就活スーツを2着揃えるなら☆業界別に着分ける最新事情

就活スーツを2着揃えるなら☆業界別に着分ける最新事情
就活スーツは一着でも堅めのスーツを着ていれば、どんな業界でもマナー違反になることはありませんが、二着あると使い分けができて便利ですよね。ひとつの業界だけで就活をするのであれば、一種類の終活スーツだけでもいいですが、業界によって好まれるスーツは異なります。

最も安全と言われるのが、光沢のない黒の就活スーツではないでしょうか。しかし、堅めのデザインのスーツがどんな業界でもいいと思われるかというと、そうでもないのです。

金融や保険業界などでは堅めの就活スーツを着るべきです。マスコミやアパレル業界の面接でも、確かにきっちりとしたスーツを着ると安全ではありますが…。あまりにカッチリと決めていったが故に、その会社の傾向や社風とミスマッチして、周囲と比較してマイナス評価になるのはもったいないですよね。

そこで今回は、就活スーツを二着揃えるときに参考になる、業界別に好まれるスーツのマナーを、男女に分けて解説します。

 

就活スーツを2着揃えるなら☆
業界別に着分ける最新事情

 

女性編:金融、保険業界編

銀行や信用金庫などの金融業界や保険業界は、顧客からの信頼や信用が重要視される業界だけに、入社後も服装や身だしなみには厳しいとされています。そのため、就活スーツも堅めのものでなくてはいけません。

【 就活スーツ:金融業界女性編 】

★ 女性の場合は、スーツの色は黒か濃紺が好ましいため、グレーや柔らかい印象の色のスーツはNGです。

・ また、スカート丈も膝にかかるくらいがベスト。座った時に膝が丸見えになってしまうと印象が良くないため、その点にも注意して選んでください。

 

男性編:金融、保険業界編

男性で金融業界や保険業界を受ける際にも、女性同様に堅めの就活スーツでなくてはいけません。

【 就活スーツ:金融業会男性編 】

☆ スーツの色は黒か濃紺が基本!そして男性のポイントは、ネクタイ選びです。

・ 金融業界や保険業界では、ネクタイの柄は地味なものが好まれます。

チェックやドット柄はカジュアルな印象を与えてしまうため、小紋柄など若い世代には少し抵抗があるくらいのものを選ぶことをおすすめします。また、革靴は必ず黒色を選ぶようにします。

 

女性編:メーカー、商社業界編

食品メーカーや家電メーカーなどの一般的なメーカーや商社を受ける際には、女性なら派手すぎない就活スーツの色であればOKです。

【 就活スーツ:商社業界女性編 】

★ 具体的には、黒、濃紺はもちろんですが、グレーでもOKです。

・ スカート丈は、極端に短いものは良くありませんが、台形で膝よりやや短い程度であればいいとされています。

メーカーや商社の営業職などでは、地味な印象よりも溌剌、明るい印象の方がいいですから、金融業界のような堅いスーツだと「暗い」マイナスイメージを与えてしまう可能性があるため、少し柔らかめにするのがポイントです。

 

男性編:メーカー、商社業界編

男性でメーカーや商社を受ける際にも、金融、保険業界と同じような就活スーツだと、少々まじめすぎる印象を与えてしまいますから、柔らかめの印象を重視するのがポイント。

【 就活スーツ:商社業界男性編 】

☆ 黒のスーツももちろんいいですが、濃紺やグレーでもOKです。

・ ネクタイの柄は、チェックや斜めのラインが入ってるデザインが無難です。

ピンクや黄色などの奇抜な色は、面接官によっては「場違いだ」と思われる可能性もありますから、ブルー系やベージュ系などのオーソドックスな色合いを選んでおくと良いです。

 

女性編:広告代理店、マスコミ業界編

女性で広告代理店やテレビ局などのマスコミを受ける場合には、就活スーツで個性を出した方が面接官の印象に残ります。

【 就活スーツ:広告代理店女性編 】

★ 無地ではなくストライプ柄でスマートな印象を与えたり、パンツスーツでバリバリキャリアウーマンの気質があるという印象を与えるのもアリの企業も!

・ シャツは襟なしのものでもいい場合もあります。

金融業界やメーカーだと髪留めは黒いゴムが無難ですが、マスコミであれば、クリップなどで髪をまとめるのもアリです。ファッションセンスでも人柄を見られていますので、自分らしさを就活スーツに活かすのです。

 

男性編:広告代理店、マスコミ業界編

男性で広告代理店やテレビ局などのマスコミを受ける場合には、就活スーツの色はメーカーや商社同様に濃紺、グレーなどの色はもちろん、ストライプなどの柄ありもOKな企業も見受けられます。

【 就活スーツ:広告代理店男性編 】

☆ 見た目にスマートな印象を与えることがポイントですから、スーツのシルエットも若干であればトレンドを意識して細身のモノを選んでも良いです。

・ また、ワイシャツは白であればボタンダウンやステッチなど襟にデザインが入っていてもOKかもしれません。

ただし、ネクタイにブランドものや過剰に派手なデザインを選ぶのは、控える方がベター。あくまでも自己満足ではなく、「相手に好印象を与えられるか」という観点でスーツ選びをするのがポイントなのです。

 

いかがでしたでしょうか、就活スーツはこれといった一つの正解はありません。会社や業界にはそれぞれ大切にしていることや向き合うお客様が異なりますから求められる人物像も異なるのです。

就活スーツにルールがあるなんて、面倒だと思う人もいるかもしれませんが、面接官は受験生の人柄も見ようとします。そこで服装も重要な手がかりとなるのです。

就活スーツにどのようなものを選ぶのか、ということも、その人のセンスやマナーに対する姿勢を表します。肝心なのは、就活スーツそのものではなくどのようなスーツを選ぶような人なのか、なのです。

ただ単にこの業界はこのスーツと覚えるのではなく、業界ごとに仕事内容を思い浮かべ、それに相応しい服装な何なのかと想像します。

そうすると、おのずと、どのような就活スーツを着るべきなのかはわかってくるはず。今回解説したような就活スーツのルールを参考に、二着の就活スーツを揃えちゃいましょう!

 

まとめ

業界別に異なる就活スーツ事情とは

・女性で金融や保険なら黒や紺が必須、スカート丈は長めにする
・男性で金融や保険なら濃紺スーツがおすすめ、ネクタイも地味に
・女性でメーカーなら派手すぎない色のスーツならOK
・男性でメーカーならネクタイは多少カジュアルでもOK
・女性でマスコミならパンツスーツで個性を出すのもあり
・男性でマスコミならストライプなど無地でなくてもOK


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