法事に「のし」は不適切!香典マナーの正しい知識を知ろう

法事に「のし」は不適切!香典マナーの正しい知識を知ろう

慶事は予め連絡が来るものですが、弔事は突然の連絡が入るもの。

でも同じ弔事であっても、法事であれば予め予定がわかっているものですよね。突然連絡が入った弔事ならまだしも、予め予定がわかっていた法事で「まさか」の失敗をしてしまったら自分だけでなく、一緒にいる家族や親戚までも恥ずかしい思いをさせることになってしまいます。

そんなことになったら、恥ずかしくてこれから顔を合わせにくくなってしまいますよね。

突然のお通夜や葬儀でなければ、予め準備をしておくことが出来ます。自分では「これがマナー」と思っていたことが、まさか!なんていうことも、実はよくあることなんです。

思い込みマナーで恥ずかしい思いをしてしまうことも。そんなことのないように、きちんとマナーを理解して、失礼がないように心の準備をしておくようにしましょう。



 

法事に「のし」は不適切!
香典マナーの正しい知識を知ろう

 

 

香典の表書きには注意しよう


香典を入れる袋の表書きには注意が必要です。

本来は宗教・宗派ごとに表書きが違うものなので。出来ることならば、相手の宗教や宗派を確認しておくのが安心です。宗教・宗派を予めしっておくと表書き以外にも準備出来る事もあります。

お寺で執り行われる場合にはそのお寺の宗派を調べるようにし、ホール等の場合には、ホールに確認すれば教えてもらえます。分からない場合には、「御霊前」と書けば問題ないと思いますが、浄土真宗だけは葬儀の場合でも「御仏前」となるので気をつけましょう。

 

入れるお札は新札は避けよう


香典などの不祝儀に入れるお札は新札は使わないという習慣が昔からあります。

新札は使わず使い古したお札を使いますが、新札しかない時にはくしゃくしゃにはしないまでも、軽く折り目をつけてから入れるのがマナーです。

また、中包の封筒にはきちんと住所、名前、金額等を入れるようにしましょう。「わかるでしょ」と省きたくなりますが、相手の立場に立って考えればきちんと書いてあれば後の管理に助かるもの。

丁寧にきちんと書くように心がけましょう。

 

受付ではお悔やみ言葉を言おう


意外と忘れがちなことですが、受付ではきちんとお悔やみの言葉を伝えるようにしましょう。

実際、受付は故人の家族が立っておらず、会社関係や知人が立っていることがほとんどですが、それでも遺族側の人間として立っているわけですからお悔やみの言葉を必ず伝えて下さい。お悔やみの言葉はとくに難しく考えずに「この度はご愁傷様でございます」と伝えれば十分です。

会場で遺族に会っても、当日は忙しく気持ちにゆとりがないので、長く話さず簡単にお悔やみの言葉を伝えるに留めましょう。

 

香典はきちんと袱紗に入れよう


受付に来て初めてガサガサとビニール袋から香典の入っている不祝儀袋を出したり、会場で急いで表書きを書いたりすることは、マナー違反です。

周りで見ていても、故人や遺族への配慮のなさを感じて気持ちのいいものではありません。香典はきちんと袱紗に包んで持っていくようにしましょう。袱紗は高価なものでなくてもかまいません。

百均でも売っているものなので、見つけた時に購入しておきましょう。紫色のものを用意しておけば、弔事慶事のどちらも使えるので安心ですね。

 

のしを使うのは慶事と覚えよう


「のし」というと、水引とセットにして考えてしまいがちですが、実はのしは慶事の時にしか使わないものなのです。

一般的には、慶事のご進物や贈答品に付けて水引と合わせて使っていたものなのです。弔事ではのしはつけませんが、水引は付けます。弔事用に品物を買っても「のしは付けますか」と聞かれることがありますが、これはのしではなく水引と混同しているものなのです。

違いをしっかり理解しておけば、うっかり弔事で「のし」という言葉を言ってしまうなんてことはありませんね。

 

表書きは薄墨を使って書こう


表書きをなんて書くかは覚えていても、自分の名前を書く筆記具を間違えてしまう・・・なんていうこともあります。

慶事の時には、黒い墨でしっかりと大きな字で自分の名前を書きますが、弔事で同じように表書きを書くのはマナー違反です。薄墨の筆であまり大きくならないように丁寧に書くようにしましょう。薄墨の筆なんて持っていない!なんていう人も多いと思いますが、弔事で使う機会は必ずあるもの。

コンビニエンスストアでも売っているので、今後のために必ず1本用意しておきましょう。

 

どうしても行けない時は郵送も


どうしても行くことが出来ない場合には、葬儀や告別式の場合にはまずは弔電を打ち、香典は郵送するようにしましょう。

出来れば香典と一緒に、喪主の方に当てた手紙を付けて、郵便局の現金書留用封筒を使って送ります。普通郵便で送るのは未着の心配もあるので、必ず現金書留用の封筒を使いましょう。

また弔電は、喪主の名前がわからない場合は、宛名を故人の名前をフルネームで書き、「◯◯△△ ご遺族様」というようして送りましょう。オリジナルを考えるよりも定型文を使うことをおすすめします。

 

いかがでしょうか。香典のマナーで大切なことは相手を思いやることでしたよね。

マナーを守らなければ!と思って沢山のマナーを暗記するだけでは、覚えていない場面での判断に困ってしまうこともあるでしょう。マナー=相手を思いやる気持ちと覚えておけば、判断に困る場面でも、答えを導き出すことが出来るはずです。

香典のマナーも同じで、自分が受け取ったらどう思うか?こんな時自分だったらどう思うか?と自分自身の身に置き換えて考えてみれば、難しかったマナーも少し身近に感じられるようになるかもしれませんね。

 

まとめ

法事に「のし」は不適切!香典マナーの正しい知識を知ろう

・香典の表書きには注意しよう
・入れるお札は新札は避けよう
・受付ではお悔やみ言葉を言おう
・香典はきちんと袱紗に入れよう
・のしを使うのは慶事と覚えよう
・表書きは薄墨を使って書こう
・どうしても行けない時は郵送も