無事に終えれば好感度アップ!?結婚式の祝辞でキメる7つの方法

「結婚式の祝辞の依頼」、受けた際の最初の印象は「嫌だな…」と感じる方が多いのではないでしょうか?依頼者は自身を信頼して依頼しているわけですから、もちろん悪い気はしないのですが、大勢の前でのスピーチははやはり緊張します。

少々億劫に感じてしまうのも無理からぬ事かと思います。しかし、せっかく自身を頼ってくれた祝辞の依頼、できればドーンと気持ち良く受けたいのも事実。そこで、今回は結婚式の祝辞をキメるための方法を伝授致します。

この方法を極めれば、結婚式の祝辞に抵抗を持つことが無くなることはもちろん、好感度アップも間違いありません。

 

無事に終えれば好感度アップ!?
結婚式の祝辞でキメる7つの方法

 

その1:変に格好をつけない

一番の鉄則は変に格好を付けない事です。人はキメようとすればするほど、不自然な言動や挙動が増えて失敗します。祝辞の失敗は、自身が大すべりして、大恥をかくだけでなく、新郎新婦にすら恥をかかせてしまう結果となるのです。

特に無理に格好をつけようとした結果の失敗は、大変、惨めですのでやめましょう。

無理に堅苦しい言葉を使う必要はありませんし、形式ばった言い回しを使う必要もありません。現在では丁寧な言葉で述べるだけで良しとされていますので、変に格好を付ける事だけはやめましょう。

 

その2:ポジション別の祝辞を理解する

結婚式の祝辞と一言で言っても、立場によって内容は異なってきます。まずは自身のポジションを理解しましょう。代表的なポジションは8つありますので、順に見ていきましょう。

まずは友人。これはそんなに難しいスピーチにはなりません。親しい友人の立場から、自身の思いのたけを述べればOKです。

次は友人代表です。これは上記と似て非なるものです。一友人としてではなく、友人を代表してとなりますので責任のある発言が求められます。必然的にスピーチの時間も長くなり、礼節を弁(わきま)えた文章の作成が必要です。

そして、親族。「親しき仲にも礼儀あり」、近しい存在であるがゆえに押さえるべきマナーもあり、意外と難しいのがこのポジションです。

次は親族代表。これまた上記とは似て非なるものです。新郎新婦を代表する立場にもなるため、かなりハードルが上がります。

5つ目は仲人。実はこれが最も難しいです。新郎新婦、両人にとっての縁者であり、結婚式を代表する存在でもあるためです。ユーモア性は排除して、礼節に徹した文章の作成が必要です。

6つ目は主賓。各スピーチのトップバッターです。何でもそうですが、トップというのは難しいです。

最後は上司と同僚です。この二つは会社関係者と言うこともあって、内容がかぶりがちです。祝辞を受けたら必ず二人で相談することは鉄則です。

 

その3:例文を参考にする

結婚式のような儀式的な要素を持つ畏(かしこ)まった場でのスピーチには定型句のようなものがあります。自身で0から作っても良いのですが、例文を参考にして文章を作成していった方が効果的に文章を作成できます。

また、良く使う慣用句や名言などもありますので、それらの引用もできます。一冊書籍を購入しても良いですし、最近ならばインターネットで調べても良いでしょう。

 

その4:基本構成を押さえる

文章の作成はこの基本構成を知ることが肝要です。自身の言いたいことを滅茶苦茶に並びたてても、全く意味が通らなくなります。

『①あいさつ ②自己紹介 ③本題 ④締める』
スピーチ内容の基本構成はこれです。大きく逸脱しないように心掛けて、文章を作成していきましょう。

 

その5:作法を覚える

結婚式の祝辞には祝辞の作法があります。これは規則のようなものなので、必ず覚えておくようにしましょう。

・司会者の紹介を受けたら、壇上に上がり、①来賓(客席) ②親族(新郎新婦含む)の順に礼をします。
・話す時の身体の向きは新郎新婦と来賓席の間、頭を下げる必要がある時は必ず対象の方を向いて行うこと。
・腕は前に組むこと、礼をするときは男性は手を両サイドの腰にあてること、目線は適所に合わせる事です。

以上は必ず覚えておきましょう。これだけでグッと心象が良くなります。

 

その6:注意点を知る

結婚式の祝辞には注意点も何点かありますので、知っておきましょう。

まずは無理に笑いをとりに行かない事。年配の男性に多いのが親父ギャグです。これほど寒いものはないので絶対に避けましょう。また、新郎新婦をネタにする事は絶対にやめましょう。結婚式には新郎新婦の親族、会社の同僚・上司なども出席している事は忘れないように。

因みに感極まって号泣してしまうのはOKです。狙ってやるのはどうかと思いますが、感極まってしまった場合は無理に我慢する必要はありません。

 

その7:話し方をマスターする

これは敬語の使い方ですね。尊敬語、謙譲語、丁寧語、これらはしっかりと使い分けられるようにしましょう。普段、滅茶苦茶な使い方をされている方が最近は多いですね。不安ならば、事前に原稿のチェックを信頼できる方にお願いすると良いでしょう。

 

さて、如何でしょうか。

基本は押さえる事ができましたか。こういった類のものは、実はそんなに難しくないのですね。少しのポイントを押さえるだけで、グッと印象がよくなり、すばらしいスピーチに見えるようになるのです。

要は見せ方と言うことです。魅せ方と言っても良いかもしれません。立ち居振る舞い、言葉づかい、言い回し、これらの使い方次第であなたの好感度は大きくアップするのですよ。

これからは結婚式の祝辞を依頼されたら、二つ返事で受けるようにしてあげてくださいね。あなたの好感度をあげる良いチャンスにもなりますから。

 

まとめ

無事に終えれば好感度アップ!?結婚式の祝辞でキメる7つの方法

その1:変に格好をつけない
その2:ポジション別の祝辞を理解する
その3:例文を参考にする
その4:基本構成を押さえる
その5:作法を覚える
その6:注意点を知る
その7:話し方をマスターする


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