卒業式のスーツの選び方☆セレモニースタイル5つの基本

卒業式のスーツの選び方☆セレモニースタイル5つの基本
子供の卒業式のスーツ選びに悩む母親はとても多いことでしょう。息子、娘の晴れ舞台ですから母親としてしっかりとした服装で臨みたいですよね。子供の旅立ちで少し寂しいような気持ちもありますが、母親にとっても良い思い出が残る卒業式にしたいものです。

しっかりとマナーを守って素敵な母親として出席したいという気持ちと共に、卒業式では変に目立ちたくないという気持ちもあることでしょう。そんなことを色々と考えてしまうと、どんな服装にして良いのかわからなくなってしまう、なんていうこともあるはずです。一番忘れてはならないのは卒業式の主役は子供だということ。それを踏まえた上で卒業式のスーツを選びましょう。

そこで今回は、子供の卒業式のスーツ選びの基本についてお伝えします。

 

卒業式のスーツの選び方☆
セレモニースタイル5つの基本

 

卒業式のスーツにはダークな色を

母親が着るべき子供の卒業式のスーツは、基本的にダークカラーを選ぶようにしましょう。一般的な学校であれば「紺・黒・グレー」の3色のうちどれかにすれば特に問題はないはずです。

ですが、一部の学校では母親は「ブラックフォーマル」「濃紺のスーツ」などと暗黙のルールがあったりもしますので、情報収集は必ずするべきです。地域によっては意外と白系が多かったりということもあるのでしっかりとリサーチをしておく方が変に目立ったりせずに安心でしょう。

ただ、基本的にはパステルカラーを卒業式に着るのは常識外れとされており、着て行くと浮いてしまったりと恥ずかしい思いをすることになるので気を付けて下さい。卒業式のスーツには堅く落ち着きのあるダークカラーが「感謝」「別れ」に相応しいとされています。

 

卒業式のスーツにブラックフォーマルは避ける

女性のブラックフォーマルは喪服とみなされることが多く、葬儀以外では着ない傾向にありますので、卒業式のスーツには選ばない方が良いでしょう。

ただし、中に着るブラウスを華やかにすると黒のスーツでも喪服感なく着ることができます。襟元にスカーフを巻いたり、少し華やかなアクセサリーを着けるなどの工夫をするのも良いでしょう。

ただ、私立の伝統的な学校などは服装マナーがかなり違う可能性があり、卒業式にはブラックフォーマルが暗黙のルールという場合もあります一番大切なのは自分だけ浮かないようにすること。同級生のママや1学園上のママなどに「卒業式のスーツは皆さんどんなものを着ていますか?」とあらかじめ聞いてみるのも大切です。

 

卒業式のスーツでのスカートは膝丈

卒業式のスーツはパンツスーツでも良いとされおりマナー違反ではありませんが、スカートの方が格式が高いとされています。スカートはミニでもロングでもなく膝丈を選びましょう

ちなみに卒業式では長時間座ることとなりますので、シワになりにくい素材を選ぶことをおススメします。卒業式は3月に行われますので少し寒い時期ですが、季節的には春になります。そのため暖かい素材のウールなどは卒業式に相応しくありません。見た目には薄く見える全てのシーズンに対応している総裏地のスーツを選びましょう。

 

卒業式のスーツでの小物類

卒業式のスーツを着るとき、素足はマナー違反となりますので必ずストッキングを履きましょう。それも黒や柄物のストッキングではなく、ベージュ系のストッキングでないといけません。ダークカラーの服装に黒のタイツなどを履くと、まるでお通夜のようになりますので気を付けて下さい。

次に靴ですが、デザイン性の高い「ピンヒール、オープントゥ、バックストラップ」は避け、黒や紺色のダークカラーのパンプスで5センチくらいのヒールが一番良いとされています。

卒業式のスーツに合わせるバッグも重要です。持ち物を事前に確認し、それが全て入るようなものを選びましょう。通常卒業式に必要なものとして基本的な持ち物は「ハンカチ、ティッシュ、携帯、お財布、スリッパ、カメラ又はビデオカメラ」となります。スリッパを持って行く時点で小さいバッグでは入らないので大き目のバッグが必須ではないでしょうか。

 

卒業式に和装で出席する場合

卒業式のスーツに和装を選ぶ場合は、和服の略礼装の代表格「訪問着」が一番良いでしょう。付け下げも訪問着より格下になりますが、卒業式に着て行っても構いません。ただし、着物は季節や場所によって細かい決まり事がありますし、手間もかかりますので、事前の調査をしっかりとしないとマナー違反をしやすいので気を付けて下さい。

 

いかがでしたか。これで卒業式のスーツを選ぶ際に悩むことはなくなったことでしょう。卒様式は自分の子供がずっと学んできた学校を巣立っていく厳粛な場です。母親としてはその場に恥じないように身なりを整えて出席したいものです。

卒業式は「卒業証書授与」があるため入学式よりも格式が高いとされています。最近の卒業式ではオシャレな母親も多くなってきましたが、主役の子供より目立っていたりマナー違反であっては格式の高いセレモニーが台無しになってしまいます。マナーを守った上でオシャレな服装ができるように心がけましょう

卒業を迎える子供たちにとって卒業式は学校生活最後の晴れ舞台となります。自分の子供の卒業ですから親としても胸いっぱいになることでしょう。マナーを守った素敵な装いで子供の最後の晴れ舞台を暖かく見守ってあげたいものです。

まとめ

卒業式のスーツの選びの基本とは

・落ち着きのあるダークカラーを選ぶ
・その学校の服装マナーをリサーチ
・スカート丈は必ず膝丈
・必ずベージュのストッキングを着用
・和装は訪問着で


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