旦那との喧嘩は賢く☆雨降って地を固める、7つのルール


旦那との喧嘩があると、体力的にも精神的にも、大きく疲弊しますよね。思えばもともと他人だったふたりが、ある程度大人になって家族となったのですから、価値観や好み、ポリシーなどが一致する訳がありません。

それで、何らかのことがお互いにどうしても許せなくなった時、夫婦喧嘩が発生してしまうのではないでしょうか。そう考えると、旦那との喧嘩はどこの家庭でもありますし、起きてしまっても仕方のないこと…。

ただ、旦那との喧嘩も上手に賢くして、離婚の原因になってしまうのは避けたいところ。近年では、最悪の場合殺人事件に発展する事件もいくつか見受けられました。

極端にこじれてしまうよりも、旦那との喧嘩なら、地を固める雨として利用できたらいいですよね。そこで今回は、旦那との喧嘩を賢く行う「7つのルール」をお伝えします。

せっかくパワーを使う旦那との喧嘩なら、良い方向に着地できるように、賢く行ってスッキリしてみてはいかがでしょうか。

 

旦那との喧嘩は賢く☆
雨降って地を固める、7つのルール

 

喧嘩になった時の「ルール」を作る

もしも旦那との喧嘩になってしまったら、一刻も早く冷静になり、解決の道を探るのがベスト。そのためにあらかじめ「喧嘩になったらこうしよう」というルールをふたりの間で取り決めておいてはいかがでしょうか。

【 旦那との喧嘩☆ルールを決める 】

★ 例えば「喧嘩をしたらここに行く」と決めるのもアイデア。家の中のどこかでも、公園でもカフェでも、散歩でも構いません。

・ 一度心身ともその場を離れると心がすっと冷静になっていくもの。それに加えて行き場所が決まっていれば、お互い安心です。

また「喧嘩をしてもお互い、これだけはしよう」というルールも意外と大切。「無視はせず、日常の挨拶は必ずする」、「寝室を別にしない」などを決めておくと、お互いの感情も落ち着いてくるので、良いかもしれません。

 

小さな不満を日頃から貯めない

「やさしい」と言われている人が、ある日ちょっとしたことで火山の噴火のように激怒して、周りをびっくりさせることがあります。これは「やさしい」からこそ、起こってしまう現象。

つまり、日ごろのごく小さな不満やイライラが「ポイント」のように心に貯まっても、やさしい人はそれを訴えることをしないもの。そしてそのポイントが心の限界を超えてしまった時、このような事態を引き起こします。

夫婦でも、どちらか或いはあるいは両方がこのような性格では、ある日突然爆発が起こることがあり得ます。

【 旦那との喧嘩☆不満は小出しに 】

★ 不満ポイントを貯めやすい方は、日ごろから相手に「不満に思っていること」を小出しに伝えたり、自分の心の状況を冷静に説明して、相手に改善を促してみてはいかがでしょうか。

・ もしも旦那さまが不満ポイントを貯めやすい人だと思ったら、会話の機会を多く作ったり「ありがとう」を口に出して事あるごとに伝えるのも良いアイデア。

相手の不満を解消するための、「ちょっとした努力」をするといいかもしれません。

 

旦那への対応をおろそかにしない

どんなに旦那との喧嘩で腹が立っても、無視し続けたり、話を適当に受け流すような態度をとっていると、ますます旦那さまは怒りでいっぱいに!それは、もしあなたが同じことをされたとしたら…想像がつくのではないでしょうか。

【 旦那との喧嘩☆相手の意見は聞く 】

★ それを避けるためにも、旦那さまが何を言いたいのか、どのようにしてほしいのか、しっかりと聞いて見極めることが大切。

・ どんなに意見を言いたくなっても、旦那さまの話を遮らず、深呼吸でもしながら言い分を聞きながら、ちょっと冷静に…。

あなたが「自分の意見を聞こうとしてくれている」と旦那さまの目に写ったら、それだけで解決へと一気に近づきます。

 

子どもの前で感情的な喧嘩をしない

子どもの前で旦那さまと喧嘩をし、感情的にののしりあう経験がある夫婦も意外に多いもの。けれどもこのことは、子どもの心に大きな傷をつけてしまいます。

仮に、一段落ついてもお互いに口を聞かない日々が続いたりすれば、さらに傷口を広げてしまうことに…。もちろん暴力をふるい合ったり、子どもに八つ当たりするのはNG

感情的になればなるほど、旦那さまとの仲直りのきっかけを失い、子どもまで巻き込んでしまいます。もちろんあなたの心もスッキリ晴れる機会もなかなか来ないはず。

【 旦那との喧嘩☆子どもの目を意識する 】

★ 子どもの前で旦那との喧嘩に突入!その時は一呼吸おいて「相手の話をよく聞く」「相手をまるごと非難しない」を心がけるだけでも意識してみてください。

・ そして子どもを気遣うとダメージも半減。「パパとママは話し合いをしているけれど、大丈夫だからね」「心配かけてごめんね」と声かけをすれば、OK!

