冠婚葬祭別!社会人なら知っておくべき5つのマナーとは

冠婚葬祭別!社会人なら知っておくべき5つのマナーとは
冠婚葬祭のマナーは、とても難しいというのが多くの方のご意見でしょう。しかし、社会人なら身につけておくべきことであると認識されているところがまた厄介な点ですよね。そもそも、マナーというのは○か×といったような明確な、いわゆる『ルール』とは少し違っていて、多くの場合、こうすると望ましい、これは周囲に不快感を与えるなど漠然としているモノが多いからややこしい、とも言えるでしょう。

また、おめでたいシーンとお悔やみのシーンではOKワードやNGワードも違ってきます。その辺りの複雑さもハードルを高くしてしまう要因と言えるかもしれません。

しかし、一度覚えてしまえば安心です。そこで今回は、冠婚葬祭別に社会人として知っておきたいマナーについてお伝えします。

 

冠婚葬祭別!
社会人なら知っておくべき5つのマナーとは

 

冠は子供の成長や暮らしのお祝い

冠婚葬祭マナーの「冠」は、元服、男子が成人になる儀式を元来指しています。奈良時代以降は武家や公家が11~16歳の頃に髪を結い、大人の服装になり冠または烏帽子を身につけました。

中世以降は成人男子になった証として額から頭頂部にかけて髪の毛をそり上げ、江戸時代以降は女性も元服の儀式を行い18~20歳頃には髪型を変えお歯黒や引き眉をしました。

現代では帯祝い、出産祝い、お宮参り、初節句、七五三、入学祝い、合格祝い、卒業祝い、成人祝い、還暦祝い、長寿祝い、快気祝いなど

七五三は男子五歳(三歳男子も)、女子三歳と七歳にお祝いする行事で子供の健やかな成長を願うということから養育費として現金のお祝いが一般的です。

数え年・満年齢のどちらでも良く、11月15日を中心に、その前後の休日に行うのが一般的です。

卒業と就職が重なる場合は就職祝いを、卒業と入学では入学祝いを優先します。

必要な物が不明なら現金、品物なら実用品を贈ります。成人祝いも社会人として役立つ実用品が最適。

子供の成長のお祝いは親族や親しい人から頂くもので基本的にはお返しは不要ですが、知人からのお祝いには頂いた金額の1/3から1/2返しが適当です。

 

婚は婚礼にまつわるマナー

結婚の一連の儀式が婚礼です。 本来、冠婚葬祭の婚は結納など婚約の儀式から結婚式・披露宴など全ての儀式の総称です。

冠婚葬祭マナーとして、特に祝辞のNG!忌み言葉は覚えておく必要があります。終わる・切れる・離れるなど別れを連想させる言葉は絶対NGです。

例えばウエディングケーキを切る時はケーキ『入刀』、披露宴が終わる時も『お開き』です。

冠婚葬祭マナーでは平服=普段着はNG男性ならダークスーツ、女性ならワンピースやスーツなど略装や略服が基本です。

因みに、結婚祝いは遅くとも結婚式の1週間前までには贈るもの。正式な形としては持参し手渡しが一番で、遠方であれば配送でも失礼にはあたりません。

 

葬は不祝儀袋や弔辞に気を付けよう

亡くなった人を弔う儀式、葬式・葬儀の弔辞や不祝儀に冠婚葬祭マナーがあります。

例えば、香典は通夜または葬儀・告別式に持参し、香典袋の表書きは故人や喪家の宗教に合わせます。先方の宗教が確認不可能なら、どの宗教でも使える表書きとしてお通夜・葬儀共に御霊前があります。

仏教は御霊前・御香典・御香料御佛前・御仏前は四十九日の法要以後です。

キリスト教は御霊前・御花料神式は御霊前・御玉串料・御榊料。いずれも蓮の花の絵がついた香典袋は不可です。

葬儀の席で弔辞を述べることになったら不吉な意味を連想させる忌み言葉はNGが冠婚葬祭のマナーです。重ね重ねや再びなど繰り返し言葉はNG。死や病気がくり返すような縁起の悪いことを避ける意味があります。

 

祭は家族の絆

そもそも祭とは先祖をまつることの全般。法事と元旦から大晦日まで家族で執り行なう主要な年中行事を指します。門松を飾りおせち料理で祝う正月の行事から始まり、節分・節句・お彼岸・七夕・お盆・月見・冬至・大晦日の年越し行事など。

これらは、祖先の霊を祀る事で人を招き一族縁者の絆を確かめ合い繁栄を目指すという意味合いでした。

お盆に帰省し祖先の墓参りをするのもそのひとつです。また、中元や歳暮も含まれます。父の日・母の日の贈り物、お中元・お歳暮など基本的にはお返し不要です。

 

冠婚葬祭は適切・迅速が肝心

冠婚葬祭のマナーで重要なのは先方を不快にしないこと。お祝いする気持ちは大切ですが、マナー違反で全て帳消しにしてしまっては意味がありません。

以前は全てのお祝い事は大安吉日にとされてきました。最近では暦へのこだわりも緩くなっていますが気にする人がいるのも事実。行事を行う際は周りに確認をしておきましょう。

また、冠婚葬祭のマナーで身近なのはご祝儀や不祝儀に関する事。祝儀袋の決まりを守り適切なモノを選ぶことが大事です。

お祝い事のご祝儀袋は紅白であれば良いわけではなく、水引の結び方で使い分けが必要です。結びきりと蝶結びの2種類。結婚祝いは一度きり二度とほどけない『結び切り』、出産祝いは何度あっても嬉しいので何度も結んでほどける『蝶結び』といった具合です。

その他、人付き合いでは開業祝い・開店祝い・新築祝いなどを贈るのも社会人としてのマナー。開店・開業祝いは縁起の良いもの、或いは実用的なものを贈ります。コーディネート上の問題もあり迷うなら花か現金が無難です。

栄転祝は同じ部署全員で用意した物を送別会などで渡します。上司に部下が個人でお餞別を贈るのは失礼にあたりますので要注意

新築祝いは先方の希望を聞くのが望ましく、灰皿やストーブなど火にまつわるものは避けるのが冠婚葬祭のマナーです。

冠婚葬祭のマナーの基本はお付き合い、お祝いやお悔やみを頂戴したらいただきっぱなしはせず、出来るだけ早い時期にお礼の気持ちを伝えましょう

 

いかがですか。以上が社会人として知っておきたい冠婚葬祭別のマナーのポイントです。

社会人になれば、冠婚葬祭のマナーにのっとって行動しなければいけないシーンがたくさんあります。難しいからと言って避けて通れるものではありませんから、一度はしっかり考えてみることも必要です。

冠婚葬祭のマナーも時代と共に変わって来ていることもあるようですが、何より大事なのは先方を思いやる気持ちです。もちろん、マナー違反はしないに越したことはありませんが、気持ちが伝われば、多少の間違いは水に流して貰うこともあります。つまり、社会人に必要なのは気遣いの心なのです。

臆病にならずに、先方へのお祝いやお悔やみの心をしっかり伝えるようにしましょう。

まとめ

冠婚葬祭のマナーとは

・冠は子供の成長や暮らしのお祝い
・婚は婚礼にまつわるマナー
・葬は不祝儀袋や弔辞に気を付けよう
・祭は家族の絆を大切に
・冠婚葬祭は適切・迅速が肝心


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