就活で電話は必ず掛けるとも言える、必須事項。人生のターニングポイントはいろいろありますが、就活は相当大きなウェートを占めるもの!ここでイージーな失敗は避けたいですよね。
普段はメールやSNSが当たり前になっている現代、就活での電話となると緊張しますし、難しく感じるのも当然!就活で電話をかける機会は、OB訪問や問い合わせをする時などいろいろありますから、この時点で練習と思い積み重ねていくと、慣れていくはず。
就活の電話で失敗して、面接に向かう前から「この人はダメだな」なんて思われてしまったら、負け戦に…。反対に就活の電話で好印象を持ってもらえたら、注目してもらえるかもしれません。
せっかくのチャンス、就活の電話で失敗しては、もったいないですよね。そこで今回は、好印象を与えるために押さえておきたい、就活電話に関する7つのポイントをお伝えします。
就活電話で差を付ける!
好印象を与える7つのポイント
電話をかける際のマナーを復習
就活の電話だけでありませんが、メールやLine中心の現代で、忘れがちな就活電話マナーが時間帯。自分が電話をかけたら、リアルタイムで相手に時間を取らせることになるのです。特に会社と言うものは、営業時間がありますので注意してください。
【 就活電話マナー:時間帯 】
★ 出社前、昼休憩の時間、退社時間後は避けるのが基本ですが、その他にも、仕事の忙しい時間は避けるのが、就活電話マナー。
・ 業種によって違いがあることを考慮した時間選びがポイントです。
一般的には、開始早々の9:00から10:00、終了間際の17:00から19:00などが会社が忙しい時間帯。避けるのが無難です。
話す内容を事前に準備
就活での電話には一連の流れがあります。落ち着いていれば何の事ない簡単な流れですが、独特の緊張は落ち着きを奪うもの…。一連の流れを是非メモしておけば安心!
【 就活電話マナー:要件を伝える言葉 】
★ 細かいことですが、要件を伝える際に「~の件でお電話させていただきました。2~3分ほどお時間よろしいでしょうか。」と一言を入れるなら印象が良くなります。
・ 相手を気遣える礼儀正しさが伝わるのが、この断り。それから、担当者が不在とか忙しくて電話に出れないことも想定すると、何があってもお落ち着いた対処ができます。
何時ごろ戻られるのかを聞く、伝言をお願いする、などの対処を決め、メモをしておけば安心です。
電話するシチュエーション
電話では自分の姿や表情は相手に見えないとはいえ、不思議とどんな態度で電話しているかは伝わってしまうもの。声と言うのは、不思議と多くの情報を相手に与えるものになるのです。
【 就活電話マナー:シチュエーション 】
★ 場所は自宅がベスト。余計な騒音が入らないように、ご家族の協力が必要かもしれません。
・ さらに姿勢によって声の質はそうとう変わるため、背筋を伸ばして顎を引いて大きく深呼吸してから、ダイヤルしてみてはいかがでしょうか。
できれば、椅子に深めに腰かけて電話することをお勧めします。
言葉遣いをマスター
電話では姿が見えないため、会社としては敬語などの言葉遣いの印象は、かなりのウェートを占めます。スムーズな言葉遣いはとっさにできないもの。日頃からの意識付けは不可欠です。
【 就活電話マナー:言葉遣い 】
★ 一例ですが、「了解しました」のように、敬語だと思って使っていたものが、実は上から目線のワードである、なんてものが結構あります。
・ また「貴社」と「御社」のように書き言葉と、話し言葉が違う場合も…。社会人には必須ですので、この機会にマスターしてしまうと後々役立ちます。
会話中のマナー
【 就活電話マナー:会話中のポイント 】
★ 重要事項は復唱しメモを取ることは基本。何度も聞き直してしまうことが無いよう、集中して聞けるよう、準備をしてください。
・ さらに全体を通して、聞き取りやすいはきはきした声で話します。話ているうちに気を抜いてしまわないよう、最後まで緊張感が大切!
目的を伝えるときは簡潔に伝える、と言う能力もビジネスシーンでの重要な要素。チェックされやすい項目です。
最後に復唱とお礼をする
【 就活電話マナー:締め 】
★ 電話を切る前に、メモした重要事項を復唱するのがビジネスマナー。
・ 就活の電話は社会に出た時の様子が垣間見れるチェック項目ですので、復唱して確認すると、「しっかりした人だな」と好印象を与えることになり、一石二鳥!
復唱したらお礼を伝えて、さわやかに電話を切ってください。最後まで油断せず、お礼を伝えた後は一呼吸置くことも、ちょっとしたポイント。相手が受話器を置いたのを確認してから、電話を切るようにするのです。
電話の受け方
就活の電話では、折り返し電話してもらう時があるかもしれませんし、突然先方から約束の変更や確認の電話がかかってくることが予想されます。突然の就活電話でも、できる人という印象を持ってもらえらば、バッチリ!
【 就活電話マナー:先方からの電話 】
★ 電話がいつかかってきても良いように、重要事項を記したメモを持ち歩いておくと安心。
・ 間違えやすい就活電話マナーが「もしもし」はいらない、と言うこと。「はい、〇〇です」と、さわやかに電話に出てください。
さらに外で電話を受けた時などは特にですが、中途半端に話さないことが重要!落ち着いて話せない状況であれば、いったん出た上で、かけ直しても大丈夫です。
いかがでしたでしょうか、就活では電話を避ける訳にはいきません。現代ではSNSの発達により、まだ学生ならば、人によってはメールでさえ大変だと感じていることも…。電話となれば尚のこと、ましてや就活で掛けているのですから、緊張するのは当然!
ただビジネスシーンでは間違えのないよう、メールと電話を駆使して正確に伝えるケースがほとんど。就活での電話は確かに緊張しますが、せっかくなら今努力をして、就活電話マナーがスムーズになることで、今後も役立つに違いありません。
面接や就活で人と差を付けようと考えた時、パッと華々しいイメージを持ちがちですが、実は地道な小さなマナーの積み重ねで、選ばれることが多いのです。小さなマナーの積み重ねで、好印象を与える就活の電話をしましょう!
まとめ
好印象を与える就活電話のポイント
・業界に合わせた、余裕ある時間に電話をする
・電話で話す内容はメモを取る
・背筋を伸ばして顎を引いた姿勢で電話をする
・敬語や丁寧語は、日頃から意識して使う
・重要事項は復唱してメモを取る
・最後に重要事項をもう一度復習して、お礼を伝える
・電話が掛かってきたら「はい、○○です」と出る