社会人の方ならば、一般的にスーツでいる時間の方が長いでしょう。ゆえに、スーツ姿を女性に見られることの方が多いと思います。実際、男性のスーツ姿を好きな女性の方は多いものです。しかし、スーツ選びに無頓着な男性が多いのも事実です。そこで、今回はスーツの選び方のポイントについて紹介したいと思います。
しっかり選んでいる人間が少数派な分、少し力を入れて選ぶだけで他の人間と大きく差を開けられますよ。特に各種パーティは男女の出会いの場となることも多いですから、一つ一つ確実に押さえていきましょう。
パーティーに着ていくスーツを
選ぶときのポイント7つ
その1:適切なサイズを選択する
まずは、サイズです。多くの人がやってしまいがちなのが、体型を隠すために大きめのサイズを選んだりすることです。これではせっかくの良いスーツもシワができたりして長持ちしませんし、何よりダサいです。
体型を隠したいならば、明るめのジャケットを選ぶ方法や縦にストライプの線が入ったパンツを選択する方法など、他に方法があります。パーティにヨレヨレのスーツを着ている男性が魅力的なはずはありません。決して、サイズで体型をごまかす方法はとらないようにしましょう。
その2:目的に応じて選択する
パーティスーツと一口に言っても、用途は千差万別です。ビジネススーツも相手によって選択することを考えれば、パーティスーツも各種目的に応じて選択することも自然なことですね。
結婚式の招待時はブラックスーツが一般的ですし、高校の卒業式などの際は細めのスーツがトレンドです。結婚式の二次会の際は少しカジュアルなものが良いですし、謝恩会などにはデザイン性の高いスーツが好まれます。
スーツ選びの際は、第一に自分がどのパーティに参加するのかを鑑みて、スーツを選ぶようにしましょう。
その3:生地の選択は大きなポイント
スーツと言えば、生地で決まると言っても過言ではありません。実際、ウール、麻、コットン、カシミアなど、実に多彩な選択肢があります。
選ぶ際のポイントとしては、冬場ならば暖かいウール、夏ならば涼しい麻、などと季節に応じて選択する方法。他には価格面からの選択。例えば、コットンはお手軽な価格なので、多くのスーツに使われており、選択肢が多いです。着心地で選ぶならば、カシミアは抜群です。冬の寒い時期にも対応できます。
少し変わったものならば、ヴィキューナと呼ばれるラクダの毛を使ったものもあります。こちらはビジネスシーンには向きませんがパーティならばOKですし、品質は最高級クラスです。
生地によって織り方も変わりますし、他にも色々ありますので、あなたの好みから選択すると良いでしょう。
その4:予算を考慮する
目当ての物が見つかっても先立つものが無ければ手に入れられないのが世の中の辛い所ですね。実際、多くの方が財布と深く相談して購入するパーティスーツを決めていると思います。
これに合わせて、スーツの価格帯も30,000円~300,000円と実に幅があります。ただ、年齢が若いのならばまだしも、20代後半~30代になろうと言う大人があまりに安いスーツも考えものです。
オーダースーツも30,000円台からありますから、購入の際は頭に入れて置きましょう。
その5:オーダーについて知る
オーダースーツと言えば憧れの的ではありますが、多くの人が高嶺の花のイメージをお持ちでは無いでしょうか?ですが実際は、上述したように手の届く価格からあるのですね。なので、オーダーについても知っておきましょう。
まず、オーダースーツには大きく分けて二種類あります。パターンオーダーはいくつかの形式パターンからの選択、フルオーダーは文字通り一から作ります。
前者は型から選ぶ分少し安くなっていますので予算の無い場合はこちらを選択するといいでしょう。後者は一から作る分、完成後の補正が必要無く、体型が変わらなければ一生着れます。一生ものと考えれば、それほど高価格でもない様に感じますね。既製品には無い自分だけのスーツには愛着も湧きますよ。
その6:試着時の最大ポイントを理解する
試着せずにスーツを購入する人はいないと思いますが、試着時のポイントについては、しっかり理解されているでしょうか?最大のポイントは肩幅です。大きければ格好悪いですし、小さくても背中にしわができてしまい不格好です。自分の肩幅にあったものを選択しましょう。
また、お店によって若干サイズが異なる場合がありますので、必ず試着して購入するようにしましょう。
その7:良いものを選ぶ
最後にパーティスーツを選ぶ最大のポイントについて説明します。それは良いものを選択することです。人間どうしても少しでも安いものをと考えがちです。しかし、安いものはやはり安いなりのスーツです。
高価格のブランドスーツの全てが良いとは言いませんが、やはり「大人」ならばそれなりのものを身に付けるべきでしょう。安っぽいスーツが加点になることはありませんので、「良いスーツを選ぶ」というのを思考のベースに持ってくるようにしましょう。
如何でしたでしょうか。
男性のパーティスーツと言うと選択肢が無いように感じていた人も多いでしょう。実際、女性のパーティドレス程の選択肢はありませんが、男性のスーツもしっかり探せば全く選択肢が無いわけではないのですね。
女性と違い、男性はどの催しも同じスーツの方が少なくありません。しかし、これではいけません。しっかりとパーティスーツにもこだわり個性を発揮すべきでしょう。21世紀は個人の時代です。まだまだ、拘る人が少ない分、少しの努力で差を付けることができますよ。
まとめ
パーティーに着ていくスーツを選ぶときのポイント7つ
その1:適切なサイズを選択する
その2:目的に応じて選択する
その3:生地の選択は大きなポイント
その4:予算を考慮する
その5:オーダーについて知る
その6:試着時の最大ポイントを理解する
その7:良いものを選ぶ