就活の電話で決まり?好印象間違いなしの7つのコツ

就活の電話は見落としがちな場面ですが、声とは言え第一印象を与える、実は最も大切なポイント

大学受験が終わって、「とりあえず4年間のびのびと過ごそう!」と思っていたら…。あっという間にやって来た、自分自身の人生分岐点の大きな一つである就職活動。まだまだ就活の始めの内は、学生気分が抜けていない人々も多いものです。

けれども、冒頭で述べたように就活の電話を始めとした、最初の一歩言わばスタートダッシュでもあります。就活の電話に出るのは受付の女性…。「採用の可否には関係ないや。」そう気を緩めるケースも見受けますが、だからこそ、しっかりとチェックしている企業も少なくないのです。

就活の電話では、資料請求をして色々と企業を比較したり、企業説明会でさらに人事担当者に質問をしたり…。メールと違って具体的な話を直接できる、面接前の面接が電話での入口第一歩です。

そう考えると就活の電話こそ、緊張の第一歩。本記事では、できるだけ就活のサポートが出来るよう、就活の電話での具体的なマナーとポイントをお伝えします。

 

就活の電話で決まり?
好印象間違いなしの7つのコツ

 

明るく元気な声で話しを!

好印象を与える就活の電話。まず第一に、当たり前のことからしっかりと確認します。

【 就活の電話:明るい声 】

☆ 明るくハキハキとした、元気な声で話しをします。

・ 緊張すると就活の電話では、自分ではそうは思っていなくても、電話口で聞くと暗くてボソボソと話していることがあります。

就活の電話では、緊張していることを鑑みても、聞き取れない話し方では、イメージが非常に悪くその時点でアウトです。大手企業の入社できる倍率は非常に高く、不採用される方が多い訳です。「ちょっと違うな。」と感じさせることのないよう、良い印象を与えたいもの。

本当の自分はそんなに明るくない!アクティブな行動もそんなに…。」と躊躇してしまう人も多くいます。けれども就活の電話では話は別です。

【 就活の電話:自分を演出して 】

☆ 時にはもう一人の自分、演技をする事も大切!

・ 実は非常にコミュニケーション上手な自分が居るのかも…。これをきっかけに、また違った可能性が開けるかもしれません。

頑張って明るく元気に行動していても、その姿勢が相手にも伝わり、好印象に繋がることもたくさんあります。

 

正しい敬語を使うことがポイント

就活の電話での、正しい敬語の使い方。大学生活でのアルバイトや部活動など、先輩達と話しのなかで、ある程度は知識として自分の中に入ってきます。他人の話を聴いていても、良し悪しは自己判断でできるはず。

【 就活の電話:敬語をしっかりと 】

☆ 緊張すると間違えやすいのが、尊敬語と謙譲語の間違えです。誰に向かって何を話しているのか…。就活の電話でも慌てず、ひと言ひと言を丁寧に選びます。

また、地方から出てきた方は、方言や訛りを気にする人も多いいます。けれども、それと敬語は別問題です。方言は時には、個性であり武器になることもあります。あまりに、標準語を意識すると、それが仇となり、自己犠牲になることも。

☆ 敬語を使うことと訛りは別です。あまり訛りを気にして消極的になるよりも、それを武器にするくらいの意気込みで、就活の電話をして大丈夫です。

 

姿勢を正して話をする

就活の電話と言えども、姿勢によって相手に与える印象が変わることをご存知ですか?

【 就活の電話:姿勢を正して話す 】

☆ 姿勢を正すことで背筋が伸び発声が変わります

・ 相手に見えない就活の電話ですが、テーブルの前で頬杖ついたり、足を組んだり姿勢が悪い場合など、多くの就活の電話に対応している企業側では、声で伝わることが必ずあります。

また、気持ちもシャキッとします。人生の大きな岐路の一つですから、真剣な心構えで対応する姿勢が伝わります。

 

メモの準備は必ず!