実は子どもに対しての気遣いを見せるだけで、夫婦ゲンカ自体がお互いに冷静になって収まるケースが多いのです。

 

喧嘩に勝とうとしない

例えば旦那との喧嘩に勝ったところで、何か良いことがあるでしょうか。こちらも自分が逆の立場だったら、ひたすらスッキリせずイヤな気持ちになってしまうかもしれません。

【 旦那との喧嘩☆勝たなくて良い 】

★ 「謝らせた」「言い分が通った」というのは、相手が納得していればよいものの、しこりを残してしまう可能性が高く、今後を考えるとリスク大!

・ どんなに腹が立っても、旦那さまを屈服させるような事態を避けるケンカこそ、賢いケンカです。

 

「これを言ってはおしまい」なこと

喧嘩をするとつい感情的になって傷つけることを言ってしまいがち。そこで言ってしまったひとことによって、修復できないような亀裂が入ってしまったら、目も当てられません。

では、例えばどのようなことが「これを言ってはおしまい」となるか…、知っておくとちょっとした時制となるかもしれません。

【 旦那との喧嘩☆言ってはいけない言葉 】

・ 別れを口にすること(「離婚する」「もう別れるなど」)

・ 金銭のこと・給料のこと(「稼ぎが足りない」など)

・ 旦那さまの仕事のこと(「ろくな仕事をしてないくせに」など)

・ 旦那さまの人格否定(「男のくせに」「意気地なし」など)

・ 旦那さまの外見の悪口(「ハゲ」「チビ」など)

・ 旦那さまの両親の悪口(「お義母さんも頭悪いよね」など)

男性は女性よりも強く見えるようで、実はプライドを傷つけられるとポキッと折れやすい傾向がある存在。それをよく覚えておくことがポイントです。

 

自分の方から謝る

男性はプライドを傷つけると「ポキッと折れる」のは前項でお話しましたが、そのプライドが一方で、「謝りたくても素直に謝れない」状態を生み出してしまうことも、女性は心に留めておくと、仲直りもスムーズ。

【 旦那との喧嘩☆自分から謝る 】

★ 旦那様との喧嘩は、どちらか一方が100%悪いということはありません

・ 1%でも否があることに気づいたら、女性から先に頭を下げる方がより仲直りが早くなる傾向が強いです。

つまり、感情的に女性が先に落ちつくことが、夫婦仲を取り持ってくれるのです。

 

いかがでしたでしょうか、旦那との喧嘩を賢く収めるコツは、一呼吸おいて冷静さを心がけること、お互いの考えを尊重し合うこと、そして、決して旦那さまを粗末に扱わない、という点がカギ。

ただし夫婦関係はさまざま。なかには日ごろから相手を貶める言葉や、全人格を否定するような言葉で、主従関係を作りたい男性もいますから、そう感じた時には、いかに賢くこの支配関係から離れられるか、と虎視眈々と計画する力が必要になることも、あるかもしれません。

ただ、もしも自分の旦那を一生のパートナーと思うのでしたら、やはり失くしたくはないもの。

喧嘩も人を成長させるもの。ただ、旦那さまのどこかに不満や失望、見下す気持ちなどのマイナスの感情を常に持っていたら、感情的にひどい言葉を言ってしまう可能性が高くなります。

その場合の喧嘩は成長ではなく、心の傷やさらなる失望、そして離別を生み出してしまうかもしれません。お互いに成長できるような旦那との喧嘩をするためにも、普段からお互いを信頼できるよう、努力していくのも大切です。

まとめ

賢い旦那との喧嘩の仕方とは

・事前に喧嘩をした時のルールを話し合う
・小さな不満を貯めるタイプなら、小出しにする
・喧嘩中も深呼吸して、相手の話を聞く
・子どもへの気遣いの言葉は、夫婦喧嘩も収める
・夫婦喧嘩で勝つのは無意味と心得る
・男のプライドを逆なでするような言葉はNG
・男のプライドを理解して自分から謝る


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