三回忌を執り行う時。施主が進める7つの手順と準備

三回忌を執り行う時。施主が進める7つの手順と準備
三回忌法要を執り行う時、施主が一人で進めようとすると、「あれもしなくちゃ、これもしなくちゃ…。」と混乱してしまうこともあります。慌てて落ち込みがちになる人もいますが、混乱するだけ多くのやるべきことがありますから、当たり前です。

特に施主となれば、三回忌法要の当日も、参列者のお出迎えから始まり、法要開始の挨拶、会食の挨拶…、と多くの進行や挨拶に勤めなければなりません。表に裏にと忙しくなる分、頭の中を常に整理してこなしていきたいもの。

まずは、三回忌法要を執り行う基本的な流れを把握し、ひとつひとつ、タスクを消して行くようにこなしていけば、自然と準備万端に整います。できるなら、スムーズな三回忌法要を執り行いたいですよね。

そこで今回は、施主が三回忌法要を行う時の、基本的な準備項目と、法要までの手配や手順の流れを解説します。



 

三回忌を執り行う時。
施主が進める7つの手順と準備

 

三回忌の準備はいつから始める?


三回忌法要以降は、より身近な親族や身内と、法要にご案内する人々の範囲も狭くなりますが、三回忌まではそれなりの規模で法要を執り行うことが多いです。そのため招待する人数も多くなる分、できるだけ早い準備が安心です。

【 三回忌の準備を始める目安 】

■ ごく身近で行う場合には電話連絡もありですが、案内状を送付するならば、2ヶ月前には準備を始めると、無理なくスムーズです。

案内状を出すと言うことは、その場所や日時も決定しなければなりませんので、2ヶ月前から準備をして、1ヶ月前には案内状を出せれば、相手方にも失礼になりません。

 

まず、最初にすることとは


三回忌法要を執り行う時、施主がまず行う手順は、会場と日程を決めることに他なりません。そのためには、必要な会場の規模や広さを考慮しますから、ご案内する人々の人数、範囲を検討し、できればリストにすると進めやすいです。

【 三回忌法要の会場決め 】

■ ここで迷いやすいのが、お坊さんに先にスケジュールを打診するのか、会場と日程を先に決めるのか…ですが、一般的には、先に会場と日程を決め、その後お寺へご連絡する順番が多いです。

お寺で三回忌を執り行う例も多いです。お寺か自宅か、別会場や墓前など、自分達に見合った会場を見つけてください。

 

早い段階で済ませたい準備


当たり前ではありますが、日程は早めに決めなければ様々なことが進められません。忌日に三回忌を執り行いたいところですが、最近では集まることも難しく、忌日以前の集まりやすい日にちに設定するケースが多いです。

【 献杯の挨拶の打診は早めに 】

■ 三回忌法要では献杯をお願いすることがほとんどであり、一連の流れでもあります。相手があることですので、献杯挨拶のお願いは、早めにした方が、安心ですし後々スムーズです。

 

納骨をする場合


三回忌前に納骨を終えている事例が多いですが、特に最近では、三回忌法要で納骨を行う人々も増えています。

【 三回忌法要で納骨も行う場合 】

■ この場合、墓石屋さんの準備期間(名前の彫刻など)を考慮して、早めに手配をしなければなりません。

墓石屋さんでお墓を注文すると、彫刻などの準備を終えて納骨に至るまで、最低でも3週間以上は要します。その期間を計算して手配を進めてください。

 

出欠のお返事が来てから進める準備


ご案内のハガキは1ヶ月前、遅くても2週間前には確実に届くように郵送手続きを取るのがマナーです。ハガキのお返事が来て、参列者の人数がハッキリしてきたら、一気に手配を進めて行きます。

【 三回忌の人数が決まってから 】

■ 食事の数や席(席は立場や年齢を考慮して、上座下座を選んでください。)、また、引き出物も手配する必要があります。

・ さらに塔婆の手配、会場によっては参列者の送迎問題も検討しておきます。(バスやタクシー、送迎車などなど)

ただし、出欠はあくまでもギリギリまで正確とは言えません。そのため、突然慌てないよう、食事の数や引き出物の数は、余裕を持って準備しておくのも、ポイントです。

 

直前に揃える、三回忌法要の準備品


直前になったら、当日必要なものを揃えて、忘れ物がないように入念にチェックをします。

【 三回忌法要で施主が必要な準備品 】

・ お坊さんにお渡しする、お布施や御車代、御膳料
・ 仏前に供えるお供え物やお花
・ 手配をした引き出物
・ 故人の遺影
・ ご位牌

などがあります。ご案内した参列者によっては、ご高齢など様々な状況と関係性を配慮して、事前に一度連絡をしてみるのも、相手によっては心遣いとなります。

 

三回忌法要のお布施について


ここで迷いがちなのが、お坊さんにお渡しするお布施です。お布施の他には、お寺での三回忌法要ではなく、自宅や他会場での三回忌である場合には、「お車代」としてタクシー代金ほど(3,000円ほどが目安です。)が必要。

また、会食をお坊さんが断られた場合には、その分の「ご膳料」を、別々の白い封筒に表書きをして、お渡しします。

【 お布施の目安 】

■ 地域や宗教・宗派によって様々ですが、3万円~5万円が相場です。以前の法要時のお布施金額を目安に準備をしてください。

 

いかがでしたでしょうか。施主になった場合には、大きな行事をあれもこれもと、一人で進めなければならないため、たくさんのやるべき事がありすぎて、混乱してしまいますよね。特に昔と違い最近は、「一人で」進める施主は多いです。

本記事では三回忌法要の進め方の基本をお伝えしましたが、地域や宗教・宗派によって複雑で、細かく異なる場合もあります。菩提寺などと相談しながら進められれば、安心ですよね。

三回忌法要に限らず、最近ではお葬式や法要の在り方も多様化しているため、何事も一人で背負って大きな負担にするよりは、自分にムリのない範囲での三回忌法要を行うこともひとつの方法です。

三回忌法要の当日には、全ての準備をして早めに会場に着き、少し心を落ち着かせてから、参列者の皆様を迎え入れたいところです。本記事を参考にして、ぜひ落ち着いて、ひとつひとつをこなしながら、納得の行く三回忌法要を進めてください。

 

まとめ

施主が三回忌を行うための手順

・案内状を出す場合、2ヶ月前には準備を始める
・まずは日にちと場所を決めて、お寺に連絡する
・相手がいる献杯の挨拶の打診は、早めに済ませる
・納骨をする場合、墓石手配は3週間前には済ませる
・人数が決まったら、食事や引き出物の準備をする
・直前にはお布施や遺影、位牌、お供え物などを揃える
・お布施の目安は、3万円~5万円が相場