三回忌法要。かかる費用の目安と施主がすべき5つの事柄

三回忌法要。かかる費用の目安と施主がすべき5つの事柄
三回忌の法要は大切な人が亡くなって満2年目に行うものですが、この法要はどのようにすればよいのか迷うことも多いですね。お通夜や葬儀には故人を偲び多くの関係者が参列しますが、三回忌は遺族・親族・ごく親しい友人など、内輪で行うことが一般的です。

三回忌法要は故人の思い出を語り合い冥福を祈る神聖なひと時でもあります。三回忌の法要でも、お寺の僧侶に読経を依頼しその御礼としてお布施を渡すことになります。施主ともなればお布施も含めて費用の面で何にどのくらい用意したらよいのか悩みますが、かかる費用の目安を知っておくことは今後の周忌の参考にもなるでしょう。

そこで今回は三回忌法要にかかる費用の目安と施主がすべき5つの事柄をお伝えいたします。



 

三回忌法要。かかる費用の目安と
施主がすべき5つの事柄

 

三回忌法要は2か月前には日時の決定をし案内状を送りましょう。


三回忌法要は施主が日時の決定と案内状の手配をすることから始まります。まずは読経をお願いする僧侶と都合を合わせましょう。日時は親族が集まりやすい土日に行う場合が多いです。施主は、日時が決まったら2か月程前を目安に案内状を手配するとよいですね。誰の法要なのか、日時や場所、食事の用意の有無など、情報をわかりやすく簡潔に記し、参加を願います。

また喪服でなくてもよい場合は「平服でも大丈夫です。」とひと言添えると親切です。往復はがきや返信用の葉書を同封すれば、出席者の人数を把握しやすく、お食事の準備に便利です。日程や参列者数が決まったら、一周忌法要と同様に料理や返礼品の手配をしましょう。案内状は印刷会社にお願いすることも出来ますし、自分でパソコンを使い作成してもよいでしょう。

 

僧侶へのお布施(謝礼)


三回忌法要で読経をあげてくれる僧侶にいくら包めばよいか、それとなく確認しても「お気持ちで・・」と言われることも多く困りますよね。お布施というのは金額に決まりはありませんが、一連の行事でお世話になった謝礼です。最初の法要で渡したお布施と同じ金額を用意することが多いです。三回忌法要で僧侶に用意するお布施の金額は一般的に3万円から5万円となっています。

他にお車代として3千円から5千円、会食を共にしない場合はお膳料として5千円ほど別途にお包みします。僧侶へ用意するお布施は定価があるわけではなく気持ちが大切ですが、施主として常識的な金額を用意しましょう。渡すタイミングは僧侶がお帰りになる際にお礼を申し上げて渡すとよいでしょう。

 

会食の用意


三回忌法要で僧侶の読経のあと、一同で会食をするのが一般的です。施主はあらかじめ把握した人数分を手配しておきましょう。三回忌法要をお寺や自宅で行う場合、仕出し料理店へ依頼することも多いですが、近隣の食事処やホテルで行うことも増えてきました。どちらにせよ人数に変動があることを想定し少し多めの人数分を準備しておくと安心ですね。

三回忌法要で用意する会食の費用は一人あたり3千円から5千円程度を目安にするとよいですね。昔は精進料理と決まっていましたが今の時代は厳しい決まりはありません。しかし店に手配をするときに、三回忌法要であることを伝え、食材に鯛や伊勢海老などお祝いごとに使われる食材は避けるようにお願いしましょう

 

引き出物の用意


三回忌法要に参列してくださった方へは会食に加え引き出物(お返し)を用意しますが何を選んだらよいか、またお供えの金額によって引き出物の内容を変えた方が良いのかも迷うところです。地域性もあるようですが、会食にかかる費用もあり引き出物はお供えの金額に関わらず2千円から4千円程度が相場となっています。選ぶものは、お茶やのり・洗剤など「使ってなくなる生活用品・食品」がよいとされています。

ご夫婦で出席される場合は、ご夫婦で1つとなりますが、親子などで出席された方で別々に「御仏前」を頂いた場合は、それぞれにお渡しするのがマナーです。お供え物を分ける場合は、手提げ袋(紙袋)を人数分用意し、お持ち帰りに便利なようにしておくと喜ばれます。引き出物を渡すタイミングは法要の帰りに渡すのがスマートです。

 

施主の挨拶


三回忌法要で施主がすべき大事なことに挨拶があります。葬儀とは違う場面でもあり、どのような言葉を用いればよいか悩むところでしょう。決して長く話すことはありませんので失礼にならないよう事前に準備をして臨みましょう。三回忌法要に参列してくださったことへのお礼から始め、生前の故人の思い出などふれ今後の支援を改めてお願いし、再度お礼の言葉で締めます。

例文として

「本日はお忙しい中をお集り頂きましてありがとうございました。早いもので父が亡くなり丸2年が経ち、私たち家族も少しずつ穏やなか気持ちで思い出を語れるようになりました。皆様のおかげさまで父の三回忌の法要も無事終えることができ、父も安心していることと思います。これからも変わらぬご支援のほどよろしくお願い申し上げます。」

 

いかがでしたか。三回忌法要。かかる費用の目安と施主がすべき5つの事柄をお伝えしました。故人が亡くなりお通夜・葬儀・一周忌と様々な行事を執り行う施主は大変な気苦労があることでしょう。参列くださる方への心遣いも気になるところです。三回忌法要を行う頃は悲しみも少しずつ和らぎ、多少は余裕もあるかもしれませんね。

参列くださった方と故人の冥福を祈り供養する気持ちをゆっくり共有したいものです。施主としての執り行い方を知り、しっかりと実施することで三回忌法要はスムーズに進みます。三回忌法要で僧侶に用意するお布施や、会食にかかる費用・引き出物など細やかに準備することで安心して臨むことが故人への手向けになることでしょう。

まとめ

三回忌法要でかかる費用の目安と施主のすべきことは

・参列者へは日時を2か月ほど前に知らせる
・僧侶に用意するお布施の金額は一般的に3万円から5万円
・法要後の会食の相場は3千円から5千円の料理を手配する
・引き出物は生活用品・食品などを選び2千円から4千円のものを用意する
・施主の挨拶は御礼と今後の支援をお願いし簡潔に述べる