葬儀後の基礎知識。三回忌法要に招かれた際のマナー

葬儀後の基礎知識。三回忌法要に招かれた際のマナー
故人の三回忌は、ご遺族や親戚、友人たちにとって一つの気持ちの区切りとなる法要の一つと言えますよね。三回忌の法要の通知が届くと、もうあの人が亡くなってからそんなに経つのかと思いを馳せ、故人との懐かしい思い出があふれ出てくるものです。

ですが、故人への想いと同時に、三回忌のマナーってどのようなものがあるのだろう、と疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。御供物料や御供物はどうすればいいのか、服装は喪服なのか、初めての参列だとわからないことが多くて焦ってしまいますよね。

歳を重ねるにつれ、悲しいことですが法要に参列する機会が増えていきます。ですが、このような法要についてのマナーを学ぶ機会はなかなかありませんし、何も知らないまま参列したら、気づかないうちに失礼なことをしてしまっていた、ということになってしまうかもしれません。

そこで今回は、三回忌の法要に参列する際のマナーについてお伝えします

 

葬儀後の基礎知識。
三回忌法要に招かれた際のマナー

 

三回忌は故人の満二年目の命日

三回忌ときくと、文字から故人が亡くなってから三年が経ったのかと思ってしまう人もいるかもしれませんが、三回忌は故人が亡くなってから満二年目の命日に行い、故人の冥福を祈る法要になります

亡くなってから満一年目に行う法要が一周忌、そして満二年目で行う法要が三回忌になります。三回忌からは、亡くなった年を含めて数えるようになるので、三周忌ではなく三回忌と数え方がかわります。故人が亡くなってから三年目に入る年の法要、と考えてみるとわかりやすいかもしれませんね。

 

御供物料は1万円が目安

三回忌でも、ご遺族に御供物料や御供物をお渡しします。近頃は、御供物料として現金をお渡しすることが一般的です。のし袋の水引は黄白のものを使用しましょう。ですが、水引の色は地域によって異なる場合があるので、お伺いする地域にあわせて準備をするようにしてください。表書きは、「御仏前」、「御供物料」と書かれたものを使用し、手書きの場合は、薄墨ではなく濃い墨で書きましょう

包む金額は、読経後に食事が振舞われることがあるので、それを考慮した金額として1万円が目安となっています。御香典と同じく、新札ではなく折り目のついたお札を包みます

 

御供物は日持ちのするものを選ぶ

三回忌をはじめ、法要に御供物を贈るときは、果物ならば丸いものを贈りましょうお菓子ならば、すぐに食べることができ、日持ちのする焼き菓子などを選ぶようにしてくださいね。飲み物も同じように、日持ちがして常温で保存できるものを選びましょう。

ただし、生肉や魚などの殺生を連想させるものや、辛味や臭いが強いものは厳禁です。他に、線香やろうそくを御供物として贈ることもできますよ。

 

参列できないときは法要の前日までに贈る

三回忌などの法要の通知が届いてから予定を調整しても、どうしても都合があわずに参列することができないときもあります。そのときは、御供物料や御供物にお詫びの手紙を添えて贈りましょう。御供物料を贈る際は、現金書留で贈ります。必ず法要の前日までに届くように手配をしてください。

胡蝶蘭などの花を贈るときは、式場や自宅に置く場所がないかもしれないので、事前に確認をするようにしましょう。

 

服装はダークカラーのスーツなどで

葬式や一周忌の時は喪服が一般的ですが、三回忌になると遺族や親戚だけで行われることも多くなり、案内状にも「平服で」と書かれていることがあります。ですが、だからといってカジュアルすぎる服装で参列していいわけではありませんので注意してください。

三回忌では、男性、女性ともに黒の他にもグレーや紺色といったダークカラーのスーツやワンピースでも大丈夫です。ただし、男性はネクタイと靴下、靴は黒のものを着用しましょう。女性も、黒のストッキングに黒のパンプスを着用するようにし、ミュールなどの指先に露出があるものは控えましょう。お子さんは、制服があるならば制服を、制服がない場合はダークカラーのブレザー、女の子はワンピースでも大丈夫です。

三回忌に限らず、男女ともに金色など派手な装飾がついたベルトやバック、光物のアクセサリーは着用してはいけません。パールなどのアクセサリーならば、着用しても問題ありません。また、皮製品などは殺生を連想させるので着用は厳禁ですから注意しましょう。

 

 

いかがでしたか。葬式や一周忌とは異なり、故人の冥福を祈る法要である三回忌からは、マナーが少し変わってきます。

御供物料や御供物の用意、のし袋の水引の色や服装の色など、気を付けるべきポイントがいくつかありましたね。のし袋の水引の色など、事前に調べておくべきこともあります。面倒だなと感じる人もいるでしょうが、しっかりと把握して支度をし、故人やご遺族にの失礼のないように三回忌をはじめとした法要に参列してください。

三回忌などの法要には難しく感じるしきたりがありますが、マナーを知っていれば慌てることなく、法要に向けた支度をすることができます。集まった皆さんで故人の思い出を語り合うなど、心穏やかな三回忌になると良いですね。

 

まとめ

三回忌の法要に招かされた際のマナーとは

・三回忌は故人の満二年目の命日で冥福を祈る法要
・御供物料は1万円を目安に、お札は折り目のついたものを包む
・御供物は常温で保存でき、日持ちのするものを選ぶ
・参列できない場合はお詫びの手紙を添えて法要の前日までに贈る
・服装は平服でと書かれていてもダークカラーのスーツなどで


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