就活の電話で、スムーズに話を進めるためには、必ずメモの用意を忘れずに。

【 就活の電話:メモの準備 】

☆ 何を話ししたいのか、要件をリストにします。

・ 就活の電話の前に、必ず聞きたいことの順番箇条書きにし、その回答を記入できるように、スペースも開けておきます。

また、新たな情報なども記入できるよう、忘れずに事前準備をしておくとスムーズです。

【 就活の電話:電話の要件 】

☆ 就活の電話では、用件はできるだけ手短がベター。

就活の電話では「このぐらいなら暗記できる」と思う気持ちは禁物です。この様にしておくことで、気持ちのゆとりがまた少し出てきます。緊張をほぐす手段の1つでもありますので、ぜひ忘れずに準備をしてください。

 

静かな場所で電話をする

好印象を与えるというよりも、ひどく周りがざわざわしていると聞きとりにくく何度も何度も同じことを聞いてしまうと、それだけで悪い印象になります。最低限のマナーを守れる環境が必要です。

【 就活の電話:環境を整える 】

☆ 就活の電話が聞きとりにくい場合…

・ 相手(企業側)はあなたの現在の居所はわかりません。落ち着いて丁重に断りをいれ、静かな場所に移動をしてから、あらためて電話をするのがベターです。

 

まず自分の名を名乗る

【 就活の電話:自分の名を名乗る 】

☆ まず最初に、自分の名前を名乗る事が大切であり、最低限のマナーです。

「もしもし…」と受ける人は多いですが、習慣になっていませんか?これは現代病とも言えます。「相手がわからない!」そんな時に使う手段ではないでしょうか。

【 就活の電話:相手企業の番号を登録 】

☆ 携帯に掛かってくることが分かっている場合には、相手企業の電話番号登録は、わかる範囲で事前に済ませておくことも、現代マナーのひとつです。

また、自宅の固定電話の場合には、日頃から名前を名乗ることを、早い段階から習慣にしておく必要があります。

【 就活の電話:タイミング 】

・ 始業直後
・ 昼休み
・ 終業直後

一般的に多忙な時間帯であるため控えます。

また、企業が休み明けの午前中なども、特に非常に忙しいことが多いので要注意です。狙い目の時間帯は、昼休み明けた後の午後2時~4時頃が、丁度良い企業が比較的多いです。

 

シミュレーションの練習

【 就活の電話:シュミレーション 】

① 「名乗る」
② 「担当者に取り次いでもらう」
③ 「要件を伝える」
④ 「挨拶をして電話を切る」

これがひとつの大きな流れです。

そこに本記事で伝えた要点をまとめれば、必ず就活の電話で好印象に繋がります。一般的に問題はないので、あとは就活の電話の場数を踏んで経験値を上げること。

経験値を上げるための準備として、友人や家族にお手伝いをしてもらい、楽しく就活の電話シミュレーション練習をする方法も一案です。相手の企業は採用人数を絞り込むため、場合によっては、就活の電話で変化球的な質問があるかもしれません。

その変化球に対応できる、臨機応変な返答が決め手になることも…。たかが就活の電話と思わずに、頭でも練習しておくとあらゆるパターンに対応できます。

 

いかがでしたでしょうか。就活の電話は心を込めて会話をすれば、メールや手紙より、実はインパクトがあるものです。就活の電話ほど、相手に伝わることが多かったと言う報告が多いのです。

話上手な人は、普段の1対1の会話と同様に、電話でも声のトーンや表情が豊かです。相手に伝わりやすい話し方…。就活の電話では、彼らの真似をして、彼らになりきってしまうのが、近道かもしれません。

就活の電話の練習前に、周りの人がどのように話をし、どのような動きをしながら電話をしているのかを観察するのも、成功する近道の1つ。ただ、失敗を怖がって緊張してしまい、なかなか思い通りにできないのが人です。

けれども失敗を重ねてやっと成功に辿り着けるのも人。就活の電話はもちろん、これからの就活において、いろんな局面は避けられません。そこからいかに自分を見失うことなく、希望の路に進むかは自分次第。失敗したことをまた次回に活かせるよう、就活の電話から始めてください!

 

まとめ

就活の電話で大切な、好印象を与える7つのコツ

・普段の自分よりも一回り、明るく元気な声で話すのがポイント
・尊敬語と謙譲語に注意して、丁寧に正しい敬語の言葉選びを
・就活の電話と言えども、気を緩ませず姿勢を正しく話をする
・就活の電話の前に、メモの用意と話す内容の整理をして万端に
・静かな場所で電話を!騒がしい場所なら丁寧に伝えて移動
・最低限の就活の電話マナー!まず自分の名前を名乗る
・電話相手の探してシミュレーション練習で、経験値を上げる


連記事