粋して紹介していきます。

もちろんエピソードではなく、単なる紹介文のような形でも構わないのですが、やはり具体的なエピソードがあったほうが印象が強くなります。「○○君、君と私が出会ったのは丁度○○年前の入学式でしたね。周囲に知り合いもなく緊張していた僕に、君は気さくに話しかけてくれ〜……」などというような具合です。

大体、起承転結のあるひとまとまりのエピソードを2〜3個用意すれば調度良い長さになってくれるでしょう。また、当然ですが、故人を貶めるような内容は絶対にNGです。故人への温かい思い出が蘇ってくるようなエピソードをしっかりと選んでいきましょう。

 

弔辞の例文・冥福をお祈りする言葉を述べる


「○○君、君への思いは尽きないけれど、君との今までの付き合いは僕にとって本当に幸福なものだった。どうもありがとう。君の冥福を心から祈ります。どうか安らかにお眠りください」いくつかのエピソードや人物紹介を終えた後に、感謝や敬意の言葉を述べ、最後にお別れをして締めとする、といった形がもっともポピュラーな形でしょう。

上で述べてきたこの3つの型を当てはめながら、必要な情報や思い出せるエピソードを書き込んで練っていけば、決して悪くない出来の弔辞というのは、案外簡単に出来てしまうはずです。あまり緊張せず、形式張らず、故人への思いを率直に書いていきましょう

 

さて、ここまでで弔辞の書き方について、スムーズに書けるような3つの例文、内容をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。弔辞の文章というのは、故人に接する最後の言葉だから、マナーをしっかり守らなくてはいけないとかんがえる人も多いでしょうが、決してそれだけではありません。

弔辞の文章というのは、マナーもさることながら、何よりも故人のことを深く思った伝えたいことの濃い内容、故人のためになる暖かい言葉が重視される文章なのです。思い出が深ければ深いほど、その故人に対する悲しみは深くなりますが、弔辞とはその悲しみや思いを故人に伝えられる最後のチャンスなのです。悔いの残らぬよう、躊躇せず、緊張しすぎず、自分の思いをしっかりと語ってください。

 

まとめ

弔辞の例文をケース別にご紹介!故人を偲ぶお別れの言葉

・弔辞の概要
・弔辞の例文・故人との関係性
・弔辞の例文・故人の人となり・エピソードの紹介
・弔辞の例文・冥福をお祈りする言葉を述べる