フリーターが就職しようと思い立った時、いろいろ不安になりますよね。日本ではまだまだ終身雇用第一の考えが根強く、フリーターの就職というのはあまり歓迎されません。
フリーター側も「就職活動って何をすればいいの?」というところから始めることになり、根気が必要。実際問題、就活に関しては新卒でもなかなか難しいご時世ですから、中途採用はさらに大変!
就活に関する情報もフリーター向けのものは少ないので、不安が増すことが考えられます。つまり、日本においてはフリーターが就職するという環境はまだまだ整っていないということ。
これは、不安要素ではありますが、考え方によってはチャンス!比較的新たな分野ですので、今までの方にはまり過ぎず自由な発想で就活できるということです。
そこで今回は、フリーターからの就職を応援すべく、新卒とは違う就活のコツをお伝えします。
フリーターからの就職実現!
他とは違う注意点と就活のコツ
心の準備をする
まずは、なぜフリーターを続けず就活するのかをよく整理!自分のやりたいことや将来の夢などをしっかり把握し、目的に向かって就活することがポイント。
【 フリーターの就職☆目標設定 】
★ 実は、新卒と違って既に社会で働いて社会を見たからこそ持っているしっかりした考えこそが強み!
・ この強みを自覚し、自信を持って目標設定することが成功に繋がる消すが多いのです。
応募先を決める
この段階では多くの情報を集めることに集中!新卒に比べてフリーターの就職は狭き門。フリーターが挑戦しやすい業界などもあるので、できるだけたくさんの情報を集めて「出会い」を探すことが大きなコツ。
【 フリーターからの就職☆出会いの探し方 】
★ この時、一人では偏った見方をしてしまう危険性が問題。
・ できればフリーターの就職を専門にしているアドバイザーにサポートしてもらうことで回避できたケースは多数。
確かに狭き門ではありますが、妥協を許さず、本当にしたい仕事に就けるようしっかり情報収集!意外に見つかることが多いのです。
就活のマナーを復習する
実際に社会で働いていますので、新卒よりもマナーに通じていることが期待されるはず。ただし、働く時と就活とではマナーも変化しますので、注意してください。
【 フリーターからの就職☆就活マナー 】
★ まずは身だしなみ。服装はスーツでしっかり決めつつ、面接では何よりも「表情」が大切!爽やかな笑顔を絶やさないでください。
・ 流石に既に働いている人は新卒とは違うなあ、と思わせたいもの!逆に働いていることからくる疲れが表情に出てしまうと、印象が良くありません。是非、何度も鏡を見て練習してください。
そして失敗したくないのが言葉遣い。実社会で働いている経験を、是非生かして正しい敬語を使いながら、堅苦しくならないスマートさが出せると、フリーターの強みがアピールできます。
仕事の探し方
方法は2通り、自分で探すか紹介してもらうか。自分で探すなら、求人サイトやハローワークですが、会社は多いものの応募可能な会社は少ないため、ショックを受けることも…。そこも想定して冷静に進めるのもコツのひとつ。
書かれている条件を鵜呑みにはできないケースが多いことも、予め理解していれば、心も折れにくいはず。例えば、「未経験OK」などとうたっていても、実際には未経験者を入れるつもりはない場合も…。
【 フリーターからの就職☆上手に紹介サービスを利用 】
★ 派遣会社の仕事斡旋部門などを利用すると、事前に仕事内容や条件、会社の雰囲気なども知れるので有利。
・ ただ、個人で紹介してもらう場合には、相手の立場も理解したいところ。より一層礼儀をわきまえていくことが大切です。
面接に備える
フリーターの就職の場合、新卒のようにこれからの展望ではなく、実績を面接官は知りたがります。つまり、今、どのような態度で仕事をこなしているか、どんな仕事が適正なのかを判断したいのです。
【 フリーターからの就職☆アピールポイント 】
★ ですから、バイトでの経験やエピソードを聞いてくることがあります。
・ 是非、自分なりのアピールを準備!質問に答える際には、簡潔であるよう心がけてください。
また、「何か質問はありますか」とよく聞かれますが、そこで質問できるかどうかを重視する会社も。どれだけ会社について調べてきたかという努力が見られますし、仕事の呑み込みが早いかどうかの判断基準ともなります。
何を質問するのかはなかなか難しいのですが、やる気を感じられる答弁がベスト。どんな資格を取れば役に立つか、とか、どの分野の知識が必要か、とか意欲が感じられる具体的な質問を考えてください。
いかがでしたでしょうか、フリーターの就職は狭き門ではありますが、本当に即戦力になる人材を欲しがる企業もあるはず。フリーターの就職は新卒に比べて難しい、というネガティブな方に目を向けすぎないようにするのもポイント。
フリーターの就職活動は新卒のように、いついつまでに決まらないと就職浪人になる、というように期限が切られるわけではありません。
ですからじっくり時間をかけて本当に自分に合った仕事を探せるメリットも。焦らずにコツコツと情報を集めてよく考えてはいかがでしょうか。
そういう余裕を持っていると、良い準備ができるはず。面接でも余裕があると良い印象を残せるに違いありません。
流石に今までしっかり働いてきた人は違うなあ、と面接官に感じていただきたいもの。では、フリーターからの就職を実現すべく、良い準備をして余裕を持って就活してください。
まとめ
フリーターからの就職を実現するために
・目的をしっかり持って就活する
・目的に合った企業をじっくり探す
・経験を活かしてマナーを守る
・紹介斡旋サービスの利用も一案
・余裕を持って面接に臨む