結婚式のドレスにもこだわった、憧れの海外ウエディング!最近ではパック料金も増え、国内ウエディングともあまり変わらぬ価格帯で実現できるため、利用者が多いです。ハワイの青い海を見ながらのビーチウエディングや、イギリスの格式高い大聖堂でのウエディングも人気。
このように、海外挙式と一言で行ってもその内容は大きく違います。海外挙式ではカジュアルなものから非常にフォーマルな会場まで幅広く、その会場に見合った結婚式のドレス選びは不可欠です。
会場を決めただけで、安心できないのがウエディング。次は結婚式のドレスに悩む新郎新婦は、案外多いです。さらに海外挙式の場合には、どんなドレスにするかはもちろん、ドレスはレンタルするか購入するか、の選択も迷いどころです。
難しい点は、レンタルドレスの海外持ち出し。ルールを設けているケースも多いです。自分の条件に合うかどうか、確認が必要。きちんと検討しておけば、費用も手間も抑えてステキな海外挙式が出来るはず。
そこで今回は海外挙式で扱う結婚式のドレスの準備パターンと、事前に知っておきたい心得をお伝えします。
結婚式のドレスをどうする?
海外挙式の衣装準備心得
ドレスは日本でレンタルして海外挙式
「海外に不慣れで英語も話せない!」というタイプなら、不慣れな場所での海外挙式というだけで手一杯なはず。その場合には・・・。
★ 日本で結婚式のドレスをレンタル
日本で結婚式ドレスをレンタルして、海外に持ち出すという方法ができます。
【日本でレンタルするメリット】
★ 日本で好きなだけ結婚式のドレスの試着ができます。
自分の思い描くドレスをサイズの心配もなくレンタルできる点が魅力です。
きちんと準備をして手元に置いておきたい!そんな心配性の花嫁さんにもピッタリの海外挙式用ドレスのレンタル方法です。
ドレスのレンタルは現地でするパターン
反対に、海外にあまり抵抗がない新婦もいます。その場合、現地で結婚式のドレスをレンタルするプランを検討しても、現地での楽しみが増えます。
【海外で結婚式のドレスをレンタルする注意点】
・ 現地で結婚式のドレスを選ぶための、日程的な余裕を取ってください。
★ 日本人サイズのドレスがあまりない可能性もありますから、注意が必要です。
日本人に多い小柄なタイプや華奢な花嫁の場合、あらかじめ現地コーディネーターに相談の上、選択することをおススメします。
★ 日本ほどラインアップが豊富ではないケースが多いです。
世界のなかでも日本の結婚式のドレスは、ともかくデザイン豊富な特徴があるのです。日本人にとって、海外の結婚式のドレス選びは少し物足りなく感じたという体験談も少なくありません。
そのため、ドレスのデザインにこだわりがある新婦には向きません。海外での結婚式のドレスレンタルは、現地での観光のひとつとしての醍醐味、そして現地の挙式スタイルを結婚式ドレスまで、存分に楽しみたい新婦に向いています。
★ 日本でドレスを試着して、同じものを現地でレンタルする方法も。
日本で結婚式のドレスを購入してから挙式する
結婚式のドレスは、レンタルではなく購入する方法もあります。日本から海外に持ち出す場合に、様々なトラブルを避けるためにも、購入を決断する新婦も案外多いです。
【日本で結婚式のドレスを購入する魅力】
・ 予めドレスに合うアクセサリーやブーケを用意することが出来ます。
・ 自分の気に入ったドレスを、自分のサイズで用意出来るのは安心感。
・ 日本でも結婚式や披露宴を行う予定のあるカップルにも、利用できます。
何より「レンタルできなかった」などの、トラブルに巻き込まれる心配もありません。購入してしまえば、海外挙式に使用した後に、日本でのお披露目や二次会などにも利用することが出来るのでコストダウンにもなるかもしれません。
海外に持ち出す場合の保管方法に注意
結婚式のドレスは、国外に持ち出す時が少し大変です。結婚式のドレスは、とにかく自己管理で運ぶことになります。特に日本でレンタルした場合には、丁寧に運びます。特に結婚式のドレスのシミやシワには注意してください。
【結婚式のドレス、海外持ち出しの注意点】
