初めての喪主。四十九日法要で必要な5つの準備とは

初めての喪主。四十九日法要で必要な5つの準備とは
四十九日の法要はお葬式の後に始めて行う重要な儀式として、ほとんどの方に認知されていますが、喪主になったら何をして良いのかわからない人が多いのが現実ですよね。心構えなく喪主になるのですから仕方のないことですが、故人のためには滞りなく行いたいものです。

そもそも四十九日法要とは、故人が死後49日後に仏様の元へ向かうとされていることから、故人を心安らかに見送るための特に大切な儀式とされています。そのため、喪主はこの重要な四十九日法要をしっかりと把握しておく必要性があるのです。本位牌の用意や式場・僧侶の手配など準備も多く、心休まる暇もありませんが、ここは喪主として法要を堂々と取り仕切りましょう。

そこで今回は、はじめての喪主でも四十九日をスムーズに行うために必要な準備から当日の四十九日の流れ、費用などについてお伝えします。



 

初めての喪主。四十九日法要で必要な
5つの準備とは

 

式場の手配


葬儀が終わったらすぐに四十九日の式場の手配をしなければなりません。悲しみに浸っている暇もなく大変ですが、非常に大事なことです。

式場は日程によっては利用できない場合もありますので、まず日時を決めなければなりませんが、できるだけ多くの人が集める日が望ましいので、本来の四十九日よりも前の土日などが選ばれます。ただし、49日を過ぎてから行うと故人の魂を待たせることとなるため良くないとされているので注意しましょう。

費用ですが、自宅以外で法要を行う場合、会場の使用料として3万円~5万円が相場となります。

 

僧侶の手配


四十九日と言えば読経。法要では必ず読経を行ってもらわなければならないので僧侶は必ず来てもらう必要があります。そのため、日程の調整と同時に僧侶の手配も行いましょう。

お墓の準備が出来ている場合は、四十九日の法要のその日に納骨も行うこととなります。僧侶を指定する場合は出来るだけ早く依頼をしましょう。

 

本位牌や仏壇を準備


仏壇がある場合は仏壇の開眼法要を行いますし、使用していた白木位牌から四十九日を境に本位牌へ魂を移行しなければなりません

本位牌とは故人の霊を祀るために仏壇に置くもので鎌倉時代に儒教の影響を受けた禅宗が、位牌の儀式を伝えたとされています。本位牌には戒名、没年月日、生前の名前、享年などを入れるので依頼してから1週間~2週間は完成までに必要です。

また、白木位牌の処分方法ですが、一般のゴミとして処分するのはNGです。今まで故人の魂が入っていたのですから、僧侶に引き取っていただきお焚き上げをしてもらいましょう

このような理由から必ず四十九日までに本位牌を準備しておく必要があるので葬儀社、又は仏具屋に余裕を持って依頼しておいて下さい。

 

墓石を発注


通常、四十九日の法要の時に納骨もすることとされていますので、四十九日の日程と戒名を石材店に伝えて墓石を発注する必要があります。お寺が決まっている場合は、そのお寺専門の石材店があることが多いので、必ずお寺に相談をしてみましょう

当日は職人さんも納骨に立ち会うこととなりますので、必ず3千円~5千円の寸志を用意するのを忘れないで下さい。

 

料理や引き出物の用意


四十九日の法要の後には会食が行われますので、その会食や参列のお礼とお香典返しである引き出物の手配を行う必要があります。当日までに用意すれば良いのですが、念のために出来るだけ早めに用意しておきましょう会食費は1人あたり3千円~1万円引き出物は3千円程度とされています。

 

四十九日当日の流れ


四十九日では故人と血縁の近い順に祭壇に近い席に着席することとなっています。一般の参列者がいる場合はその後ろに座ることとなります。参列者が着席したのち、僧侶が着席して開式となります。

僧侶による読経が行われ、遺族から順番に焼香となります。各宗派によって焼香の作法は異なるのですが、自分の宗派に合わせてもマナー違反ではありません

読経の後は僧侶の法話を聞き、法要は一段落となり会食に移ります。僧侶が会食に出席する場合は会食の終わりにお布施を渡し、感謝の言葉を述べましょう。四十九日の法要のお布施は3万円~5万円とされています。

 

いかがでしたか。これではじめての喪主でも四十九日を問題なくスムーズに迎えられるはずです。

四十九日の法要は仏教において非常に重要な意味を持っています。亡くなった人は7日毎にエンマ大王の裁きを受けて、49日に極楽浄土へ行けるかどうかの判断が下されるとされているのです。そのような理由で遺族も7日毎に法要を行って、故人が極楽浄土へ行けるように供養をすることとされています。そして、極楽浄土へ行けるかどうかが決まる四十九日は一番重要とされており、法要の規模が大きくなっているのです。

四十九日は故人だけでなく遺族にとっても大切な日。その日を問題なく迎えて、満足のいく供養が出来るように早めの準備を心がけることが大切です。故人にできることは限られているので、遺族としては四十九日には満足のいく供養をしてあげましょう。

まとめ

四十九日法要で必要な準備とは

・葬儀が終わったらすぐに式場の手配
・四十九日に欠かせない僧侶の手配
・本位牌を葬儀社か仏具屋に依頼
・石材屋さんに墓石の発注
・法要の際の料理や引き出物の手配
・四十九日では着席順に注意