そもそも二次会のブーケって必要なの?ドレスに合うブーケも分からないし、そもそも予算が…。二次会当日まで、イメージ通りのブーケが届くか分からないのは不安…。
こんな方にオススメ!二次会のドレスにぴったりなブーケを自分で作ってみませんか。今日は、手作りブーケの方法を7つ紹介します。
プロに依頼すると高額なブーケですが、手作りすると約半分の価格で作る事が出来ちゃうんです。
二次会とは言え、ブーケはドレス姿を引き立たせる優秀なアイテムですし、ブーケを持った方が花嫁さんと一目で分かる小物でもありますから、ぜひ持って華やかに仕上げましょう。
手作りですから、もちろん手間や時間はかかりますが、ドレスに合う自分好みのブーケが作れるので、思い出深いアイテムになりますよ。
ドレスに合うブーケの形から紹介しますから、ご自身のイメージに合う花材や葉っぱでオンリーワンのブーケを作って下さい!
二次会のドレスにぴったりな
ブーケを自分で作るための7つの方法☆
ドレスの形に合わせましょう
ドレスの形によって、似合うブーケも変わりますし、受けるイメージも様々です。まずは、二次会で着用する予定のドレスの形に注目して作るブーケを選んで行きましょう。
【Aライン】イメージ:気品・華やか・ゴージャス。
☆お勧めブーケ…キャスケード・クレッセント・ラウンド・その他ブーケとも相性◎。【エンパイアライン】イメージ:可憐・優美・華奢・気品・クラシカル。
☆お勧めブーケ…クラッチ・ラウンド・リース・キャスケード。【マーメイドライン】イメージ:艶やか・セクシー・大人っぽい・エレガント。
☆お勧めブーケ…アーム・クレッセント・リース・シャワー(メリア・クラッチも可)。【スレンダーライン】イメージ:気品・上品・クラシカル・シンプル。
☆お勧めブーケ…キャスケード・アーム・ティアドロップ。【プリンセスライン】イメージ:華やか・華美・可憐・ロマンティック。
☆お勧めブーケ…キャスケード・ティアドロップ・ラウンド。【ベルライン】イメージ:上品・可憐・可愛さ・豪華。
☆お勧めブーケ…オーバル・キャスケード・ティアドロップ・ラウンド。【ミニ丈】イメージ:キュート・愛らしい・斬新・個性的・カジュアル。
☆お勧めブーケ…オーバル・ラウンド・ボール・バック型・リース。
ドレスの色も要チェック
次にドレスの色に注目して、ブーケのイメージを絞って行きましょう。
赤…【原色】情熱、派手、歓喜。【パステル】女性的、ロマンティック、可愛さ。
橙…【原色】活発、喜び、元気。【パステル】暖かさ、温もり、若々しい。
黄…【原色】楽しい、陽気、幸福。【パステル】明るい、愛らしい、元気。
緑…【原色】穏やかさ、平和、新鮮。【パステル】若々しい、鮮やか、穏やか。
青…【原色】清潔、冷静、爽やか。【パステル】清楚、クール、清々しい。
紫…【原色】高貴、優雅、神秘的。【パステル】優しい、エレガント、上品。
銀…【原色】上品、洗練、冷たさ。
金…【原色】高級、豪華、成功。
ここにない色の場合は、近い色のイメージを参考にして下さい。ドレスの形、色の印象により、作りたいブーケのイメージが掴めてきたでしょうか。
結婚式で上品に仕上げたのであれば、二次会では可愛らしい印象にしても良いですね。
逆に披露宴で可愛らしい印象にしたのであれば、二次会で大人っぽく仕上げても良いでしょう。
ブーケの形を決めましょう
ドレスの形や色で、おおよその方向性が定まってきたでしょう。ここでは、ブーケが持つイメージを基に形を決めて行きます。
【ラウンドブーケ】…ピュア、清楚、可憐。
【オーバルブーケ】…優しい、優雅、華やか。
【キャスケードブーケ】…豪華、エレガント、ロマンティック。
【クレッセントブーケ】…優雅、気品、華やか、クラシカル、個性的。
【クラッチブーケ】…ナチュラル、上品、大人っぽい、シンプル。
【アームブーケ】…大人っぽい、自然、すっきり、スタイリッシュ。
【ボールブーケ】…可愛らしい、愛らしい、モダン。
【リースブーケ・リングブーケ】…新鮮、愛らしい、可愛らしい、可憐、個性的。
ドレスに似合いそうな形であれば、どのブーケでも良いですが、二次会では動き回ると言う事も念頭に、持ち易さを考慮しながら選んで下さいね。
結婚式程の豪華さは必要ありませんから、小ぶりなブーケでも十分です。ドレスを引き立てる形のブーケにしましょう。
材料を揃えましょう
ブーケの印象、形が決まった所で、必要な材料を揃えて行きます。作るブーケや使用する花材によって、必要な材料も多少異なりますから、その3までの手順はしっかりと決めて置きましょう。
まず一番簡単なのは、一種類のクラッチブーケです。必要な材料は花にリボンのみと言うシンプルなブーケになります。
他ブーケ全般に必要な材料は、ハサミやグルーガン、グルースティックやワイヤー、フローラルテープやリボン、ブーケスタンド等です。
