結婚式のマナー☆親族紹介で気を付けたい3つの事柄

結婚式のマナー☆親族紹介で気を付けたい3つの事柄
結婚式の当日に両家の親族を紹介することを「親族紹介」と言います。結婚は本人同志だけでなく、家と家とを結びつけることも重要と考えられているため、結婚式での親族紹介は非常に大切です。初対面の場合が多いので良い印象を残せるようにしましょう。なぜなら第一印象というのはとても大切で、一度悪い印象を持たれるとそれを覆すのは非常に難しいからです。もし親族紹介で不手際があったら、今後の親戚付き合いに影響が出てしまうかもしれませんので絶対に成功させたいですよね。ですが、結婚式の親族紹介ではタイミング、マナー、紹介の仕方など気を付けるべきポイントがいくつかありますので、しっかりと把握しておきましょう。

そこで今回、結婚式の親族紹介で気を付けたい5つの事柄についてお伝えします。

 

結婚式のマナー☆
親族紹介で気を付けたい5つの事柄

 

親族紹介はいつするの?

一般的には結婚式が終わってから、披露宴開始までの空き時間に親族紹介を行います親族の控室で10分程度で終わらせる流れとなります。新郎新婦が結婚式の衣装を着て同席する場合もありますが、会場の都合などで同席をしない場合もあるので式場スタッフの指示に従い臨機応変に対応する必要があります。親族の控室で行うことが多いのですが、神殿式の場合は神殿で行います。結婚式後にその場から離れて親族紹介に出れないなんてことがないようにしましょう。

 

親族紹介の流れ、形式

結婚式での親族紹介では司会者が必要です。通常は媒酌人ですが、いない場合は新郎の父が行うことが多いです。もし父親がいない場合は母親か親族代表になります。最近ではありがたいことに式場スタッフが司会を代行してくれることも増えています

親族紹介の流れですが、まず司会者がお祝いの挨拶と共に「新郎様のお父様、ご親族の紹介をお願いします」と新郎の父親に進行役を引継ぎます

結婚式の親族紹介の形式は2つあり、新郎新婦の父親が親族全員を1人ずつ紹介していくパターンと、もう一つは自己紹介をするパターンがあります。シャイな親戚が多い場合は自己紹介形式ではなく、新郎新婦の父親が紹介していく形式の方が皆さん安心するのではないでしょうか。

 

紹介のやり方

親族紹介は、まず新郎側からになります。進行役の父親が親族全員を紹介するパターンの場合は、親族の名前と新郎との続柄を紹介し、紹介された側は「よろしくお願い致します」と一言述べ、お辞儀をして下さい。自己紹介の場合は順番に一人ずつ氏名と続柄を言っていきます。

時間があるときはエピソードなども少し話して良いですが、控えめにしておく方が無難です。長い自己紹介やスピーチは絶対にNGなので注意しましょう

もし欠席者がいる場合は「新郎の姉〇〇は□□のため出席できませんでした」と理由も添えて伝えて下さい全員の紹介が終わったら新郎の父が「以上でございます。よろしくお願い申し上げます」と締めて一同でお辞儀をしたら新婦側の親族紹介に移ります。

 

親族紹介の順番は?

昔からのしきたりで、男性側の血縁の近い順、年齢順に紹介するのが一般的です。紹介する順番は、父→母→兄弟→親族の順になります。その際、身内が進行役より年上でも敬称は付けないように注意して下さい。

新郎側が終わったら新婦側に移りますが、その際に新婦側の父親は新郎側に「〇〇家の皆様、□□家親族を紹介させていただきます」と挨拶してから紹介をはじめましょう。進行役は緊張して名前などを忘れないように親族紹介の順番、名前、続柄をリストにして持っておく方が安心です。

 

兄弟姉妹の旦那さん、お嫁さんや、祖父母の順番はいつ?

結婚式の親族紹介の際、迷ってしまうのが兄弟姉妹の旦那さん、お嫁さんを紹介するタイミングです。その場合も上から紹介していきましょう。新郎新婦の姉や妹であっても男性である旦那さんから紹介するのがルールです。「姉の夫の〇〇です」でも良いですし、「姉夫婦の〇〇です」と夫婦いっぺんに紹介しても構いません祖父母は兄弟姉妹の方が血縁が濃いのでその後の紹介となります。

 

いかがでしたか。結婚式の親族紹介についてお伝えしました。

2人の結婚によって、これから長く付き合っていく親戚同志。お互いの顔、関係性を把握することはとても大切なことです。昔はともかく、今の時代にお互いの親戚同士が集まることはめったにない事でしょう。とても貴重な機会ですので、良い印象を持たれるように礼儀正しいふるまいをして、しっかりと丁寧に挨拶をできるようにしたいものです。

基本的な知識やマナーがなっていないと結婚式に呼んでくれた新郎新婦にも恥ずかしい思いをさせてしまいますので、この機会に正しい知識を身に付けて結婚式の親族紹介に臨みましょう。両家とも初対面で緊張しているのは同じです。できるだけ余裕を持って臨み、雰囲気の良い親族紹介にしたいですね。

まとめ

結婚式当日の親族紹介で気をつけるべきこととは

・親族紹介をするタイミングは臨機応変に
・新郎側から、血縁、年齢順に紹介
・長い自己紹介やスピーチはNG
・身内が年上でも敬称は付けない
・姉妹の夫は男性である夫から先に紹介


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