★ 飛行機にのせる時、結婚式のドレスを小さく畳まなければなりません。
・ シワになりにくい素材や目立たない素材を予め選んでおけば安心です。
・ 畳むのはなるべくギリギリに。
・ ホテルに着いたら、すぐに広げてシワを取ります。
シワになりやすい結婚式のドレスは、このようにして防ぎます。シミに関して、特に裾は汚れがつきやすいので注意します。
会場や挙式の雰囲気に合う結婚式ドレスを選ぶ
結婚式のドレス選びで大切なのは、会場やその雰囲気に合わせて選ぶことです。
【海外の結婚式のドレスの選び方】
★ 海辺での挙式、「ビーチウエディング」
軽やかで汚れても心配がない価格のカジュアルな結婚式ドレスを選びます。
★ 格式高い教会での海外挙式「大聖堂ウエディング」
・豪華な協会の格式に合わせた、結婚式のドレスを選ぶ必要があります。
(この場合、あまりに高いと運搬にリスクが伴うため、現地でレンタルする人々が多いです。)
また気候に合わせて、ノースリーブのものや、長袖のドレスや手袋、ショールなどが必要になることもあります。特に寒さ対策はしっかり準備をしておかないと、当日バタバタと慌ててしまうことになります。
★ 寒さが予想される海外挙式では、結婚式ドレスの他に防寒対策も忘れずに。
海外に持って行く場合は機内持ち込みに
レンタルでも購入でも、海外での結婚式でドレスを持っていく際には、結婚式のドレスは機内持ち込みが一番安心です。
【結婚式のドレスを持ち出すアドバイス】
★ ドレスは絶対機内持ち込みにしてください。
基本的にドレスは個人で管理するのが鉄則です。自分のドレスは自分でしっかり守って挙式当日が迎えられるようにする必要があります。万全の体制で運搬します。
★ アクセサリーやシューズなども一緒に入れて。
★ しわ取り用のハンディアイロンなども一緒に入れておけば安心です。
結婚式のドレスとともに、小物やアクセサリーまで、当日のアイテムを全てまとめ、ひとくくりに運搬できれば、安心ですし便利です。飛行機に預けた荷物が、どこかへ行ってしまうトラブルも海外では多々あります。
忘れ物のないように入念にチェックして
海外挙式では国内に比べトラブルが起きやすく、また起きたトラブルを解決する方法が少ないです。出来るだけトラブルや忘れ物がないように、万全の準備をしておくことが大切。
【海外で結婚式のドレスのトラブルに対処する】
・ しわ取りようのハンディアイロン
・ ドレスがほつれた時のソーイングセット
・ 応急処置用の両面テープなど。
想像できるトラブルを、事前にあれこれ考え、対処できる方法に沿ったアイテムを準備して持ち歩くことをおススメします。トラブルへの対応が心配な場合は、プランナーをつけるなども結婚式への大切な準備になりますね。
いかがでしたでしょうか。海外挙式で気になる結婚式のドレス、準備のイメージはついたでしょうか。こうして見ても、憧れの海外挙式でも、日本国内ではないだけに、事前の入念な準備と対応策は必要、その心得とはズバリ「備えあれば憂いなし」。
とは言え、その「備え」に心が行き届かないのも事実。今回の記事とともに、海外挙式の体験談を多く読んでおくと、さらに万全の準備ができるはず。ともあれ、この記事を読んでいる皆さんですから、すでにリサーチしているかもしれません。
また、ある程度の英語はもちろん、海外挙式を行う現地の言葉を、いくつか覚えておくとより安心です。現地スタッフにもお世話になるため、「ありがとう」の言葉だけでも覚えてみませんか?
人生に一度きりの結婚式、思い入れのある場所で憧れの結婚式のドレスを着る。そしてトラブルも楽しい思い出に出来るような準備を、シッカリとすることをおススメします。いつまでも思い出に残るステキな結婚式になるはずです。
まとめ
海外挙式で気になる、ウエディングドレスの選び方と注意点
・自分好みのドレスを日本から持っていく
・荷物を減らして現地でドレスをレンタル
・ドレス購入なら帰国後のパーティーにも
・シワやシミに注意して海外に持ちだそう
・ドレス選びは会場や雰囲気に合わせよう
・絶対無くしたくないものは機内持ち込み
・海外挙式での忘れ物は大きな失敗のもと