ブーケを保存しておく箱や袋も必要ですし、生花ならば、霧吹きも必要になります。リースブーケは、リースベースやペンチが必要ですし、ボールブーケは紐とオアシス(円形の台座)が必要になります。
上記2つ以外のブーケは、ブライデイと言う資材を使用して作成するのが一般的です。
ブーケ作成上級者の場合、ブライデイを使用せず花材のみを組み込んで作る方もいらっしゃいます。
どちらでも構いませんが、まずは造花等で練習されると良いでしょう。
また、その3までのイメージが完全に掴めているならば、キットを購入すると言う方法もあり、材料を揃える手間などが省けるでしょう。
使用する花材を決めましょう
ブーケ作成で一番重要な花材を決めましょう。自分の中で使いたい花が決まっているならば、簡単です。その花のイメージと色に合わせて、周りの花も選んでいきます。
花材の中で一番扱いやすいのは、造花(シルクフラワー等)です。初心者にもお勧めですし、二次会後も一生の記念として残しておけるブーケになります。
次に簡単なのは、プリザーブドフラワーで、持ちの良さと生花と比較しても遜色ない色合いが利点です。
生花よりもコストはかかる場合もありますが、綺麗な形態を長く維持してくれますので、ブーケにぴったりの花材になります。
一番難しいのが、生花です。上級者向けの花材になります。選ぶ花や葉っぱにもよりますが、茎の強さが重要なポイントです。生きたお花ですので、保存や扱い方に注意して作業しましょう。
どうしても生花を使用したい初心者の方には、バラやカーネーション等の茎がしっかりしたお花がお勧めです。お花屋さんに聞いて茎の強い花を選んで貰うのも良いでしょう。
作業始め下準備
ここまでで、必要な材料が全て揃いました。あとは作成していくのみです。
生花の場合は、バケツや洗面器等に水を張り、綺麗な状態をキープするよう丁寧に保存して下さい。
1.花材を切り分けます。花首1cmまでの長さにしておきます。
2.ワイヤーを準備します。ワイヤーの太さは、花を支える事が出来る太さ(#22・24・26)、花に合わせて選んで下さい。
細い茎の花には細いワイヤー、太い茎の花には太めを準備しましょう。
3.準備したワイヤーをブーケの長さに合わせてカットします。ワイヤーは折り曲げて使用しますから、必要な長さ×2倍の長さでカットしましょう。
花にワイヤーを通します。花首の茎中央位の場所に刺し通し、ワイヤーを2つに折り曲げ、1本の茎となるようにして下さい。※生花の場合、水を含んだ脱脂綿を巻いて下さい。
4.ワイヤーを通し1本となった花材の茎部分をフラワーテープで巻いていきます。ワイヤーが隠れるように茎の下まで巻いて下さい。
全ての花材を1~5の手順で終了させます。これでブーケの下準備が終わりです。
いざ、作ってみましょう
では、ご自身の思い描く形通りに、花を組んで行きましょう。
1.ブーケの顔となるメインのお花を中心にし、他のお花や葉っぱを数本(4~5本)足します。
※ブライデイを使用している場合は、あまり刺し直しはしない方が良いので、刺す前に正面から見て、どの位置に合う素材なのか確認してから刺すと良いでしょう。
2.数本のブーケを刺した段階で、全体の印象を確認してください。葉っぱや花のバランスを見て、次はどの種類の花を使用するか、またバランス良い色味はどれかを考えながら、再度作業を開始します。
3.全体の色味やバランス、またブーケの形をチェックしながら作業します。丸いブーケはどこから見ても丸く、花の高さを合わせるのがポイントです。
4.ブーケの顔が大体出来たら、全体の印象を整えていきます。小花や葉っぱで調整し、ブーケの形を整えましょう。
5.最後に、全ての茎部分をフラワーテープで巻いていきます。手に持つ長さで切りそろえて下さい。
6.持ち手部分中央から茎下に向けてリボンを巻いていきましょう。ブーケに合う色にして下さいね。
以上でブーケ作成終了です!
いかがでしたか。
意外と簡単に手作り出来そうな気がしましたか。それとも、全て自分で揃えるのは、ちょっと大変だな…と感じましたか。
もしも、手作りどうしようと悩まれた方には、フラワーアレンジメントのレッスンに通うという方法もあります。
全部手作りよりは少しお金はかかりますが、イメージ通りのブーケを作りたい!と願っている方にはかなりお勧めです。
新郎を連れてお店に行き、一緒にブーケを作るのも素敵な思い出になるでしょう。まずはチャレンジ!レッスンを受ける前でも練習は可能です。
最初は、安い造花で構いませんから、練習を重ねて本番作成に挑んで下さいね!
まとめ
二次会のドレスにぴったりなブーケを自分で作るための7つの方法☆
・ドレスの形に合わせましょう
・ドレスの色も要チェック
・ブーケの形を決めましょう
・材料を揃えましょう
・使用する花材を決めましょう
・作業始め下準備
・いざ、作ってみましょう