皆さん葬儀に呼ばれたときには喪服をきて参加するかと思います。葬儀は頻繁に呼ばれるものではないので急に葬儀に参加することになり喪服スーツを着ていこうとした時に「これで大丈夫かな」と心配になってしまう方も中にはいるかと思います。
葬儀に自分がこれで大丈夫だと思った服装で参加したら実は服装マナーがなっていなくて周りの人に白い眼で見られてしまった。なんてこともあり得ます。
今回は葬儀に喪服スーツを着ていく際に失礼のない服装マナーで参加出来るように服装のマナーを7つご紹介していきたいと思います。急に葬儀に呼ばれて葬儀で恥をかかないように頭の片隅に入れておくといいかと思うので是非参考にしてみてくださいね。
喪服スーツどうする?
葬儀で失礼のない服装マナーを解説
肌はあまり見せない
葬儀ではあまり肌を見せないことが常識です。夏のとても暑い時に長袖を着るのは嫌だという方も半袖はマナー違反になってしまうので5分丈のものにしましょう。暑いからといって肌をたくさん出してしまうと周りから白い眼で見られてしまうので気を付けてくださいね。スカートの場合もストッキングは黒にして肌を出さないのが原則です。
コートは葬儀会場にはいる前に脱ぐ
冬の寒い時期の葬儀になると多くの人が喪服スーツの上にコートを着て会場まで来るかと思います。コートを着ることはマナー違反にはなりませんが葬儀会場に入る前に必ず脱いでください。屋外テントなどで葬儀を行う場合はお焼香の時にコートを脱いでいれば葬儀で来ていても問題ありません。
ブラックスーツ
スーツを着ていくときにはブラックの無地のスーツにしましょう。中にはブラックだからといってストライプなどの柄が入ったものでも大丈夫だと思う方もいるかと思いますが基本的に柄が入ったスーツはマナー違反になってしまいます。これは男性にも女性にも言えることです。男性はネクタイをしていくかと思いますがネクタイも黒の無地のものにしてください。
遺族よりも格式が高いものは控えて
葬儀に参加するときに遺族より格式が高い礼服は基本的にNGです。自分が遺族ではない時にはなるべく正喪服は控えて準喪服や略喪服を着用していくようにしてください。正喪服しか持っていないという方は急な葬儀に慌てないように準喪服を用意しておくといかもしれません。準喪服を持っていないからといって正喪服で参加するのはやめましょう。
バッグは黒のもの
多くの人はバッグが黒のものではないといけないということはわかっているかと思いますが見た目が黒のバックでバッグを開けたらカラフルになっているというものはNGです。
葬儀に持っていくバッグは外見も中も黒でないといけません。人目のつくところでバッグを開けないからと中がカラフルなものを使う方もいるかと思いますがふとした時に中の色を周りの人に見られてしまう可能性があるので気を付けてくださいね。
毛皮や皮のものはNG
寒い時にコートやマフラー、手袋を着用していく方は非常に多いかと思いますが毛皮や皮のコートやマフラー、手袋はマナー違反になってしまいます。毛皮や皮は殺生をイメージするものと言われているので葬儀にはふさわしくありません。また葬儀会場に入る前にこの3点は必ず外してください。
靴は黒のもの
靴は光沢のない黒のものにしましょう。また飾りや金属かついたものもNGです。光沢があるものは先ほどと同じように殺生をイメージさせるためマナー違反とされています。また女性の場合ヒールのあるものを履く方も多いかと思いますがヒールの高さは3cmまでのものにしてくださいね。
いかがでしたでしょうか。
このように葬儀での服装マナーは意外とたくさんあります。今回ご紹介したものの中で自分か今まで大丈夫だと思っていたものが入っていたという方も中にはいるかと思いますが葬儀での基本は黒か白です。
またたくさんの細かいマナーもたくさんあります。今回は7つの服装マナーをご紹介していきましたが、他にもワイシャツは白の無地の物、ハンカチは黒、白、灰色などの明るくない色などまだまだたくさんの葬儀での服装マナーがあるのできちんと把握して葬儀で恥をかかないようにきちんとしたマナーの服装で参加してみてください。
また服装以外でも葬儀にはたくさんのマナーがあります。きちんとしたマナーで参加して失礼のないように心がけましょう。
まとめ
喪服スーツどうする?葬儀で失礼のない服装マナーを解説
・肌はあまり見せない
・コートは葬儀会場に入る前に脱ぐ
・ブラックスーツ
・遺族よりも格式が高いものは控えて
・バッグは黒のもの
・毛皮や皮のものはNG
・靴は黒のもの